★阿修羅♪ > 近代史4 > 220.html
 ★阿修羅♪
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
イスラム教
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/220.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 2 月 23 日 20:02:18: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 中川隆 _ キリスト教関係投稿リンク 投稿者 中川隆 日時 2020 年 2 月 23 日 19:57:41)

イスラム教

コーランとハディース(預言者ムハンマドの言行録)
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/907.html

日本ムスリム協会発行 「日亜対訳・注解 聖クルアーン (コーラン)」
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/314.html
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 中川隆[-13577] koaQ7Jey 2020年2月23日 20:38:36 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-91] 報告

幼児性愛の人格障害者で人間の屑だった自称預言者のムハンマド
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/315.html

(再掲)いまだ執拗にイスラムヘイトを繰り返すナチスの信奉者
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/556.html

狂った宗教 イスラム教 _ 頭がおかしいのは中国人と朝鮮人だけではない
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/332.html

ムスリムは悪い
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/106.html

ムスリムは やりたくなるとすぐに性奴隷を調達してくる
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/313.html

2. 中川隆[-13212] koaQ7Jey 2020年3月03日 08:54:44 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[317] 報告

平和よりも、もっと大切なものがある
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/339.html

異教徒は「人間」ではないので殺してもいい
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/798.html

内田樹 「なぜ人を殺してはいけないのか?」
20世紀の倫理−ニーチェ、オルテガ、カミュ - 内田樹の研究室
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/520.html

3. 中川隆[-12523] koaQ7Jey 2020年6月02日 17:50:03 : Me0jsaGOcM : UFZYM2dDRWpDRlk=[12] 報告
2009年4月24日 ●イスラム性倫理(草なぎ逮捕事件を見て、性抑圧から国民家畜化の現実を知るために)

 全世界イスラム教徒(ムスリム)11億人は、ユダヤ・イスラム・キリスト三大宗教の祖であるアブラハムの子、イスマエルの子孫であるとされる。
 その教義を確立し、イスラム原理社会を構築したのは、聖徳太子と同世代の預言者ムハンマドであった。
 (註・ユダヤ教とキリスト教の祖は、イスマエルの弟、イサクである)

 それはキリスト死後600年後であって、この頃、世界には、すでに多くの文明の繁栄があり、現代につながる社会システム、生産手段は確立されていた。
 したがって、すでに多くの宗教が存在し、ムハンマドは多数の宗派に思想と武力の争いに打ち勝って勢力を拡大せねばならなかった。

 元より、三大宗教の教典は旧約聖書だが、イスラムの独自性を定めるのはムハンマドの書いたクルアーン(コーラン)と呼ばれる聖典である。これは、他の宗教・教義に対する独自性を意識して書かれたもので、ムハンマドの意図・創意が多く含まれている。

 ムハンマドはアラビア商人に生まれ、大天使ガブリエルの啓示を受けて部族共同体社会をめざしたといわれる。
 絶対的聖典であった旧約聖書が示すように、当時の社会における基本単位は、数千年かけて醸成された家父長を中心とする男性優位社会であり、女性は奴隷にすぎず、家畜に類する扱いを受け、男の絶対的支配に屈従することを強いられた。

 女性が自由な人間としての権利を主張するなら、それは家畜の分際にあって許されざる罪とみなされ、必ず残酷な処刑で報いられねばならなかった。
 不倫や婚前交渉どころか、レイプ被害ですら、それを訴えようものなら姦通罪で起訴され、残酷な投石や絞首によって処刑されるのである。

 イスラムにあっては女性家畜化社会が連綿と続き、現代に至ってさえも、「女性は男性に奉仕するためだけに与えられた家畜」という観念がイスラム原理思想に深く根付いており、大勢の女性たちが、いわれのない人権弾圧を受け続けている。

 いくつか例をあげよう

【ポルノ出演のイラン女性、「石打ち」で処刑(共同2001年)二十一日付のイラン保守系紙によると、八年前に国内制作のポルノビデオに出演したとされるイラン人女性(35)が二十日、テヘラン市内の刑務所で、地中に埋められ、石で打たれて処刑された。

 イスラム教の戒律が厳しく、外国人や異教徒でも女性は全身を覆うイスラム式服装を強制されるイランでは、ポルノは当然、ご法度。海外で制作されたものは現在、違法に流通しているが、国内で制作されたのが確認されたのは極めて異例だという。イランのイスラム法では、石打ちの刑は不倫や売買春などに適用される。】
 
【カブール(CNN) アフガニスタン南西部にあるニムロズ州の警察当局者は14日、同国の政権を追われたイスラム強硬派勢力タリバーンが駆け落ちを試みた男女をとらえ、住民を集め銃殺の公開処刑を行ったと述べた。女性は両親に好きではない男性との婚約を迫られ、別の男性と逃げようとしていた。】

