観心寺 如意輪観音 - YouTube動画 https://www.youtube.com/results?search_query=%E8%A6%B3%E5%BF%83%E5%AF%BA+%E5%A6%82%E6%84%8F%E8%BC%AA%E8%A6%B3%E9%9F%B3 観心寺 国宝 観心寺金堂 木造如意輪観音坐像 もくぞうにょいりんかんのんざぞう https://ameblo.jp/kansainokokuhou/entry-12373287970.html
観心寺の本尊で、金堂内陣の厨子内に安置される。秘仏で、毎年4月17・18日の2日間のみ開扉される。 平安時代前期・9世紀の作。 像高108.8cm。六臂(手が6本)の密教彫像。 長らく秘仏であったため、保存がよく、表面の彩色や文様もよく残っている。 右脚を立て膝とし、6本の手のち、右第一手は頬に当てて思惟相とし、第二手は胸前で如意宝珠を捧持し、第三手は垂下して数珠を持つ。左の第一手はまっすぐ下方に伸ばし、第二手は掌を正面に向けて胸の高さで蓮茎を持ち、第三手は伸ばした指先で法輪を支える。カヤ材の一木造で、頭・体の主要部を一材から木取りしたうえで、左膝外側部、各腕などに別材を矧ぎ付けている。 各腕は臂釧(ひせん、上腕部に巻いた装飾)のあたりで矧いでいるとみられる。国宝指定名称は「木造」となっているが、乾漆技法が併用されており、各所に木屎漆(こくそうるし、麦漆に木粉などを混ぜたもの)を厚く盛り上げて、肌の柔らかい感触を表現しており、密教彫像特有の神秘性と官能性を表出する。面相部や、左肩から右腰に掛かる条帛(じょうはく)、下半身にまとった裳などの衣文は乾漆技法で成形されている。条帛、裳、台座の蓮弁などには繧繝彩色と截金を用いた造像当初の彩色が残っている。特に裳の装飾は文様帯を4段に分けて地色や文様を違えた入念なものである。頭上の宝冠は木製透彫で、造像当初のものではないが、平安時代後期の作とみられる。 台座は蓮華、上敷茄子(うわしきなす)、華盤(けばん)、下敷茄子、受座、反花(かえりばな)、上框、下框から成る八重蓮華座で、造像当初のものであり、平安初期の仏像台座の典型作である。蓮弁は12方3段(計36枚)に葺かれるが、うち1枚を亡失する。残り35枚の蓮弁は様式から3種に分かれ、うち9枚が像と同時期のものとみなされる。光背は二重円相部分は平安時代のものだが、像と一具ではなく、他の像の光背を転用したものと推定される。 なお、1955年(昭和30年)、金堂に不審者が侵入した際に本像を毀損し、右第三手の手先と左第二手の手先を持ち去ったため、これらの部分は補修されている。 御開帳は4月17,18日の二日のみという貴重な仏像です。
私が今まで見た仏像の中でも最も印象深い仏像の一つです。 何とも言えない妖艶な表情と細かい彫刻は忘れられません。 時間が許す限り毎年見に行きたいと思っています。 観心寺・公式ホームページ http://www.kanshinji.com/index.html
拝観時間 午前9時〜午後5時 拝観料 大人 300円 小中学生 100円 毎年4月17日と18日は本尊御開帳日(午前10時から午後4時まで)につき、特別拝観料として700円 大阪府 河内長野市 寺元475 電話:0721(62)2134 アクセス 電車バス ※南海高野線及び近鉄長野線「河内長野駅」から南海バス小深線「金剛山ロープウェイ前行」 「石見川行」か、小吹台団地線「小吹台行」に乗車、 バス停留所「観心寺」下車 駐車場 あります 無料 https://ameblo.jp/kansainokokuhou/entry-12373287970.html
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