★阿修羅♪ > 近代史4 > 375.html
 ★阿修羅♪
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
ニーチェが耽溺したワーグナー トリスタンとイゾルデの世界
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/375.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 2 月 29 日 02:22:41: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: ニーチェの世界 投稿者 中川隆 日時 2020 年 2 月 27 日 19:53:18)


ニーチェが耽溺したワーグナー トリスタンとイゾルデの世界


Wagner - Tristan und Isolde - Prelude and Liebestod (Furtwängler - Berlin Philharmonic,1942)



Furtwangler: Tristan und Isolde Prelude
Berlin Philharmonic, Wilhelm Furtwangler
Live Recording, April 27, 1954





Wilhelm Furtwängler - Prelude: Tristan und Isolde, Act 3




Tristan und Isolde Braun Treptow Klose Knappertsbusch Munich 1950 LIVE



Wagner - Tristan und Isolde / New Mastering + Presentation (Century's recording : W.Furtwängler)



 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 中川隆[-13359] koaQ7Jey 2020年2月29日 02:24:09 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[160] 報告

ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/811.html

ワーグナー 舞台祝典劇 「ニーベルングの指輪」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/812.html

ワーグナー 楽劇「パルジファル」
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/813.html  

2. 中川隆[-13058] koaQ7Jey 2022年5月24日 18:33:24 : tAXHicUgKA : dy9hWEQ5bm94OFU=[5] 報告
ワーグナーの名曲


最美の音楽は何か? _ ワーグナー『オペラ さまよえるオランダ人』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/613.html

▲△▽▼

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『タンホイザー序曲とヴェーヌスベルクの音楽』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/382.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『3幕からなるロマン的オペラ タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/619.html

▲△▽▼

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『ロマンティック・オペラ ローエングリン』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/612.html

▲△▽▼

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『ニュルンベルクのマイスタージンガー 前奏曲』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/377.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/611.html

▲△▽▼

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『舞台祝典劇 ニーベルングの指輪』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/386.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『楽劇 ラインの黄金』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/618.html

▲△▽▼

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『ワルキューレ 第1幕』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/371.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『ワルキューレの騎行』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/372.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『ヴォータンの告別と魔の炎の音楽』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/373.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『楽劇 ワルキューレ』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/617.html

▲△▽▼

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『トリスタンとイゾルデ 第1幕への前奏曲とイゾルデの愛の死』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/378.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『楽劇 トリスタンとイゾルデ』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/387.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『ヴェーゼンドンク歌曲集』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/614.html

▲△▽▼

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『楽劇 ジークフリート』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/616.html

▲△▽▼

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『神々の黄昏 夜明けとジークフリートのラインへの旅』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/374.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『神々の黄昏 ジークフリートの死と葬送行進曲』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/375.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『神々のたそがれ 第3幕 ブリュンヒルデの自己犠牲とフィナーレ』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/376.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『楽劇 神々の黄昏』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/615.html

▲△▽▼

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『ジークフリート牧歌』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/194.html

▲△▽▼

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『パルジファル 第1幕前奏曲』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/384.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『パルジファル 聖金曜日の音楽』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/383.html

最美の音楽は何か? _ ワーグナー『舞台神聖祝典劇 パルジファル』
http://www.asyura2.com/21/reki6/msg/385.html

3. 中川隆[-13010] koaQ7Jey 2022年7月15日 07:59:49 : CahJLlozkc : aW9RV2JaQ0lwSi4=[3] 報告
「音楽&オーディオ」の小部屋
一度は行ってみたかったバイロイト音楽祭
2022年07月15日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/21f404cc4182bc13c14c4323814e05fb

現役時代にときどき夢想していたのがクルマでの日本一周旅行だったが、今となっては健康の問題もあってとうてい叶わぬ夢となった。

そして海外に目を転じると何といっても「バイロイト音楽祭」だったが、これはもはや絶望の域へ(笑)。

せめて、昔の記事で渇きを癒そう。

いつも新聞のセンセーショナルな見出し広告に釣られて読むものの、期待を裏切られてもう買わないぞと誓うのだが、ほとぼりが冷めるとつい手が出てしまう月刊誌「文藝春秋」。

   