 【カイロ30】ソマリア南部キスマヨで27日夜、イスラム教徒らが、不倫の罪に問われた女性を石打ちの刑に処し、公開処刑した。ロイター通信が29日、報じた。
報道によると、処刑は数百人の人々が見守る中、行われたという。処刑された女性は23歳。当地でこうした公開処刑が行われたのは約2年ぶり。2008/10/30 23:07

 これは実際には、民兵に強姦されたと訴え出た13歳の少女だったことが明らかになった。加害者と名指しされた民兵が姦通罪で告発し、彼女だけが処刑された。彼らは処罰されなかった】

 こうした女性迫害の例は無数にあり、イスラムでは毎日のようにクルアーンを根拠とした女性虐待・処刑が続いている。こうした倫理処罰観を定めたムハンマドとは、どのような人物だったのか?

 伝承よるとムハンマドが25歳のとき、15歳年長とされるハディージャと最初の結婚をしたと伝えられる。彼女の死後、イスラーム共同体が拡大するにつれ、共同体内外のムスリムや他のアラブ諸部族の有力者から妻を娶っており、そのうち、アブー・バクルの娘アーイシャが最年少(結婚当時9歳)かつ最愛の妻として知られる。

 50歳代のムハンマドは9歳少女を娶り、セックスを強要した。この事例を正当化するため、イスラムでは、女性の成人が9歳と定められた。このため少女姦淫・児童の性的虐待が横行しており、10歳の少女でも公開処刑を受けるようになった。

 ムハンマドの妻は22名いたと伝えられる。これは当時、戦死者が多く出て、主人が死亡した後、奴隷身分の女性たちに生きる術がなかったため、既婚者が面倒を見る必要があったからと言われている。

 後に、妻に平等の性生活を保証するとのお告げがあったとして、妻は4名までにするという倫理規定が付け加えられた。
 ムハンマドは性欲の強い男で、息子の美しい嫁に横恋慕して奪い取ろうとしたが、家族の嫁と結婚してはならないと自分の定めた倫理規定に違反することになり、困ったあげく、「養子なら構わない」と神のお告げが出たとして、勝手に規定を変えて妻にしたことがある。
 これは児童性愛嗜好、9歳の妻問題と並んで、息子の妻を奪ったとして、後々まで指弾されている。

 イブン・カシールによれば、ムハンマドは「天国で男性は一日100人の処女とセックスが出来る」と述べた。
 処女と性交することが男性にとって最大の快楽という価値観をイスラムに示した。これによって、婚姻せずに処女を失った女性に対する凄まじい厳罰処刑規定が成立したとされる。

 ムハンマド当時の中東社会は、王族による強権支配が横行し、王の権威・権力は絶対であり、人民はすべて王に奉仕するための奴隷であった。ムハンマドは、それを民主化し「王の奴隷人民」を「男性の奴隷女性」に変革したといえるだろう。

 王政を部族共和制に変革する思想を提示したことがムハンマド最大の功績である。しかし女性は、最期まで男に縛り付けられる従属的地位であり、未だにイスラムにおける女性解放は実現していない。

 当時、王(日本では豪族の概念)は宮殿にハーレムを作り、数百数千の女性を抱え込み、美少年の愛人さえも用意されていた。
 部族共同体社会を目指したムハンマドは、これによって多くのアラビア遊牧民が女性不足に泣き、同性愛に走る現状を嘆いていた。このため、ハーレムを否定し、妻を四人までと定め、同性愛を禁止しようとした。これでも、当時としては最大限の人道的志向であったことを見ておきたい。

 当時としては、これらの倫理を浸透させるために、刑罰で強要するという方法も、ある程度やむをえない事情があっただろう。しかし、それは近代資本主義の浸透とともに弱体化し、1960年代以降は、パーレビ体制の下、女性解放が著しく進んだことで、やがてイスラムからベールが消える日も近いと言われた。

 だが、80年代以降、ホメイニなど原理主義者の登場によって、それは逆に苛酷化することになった。
 この理由は、おそらくアメリカ型金融資本主義が、イスラムの戒律を著しく浸食し、イスラム型利他主義の価値観が、アメリカ流の利己主義に置き換えられてゆく現状を見て、モスリムに強い危機感が生まれたためであろう。

 90年代以降のイスラム社会は、あたかも17世紀欧州の魔女裁判を見るようで、女性たちは再びベール着用を義務づけられ、婚前交渉や不倫に対して残虐な刑罰で報いられる時代が復活した。

 だが、性欲は人間の基本的属性であり、いかなる思想的洗脳も性欲を封じ込めることなどできない。それは思想によって食欲を封じ込めよというのと同じなのだ。
 イスラム原理主義があろうとなかろうと、人は人を愛し、男女は婚姻の有無にかかわらず性欲を催すのである。その行為が曝露されたとき、イスラム倫理は糾弾の鬼となり、処刑で報いる。

