2020年07月23日 中国で史上最大の長雨、温暖化で今後も水害は増える孤立した長江流域の町 画像引用:重慶洪水被害、ネットユーザーが相次ぐ動画投稿 当局は「逮捕」と言論統制 (2020年6月24日) - エキサイトニュースhttps://www.excite.co.jp/news/article/EpochTimes_58621/ 三峡ダムは持ちこたえるか 日本では6月と7月に九州などで梅雨の大雨被害があったが、今年は世界的に大雨となっている。 特に中国は5月から長雨が続き443の河川が氾濫し、33の河川では過去最高の水位を記録した。 氾濫した河川の大半は揚子江の支流で、揚子江にある三峡ダムの水位は危険なほど上昇している。 三峡ダムの貯水量が河川氾濫を防止するのにまったく足りていないのを意味している。 ネットニュースやSNSでは三峡ダムが決壊するのではないかと不安を煽る書き込みが見られる。 6月以降中国南西部31省のうち、26省で洪水が発生し3,800万人が被災し224万人が緊急避難し経済損失は5,000億円に達した。 三峡ダムの貯水量は30億トンもあるが、琵琶湖は平常時に275億トンなので琵琶湖の1割程度に過ぎない。
中国の湖としてもそう大きな規模ではなく、洪水時の貯水という意味では過大な期待はできない。 ダムは上から水があふれると決壊の恐れがあるので放水するが、三峡ダムも貯水量を超えないよう放水している。 今後も世界で水害は増え続ける 三峡ダムの制限水位は145メートルだが、下流で氾濫が相次いだため、制限を超えて貯水している。 放水装置が故障しない限り、三峡ダムそのものが氾濫や決壊する事態は起こりえない。 6月22日に三峡ダムの水位は162メートルになったが、さらに水位が上昇したらそれ以上の貯水を辞めるでしょう。 その結果下流の水域では大洪水が起きるが、三峡ダムがため込んだ水を下流に放水する訳ではない。
こうした世界的な大雨は地球温暖化が原因と言われていて、日本の大雨の原因も地球そのものの温暖化が影響している。 大気が温暖化すると海水温も上昇し、海水の蒸発量が多くなり、気流に乗ってどこかに雨として降る。 インド洋あたりで蒸発した水蒸気が日本や中国に梅雨をもたらすとされています。
これからも地球温暖化は進むので海水の蒸発量も増え、地球全体の雨量も増え続けます。 雨が局所的に短期間に降ると豪雨になり、分散して降れば普通の雨になる。 今後も日本や世界で豪雨の頻度が増加するのは避けられないでしょう。
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