ただし、今回の10月号はそれなりの意義があった。なぜなら作家の村上春樹さんが特別寄稿されていたからで、そのタイトルは次のとおり。

バイロイト日記「至るところにある妄想」〜この夏、ドイツでワーグナーと向き合って考えたこと〜

ワーグナーにはモーツァルトほどの興味はないが、それかといって絶対に無視できない存在だし、何せ村上さんの文章なのでこれは買わざるを得ない(笑)。

ワクワクしながら70頁ほどを一気に読ませていただいたが、期待に違わぬ内容だった。

おそらく生涯のうちにもはや行くこともないであろう「バイロイト音楽祭」の雰囲気にチョッピリ浸れた気分になっただけでもとてもありがたい。

読まれた方も多いと思うが、自分のために概要(抜粋)を記録しておくとしよう。

村上氏のご訪問時期は2019年7月下旬の暑い盛りのことで日記風に綴られている。

✰ ドイツの新聞社の依頼により、「実際にワーグナーのオペラを観劇して原稿を書いてくれ」という依頼がこの春に飛び込んできた。スケジュールの都合により一度は断ったものの、指揮者が「ティーレマン」と聞いて段々と心変わりしてしまった。

✰ 劇場に着いてみると全体に漂っているのは間違いなくコンサヴァティブな雰囲気である。要するに見るからに裕福そうな身なりのドイツ人たちが国中からこの南ドイツの標高500mほどの山あいにある小都市に参集してくるわけだ。

おおかたは中高年ばかりで若い人たちには切符も高いし、敷居も高いのだろう。劇場には冷房装置が付いておらず(なにしろ基本的に140年前に建てられたままだから)扇子でもないとたまらない。

✰ 劇場の客席は2000ほどだがぎっしり満員で、すし詰め状態。何しろ席が狭くて一度腰を下ろしたらもう外には出られない。

✰ 大きな蓋を上から被せられたようなかっこうで客席からは見えなくなっているオーケストラ・ピット。その音がいったん板張りの壁にぶつかって跳ね返り、客席に響き戻ってくる。

✰ まるで地の底から音がわき上がってくるような、特別な響きがそこに生まれる。その音響を地上で受け止め、混然一体として混じり込む強力な歌唱と合唱。

✰ その混じり合いが、現実の世界とは成り立ちの異なるもう一つの新たな空間を、我々の眼前に鮮やかに浮かび上がらせる〜世界の呪術的移動。

✰ 個々の歌手の歌唱ももちろん素晴らしいのだが、聴衆の心にもっとも強く迫ってくるのは、何といってもこの得も言われぬ一体感だろう。

✰ 音楽とドラマを対等に組み合わせようとしたワーグナーの世界観が、そこには見事に具現されている。

✰ あたかも音楽が意識下の世界にあり、ドラマが意識上の世界にあるかのように僕には感じられる。あるいはそう聴きとれる。そう、それこそがバイロイトの響きであり、バイロイトの音楽なのだ。

✰ 僕は思うのだが、優れた芸術とは多くの奥深い疑問を我々に突き付けるテキストのことだ。そしてたいていの場合、そこには解答は用意されていない。解答は我々一人ひとりが自分の力で見つけていくしかない。

✰ おまけにそのテキストは〜もしそれが優れたテキストであればだが〜休みなく動き続け、形を変え続ける。そこには無限の可能性がある。時には間違った解答も出てくることもあるかもしれない。そこにはそんな危険性もある、しかし可能性とは危険性の同義語でもあるのだ。

✰ 僕はそのような多くの奥深い疑問と、いくつかの僕なりの解答と、そして深く純粋な音楽的感動を手に、バイロイト駅からミュンヘン空港へ向かった。そしてまた日本へと。

以上のとおりだが、興味のある方はぜひ全文を読まれることをお薦めします。いつもの「村上ワールド」を堪能できますよ。

最後に、読後の取り留めのない感想を3点ほど挙げておくと、

✰ ドイツにはクラシック音楽が広く深く根付いている。それが民族の矜持となり一つの思想的な潮流となって、いろんな施策やモノづくりの根底にある哲学や姿勢に色濃く反映されている気がする。ちなみに今回のバイロイト音楽祭もメルケル首相が出席していたそうだ。

翻って日本にはそういうバックボーンがあるのだろうか。

    

(ローマ教皇に「フルトヴェングラー全集」を進呈するメルケル首相)

✰ バイロイト音楽祭に比べたら、ワーグナーの楽劇の再生を家庭のオーディオ・システムでいかに図ろうと、所詮は「五十歩百歩」ですかね(笑)。

✰ 音楽とドラマで成り立つオペラだが、モーツァルトは音楽こそが主導権を握ってドラマを引っ張っていくべきだと主張している。

その一方、ワーグナーの楽劇では両者を対等の世界として構築している。

いったいどちらがより「人の心」を打つのかと考えた時に、モーツァルト・ファンとワーグナー・ファンの分岐点がそこにあるような気がする。

https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/21f404cc4182bc13c14c4323814e05fb

▲上へ      ★阿修羅♪ > 近代史4掲示板 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 近代史4掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
近代史4掲示板  
次へ