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マリー・ラフォレ 『La plage 浜辺(夜霧のしのび逢い)』
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/553.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 3 月 11 日 11:44:00: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: ポピュラー音楽の世界 投稿者 中川隆 日時 2020 年 2 月 12 日 00:17:21)

マリー・ラフォレ『La plage 浜辺(夜霧のしのび逢い)』



Marie Laforet - La plage (26.12.1967)


Marie Laforêt - La plage 1964


Marie Laforêt La plage




▲△▽▼


La plage     浜辺(夜霧のしのび逢い)


Quand sur la plage
Tous les plaisirs de l'été
Avec leurs joies
Venaient à moi
De tous côtés 注1
L'amour offrait l'éternité
A cette image
De la plage ensoleillée.


  浜辺で
  夏の歓びがすべて
  その楽しさとともに
  わたしのところに
  あらゆるところから
  やって来たとき
  愛は永遠を与えた
  太陽の降り注ぐ浜辺の
  このすがたに。


C'est bien dommage
Mais les amours de l'été
Bien trop souvent
Craignent les vents
En liberté
Mon cœur cherchant sa vérité
Vient fair' naufrage 注2
Sur la plage désertée.


  でも 残念なことに
  夏の恋は
  しばしば
  自由の風を恐れる
  わたしの心は
  自身の真実を求めて
  難破してしまう
  人気のない浜辺で。



Le sable et l'océan
Tout est en place
De tous nos jeux pourtant
Je perds la trace
Un peu comme le temps
La vague efface
L'empreinte des beaux jours
De notre amour.


  砂と海は
  すべてもとのまま
  でも わたしたちの戯れすべての
  足跡をわたしは失う
  時のしぐさにちょっと似て
  波は
  私たちの恋の
  美しい日々の痕跡を消す



Mais sur la plage
Le soleil revient déjà
Passe le temps
Le cœur content
Reprends ses droits 注3
A l'horizon s'offre pour moi
Mieux qu'un mirage
Une plage retrouvée
Mieux qu'un mirage
C'est la plage ensoleillée.


  けれど浜辺には
  太陽がすでに戻り
  時が経ち
  満たされた心は
  元通りに立ち直る
  水平線には わたしのために
  幻影よりも好ましい
  かつての浜辺が現れる
  幻影よりも好ましいもの
  それは陽の降り注ぐ浜辺


http://chantefable2.blog.fc2.com/blog-entry-429.html
 

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コメント
1. 中川隆[-12826] koaQ7Jey 2020年3月11日 11:45:57 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[724] 報告

マリー・ラフォレ(フランス語: Marie Laforêt, 1939年10月5日 - 2019年11月2日)は、フランス出身の女優、歌手である。
本名はマイテナ・ドゥメナク(Maïténa Doumenach)。
1978年以降ジュネーヴに在住し、スイス国籍となっている。


南仏ジロンド県スーラック=シュル=メール(Soulac-sur-Mer, オック語: Solac)生まれ。本名のマイテナはバスク語で『愛されるもの』を意味する。姓のドゥメナクは、父がカタルーニャ系であることを示す。

1959年に姉の替わりに出場したラジオのタレントコンテスト "Naissance d'une Etoile"(スター誕生)で優勝した時にルイ・マル監督に見いだされる。

ルイ・マル監督の作品に出演するチャンスを掴むが、プロジェクト自体がなくなってしまう。しかし、デビュー作となったルネ・クレマン監督の『太陽がいっぱい』でアラン・ドロンの相手を演じて一躍フランスのアイドルとなる。

1960年にヌーヴェルヴァーグの映画監督ジャン=ガブリエル・アルビコッコと結婚、彼の監督作『金色の眼の女』などに出演した。1児をもうけるが、1971年に離婚した。

同年、アラン・カーン=スクリーベルと再婚、3人の子供をもうける。

シャンソン歌手としても活躍し、何枚かアルバムを出している。

舞台は、1968年にデビュー。その後は朗読公演などはこなしていたが、1996年ファニー・アルダンから引継ぎロマン・ポランスキー演出による《マスター・クラス》でマリア・カラス役に挑む。これが注目され、99年にはディディエ・ロング新演出による同作を演じて2000年モリエール賞最優秀女優賞にノミネートされ、2009年の再演でも再び候補となった。

2019年11月2日、ヴォー州ジェノリエ(英語版)で死去。80歳没。


主な出演映画

太陽がいっぱい(Plein soleil, 1960年)
赤と青のブルース(Saint Tropez Blues, 1961年)
金色の眼の女(La Fille aux yeux d'or, 1961年)
素晴らしき恋人たち(Amours célèbres, 1961年)
女は夜の匂い(À cause, à cause d'une femme, 1963年)
ジャガーの眼(Marie-Chantal contre le docteur Kha, 1965年)
国境は燃えている(Le Soldatesse, 1965年)
J=P・ベルモンドの警部(Flic ou voyou, 1979年)
ソフィー・マルソー/恋にくちづけ(Joyeuses Pâques, 1984年)
宝庫 (Le Pactole, 1985年) シネクラブ上映
タンゴ ガルデルの亡命(Tangos, l'exil de Gardel, 1985年)
世界で一番好きな人 (Dis-moi oui, 1995)
ティコ・ムーン(Tykho Moon, 1997年)
プレイバック (Héroïnes, 1997)
https://ja.wikipedia.org/wiki/マリー・ラフォレ


▲△▽▼


マリー・ラフォレ Marie Laforet
フレンチ・ポップの孤独な歌姫

 日本では歌手としてよりも女優としての方が圧倒的に有名だろう。「太陽がいっぱい」('60)のマルジュ。どこか神経質そうで繊細な美しさを持った人で、白鳥のように細い体と吸い込まれそうなくらいに大きな瞳が一度見たら忘れられないインパクトを残す。そのアンニュイな雰囲気は歌声にもよく表れている。

 決して歌唱力に恵まれた人ではないが、そのか細くて寂しげな歌声は時として痛々しいくらいに鬼気迫るものがある。ロマンティックで切ないバラードを歌わせたら天下一品だが、“Les vendanges de l'amour”('63)のようなフワフワとしたドリーミーでキュートなポップ・ナンバーなんかもとてもいい。エレガントで美しいフレンチ・ポップを聴きたいという人には是非ともオススメしたいアーティストだ。

 フランスのガール・ポップというと、どうしてもFrance GallやSheila、Sylvie Vartanのようなイエ・イエ・ガールやFrancoise HardyやJane Birkinのようなウィスパー系、Charlotte Gainsbourgのようなロリータ系なんかが連想されるが、マリー・ラフォレはそのいずれにも属さない孤高のポップ・ヴォーカリストのように思う。

 確かに系統としてはウィスパー系に近いのかもしれないが、圧倒的に少ない声量を振り絞ってドラマチックなバラードを歌う姿はある意味シャントゥーゼである。その声は無機質にも聴こえるが、ストレートに感情をぶつけてくる歌唱法はただのウィスパー系では決してない。それはまるで、ナイーブでちょっとひねくれた繊細な少女のようである。ストーンズの「黒くぬれ」のカバーで聴かせる歌声のドロドロとした切れっぷりなどは、ほとんどパンク少女そのもの。かわいくて綺麗なお人形さんであることに居心地の悪さを感じている、そんな聡明で多感な女性の不安定さこそが彼女の大きな魅力と言っていいだろう。

 1939年10月5日、フランスはスーラック・シュル・ラメールの生まれ。カンヌ映画祭の新人コンクールに出場してスカウトされ、「太陽がいっぱい」で映画デビューするというシンデレラ・ガールだった。「金色の眼の女」('61)ではタイトル通り金色の眼を持った不思議な女性を演じ、かなり強烈なインパクトを残した。ただ、本人は少女時代から歌手を志していたようで、「赤と青のブルース」('60)で主題歌“Saint-Tropez Blues”を歌ったことをきっかけに音楽活動に目覚めるようになる。

 本格的な歌手デビューは1963年。女優が歌を歌うというのは片手間になりがちのように思えるが、何故かフランスではJeanne Moreauから最近のArielle Dombasleまで“歌う女優”の伝統みたいなものがある。彼女の場合もかなり本格的に音楽活動に取り組んでおり、それだけにヒット曲も多い。中でも、Andre Popが作曲した“Manchester et Liverpool”('66)は、彼の代表作にも数えられるほどに有名な1曲。さらに、60年代末からは女優業を半ば引退し、歌手に専念するようになった。

 80年代半ばくらいからは女優としてもスクリーンに頻繁に顔を出すようになり、比較的最近(といっても10年近く前だが)ではエンキ・ビラル監督の「ティコ・ムーン」('97)に出演している。とても痩せている人なだけに老けるのも早く、「デザート・オブ・ファイアー」('97)なんか殆ど化粧してなかったもんだから、注意して見てないと全く気付かないくらいシワシワのお婆さんになってしまってるのがちょっと寂しかった。

 歌手としては1993年にリリースしたアルバム“Reconnaissances”以来新作をリリースしていない。
http://angeleyes.dee.cc/marie_laforet/marie_laforet.html

2. 中川隆[-12831] koaQ7Jey 2020年3月11日 12:03:01 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[722] 報告

2015 08.04
浜辺(夜霧のしのび逢い) La plage
http://chantefable2.blog.fc2.com/blog-entry-429.html

クロード・チアリ Claude Ciari のギター演奏でお馴染みの「夜霧のしのび逢い」。
この曲のオリジナルは、フランスのハワイアンバンドの作曲者兼ギタリストであったベルギー人のジョー・ヴァン・ヴェッター Jo van Wetter が1964年に作りロス・マヤス Los Mayas というバンド名でギターのインストルメンタル曲として演奏した「浜辺 La playa」という曲です。Los Mayasは同年来日。

Los Mayas - La Playa



また同年、クロード・チアリClaude Ciariのカヴァーが45ヶ国でヒットし、フランスのACCディスク大賞を受賞。

Claude Ciari - La playa (1964)


そして同年、女優のマリー・ラフォレ Marie Laforet が歌う3ヶ国語のヴァージョンが作られました。

ピエール・バルー Pierre Barouh がもじどおり浜辺での恋の物語にしたのがフランス語ヴァージョン「浜辺La plage」。

Marie Laforêt La plage


フランシスコ・カレーラス Francisco Carreras の作詞したスペイン語ヴァージョンLa playa も浜辺での恋の物語。

MARIE LAFORET - La playa


ダニエレ・パチェ Daniele Pace の作詞したイタリア語ヴァージョンE se qualcuno s'innamorerà di meは、オリジナルがギター曲だということで、まだ見ぬ恋人を待ちわびるギタリストの話にしています。

Marie Laforêt - E Se Qualcuno Si Innamorerà Di Me


この曲がギリシャ映画「夜霧のしのび逢いThe Red Lanterns」(1963年)のテーマソングだとされることが多いのですが、この曲と映画とはもともとは無関係で、日本でのみ、クロード・チアリの演奏を映画の随所に使用して公開されたというだけだそうです。

そして、岩谷時子が、「夜霧のしのび逢い」という邦題で、映画の情景さながら、夜霧のたち込める裏町での不幸な恋をあらわした日本語の歌詞を付け、グラシェラ・スサーナなどが歌いました。
http://chantefable2.blog.fc2.com/blog-entry-429.html
3. 中川隆[-12830] koaQ7Jey 2020年3月11日 12:09:41 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[723] 報告

夜霧のしのび逢い クロード・チアリ UPC‐0012




『夜霧のしのび逢い』( Τα κόκκινα φανάρια、英題: The Red Lanterns)は、1963年に製作されたギリシャ映画。
ギリシャの港町ピレウスを舞台とした娼婦たちの物語。モノクロ作品。

1965年の日本での公開にあたり、クロード・チアリによる大ヒット曲「La playa」が主題曲に差し替えられ、邦題「夜霧のしのび逢い」として日本国内で流行したことでも知られる。


ストーリー

港町の娼館に身を置くエレニには、身元を明かさないまま交際している恋人ペテロがいた。同僚の他の娼婦たちも客として出会った男などと恋に落ち、公娼制度が廃止されて娼館を立ち退く日まで、それぞれの再出発への情愛と哀愁のドラマがあった。

エレニに好意を持っていた支配人のミハイルは、彼女に娼館とは縁のない恋人がいるのを知ると嫉妬し、ペテロに彼女の正体をばらしてしまう。そしてペテロは彼女のもとを去っていく。

みんなが娼館を引き払う日がやってきた。そこへエレニとやり直す決意をしたペテロが現れて再会する。二人は抱き合って愛を誓う。最後に掃除婦のカテリーナがともに老いた恋人と歩いて歓楽街を去っていく[1]。



キャスト

エレニ・ニクレスク - ジェニー・カレツィ(英語版)
ミハイル - ジョージ・ファウンダス(英語版)
ペテロ - ディミトリス・パパミカエル(英語版)
アンナ・ゲオルガンタ - アレクサンドラ・ラディコウ(ギリシア語版)
ニコラス船長 - マノス・カトラキス(英語版)
マリー・パナ - マリー・クロノプルー(英語版)
アンジェロ - フェドン・ヨルギツィス(英語版)
マダム・パリ - デスポ・ディアマンティドゥ(英語版)
カテリーナ - イロ・キリアカキ(ギリシア語版)
老人 - ノチス・ペルヤリス(英語版)



スタッフ

監督:ヴァシリス・ジョルジアディス(英語版)
脚色:アレコス・ガラノス
原作戯曲:アレコス・ガラノス
撮影:ニコス・ガルデリス(ギリシア語版)
音楽:スタヴロス・サルカコス(ギリシア語版)
https://ja.wikipedia.org/wiki/夜霧のしのび逢い

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