 しかし、ムハマドの掲げた思想は、男性優位社会を守るためのシステムにすぎない。セックスに対する憧れと要求をホンネで否定できる人間など皆無であり、このためイスラム社会では、クルアーンに依存して生きるというタテマエとともに、別にあるホンネを隠す、心の乖離した二重社会が成立してしまった。
 イスラムは、北朝鮮に似たウソツキ社会になったのである。

 サウジ王家のハーレムには、たくさんの娼少年たちがいた。それなのに、今では同性愛がソドミーとして凶悪殺人よりも重い罪とされ、同性愛者たちは発見され次第、斬首か絞首にされている。

 強姦された被害少女が、それを訴え出れば、加害者でなく被害者が処刑されているのである。イスラム法という愚かなウソツキ倫理で、民衆の自由な性が激しく弾圧されている。

 これによって、民衆は処刑の恐怖に怯え、自分の欲望に対するウソを強要され、人間の本質に立ち返って、社会を改善してゆこうとする空気が完全に凍結させられてしまっている。人々は権力を恐れて押し黙ったままだ。

 これがイスラム社会を権力者だけに都合のよい、家畜化社会に変えている現状を、我々はどうう考えたらよいのか?


 翻って、草なぎ剛を逮捕した日本はどうなのか?

 草なぎが深夜、酔っぱらって公園で裸になって逮捕された。そのニュースは、あたかも幼女変態殺人でも起きたかのようで、マスコミの総力を挙げて凶悪犯罪視するかのようであり、性犯罪者として社会から追放される運命が訪れている。

 これが犯罪なのか?

 かつて、筆者の子供時代、(半世紀も前だが)裸になることを犯罪だと思う人など、ほとんどいなかっただろう。
 人は、どこでも裸になっていた。公衆浴場に素っ裸で出かける人もいた。道端でしゃがみ込んで用を足す老婆など全然珍しくなかった。垣根の間から入浴中の姿が見えることも珍しくなかった。
 誰も罪だと思っていないから、誰も裸に関心を持たなかった。もちろん若い娘だけは別だったが。

 当時、あるいは1980年代あたりまで、草なぎが公園で裸になってもニュースにさえしてもらえなかった。そんな程度は、常識だった。人間はバカをやるものであり、社会は人の失敗に対して寛容だったのだ。

 いったい、いつから日本はイスラム社会になったのだ?

 人前でベールで顔を隠すことを強要するイスラムのように、人前で裸になると大凶悪犯罪のように報道され、鳩山邦夫という変態処刑趣味者から「最低の人間」と罵られている。どちらが最低の人間なのだ? 知らない者はいないだろう。

 人前で裸になることなど犯罪でもなんでもない! 暑ければ裸になればいい。草なぎは飲み過ぎて暑かったのだろう。普段、テレビの前でホンネを隠していてストレスがたまっただけだろう。
 大いに結構なことだ。みんなで裸になろうじゃないか!

 こんなイスラム的ウソツキ社会を許容するならば、何が起きるのか分かるだろうか?
 若者なら誰でも利用するはずのラブホを、さんざんお世話になっておきながら変態風俗と決めつけ、子供たちに有害だから追放せよという。
 その子供たちをどこで作ったんだ、バカヤローども!

 この性に対する偏見、抑圧、弾圧の姿勢の背後には、ある大きな意図が隠されている。
 これから、その正体をじっくりと暴いてゆきたい。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1142.html

4. 中川隆[-12434] koaQ7Jey 2023年7月20日 10:41:42 : QLWsv2y3c6 : SWhONXRWMEZiaU0=[4] 報告
女性が大半を占めた白人奴隷の一日とは?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14131290


白人奴隷 - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%99%BD%E4%BA%BA%E5%A5%B4%E9%9A%B7

女の奴隷市 - SM女縄
https://seesaawiki.jp/onnanawa/d/%bd%f7%a4%ce%c5%db%ce%ec%bb%d4

女の競り市
競売にかけられる美女の悲鳴、涙
https://seesaawiki.jp/onnanawa/d/%ce%e1%cf%c23%c7%af4%b7%ee

ユダヤ人がヨーロッパ人に嫌われる様になったのは白人女性を性奴隷としてイスラム教徒に売る商売で稼いでいた為
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/210.html

5. 中川隆[-11690] koaQ7Jey 2024年2月04日 16:19:54 : RLrsjn2fSA : eFFwUjZ3MGR5REU=[1] 報告
02-04 宗教的な組織の行動原理は実はこんなもの
妙佛 DEEP MAX
2024/02/04
https://www.youtube.com/watch?v=tVzPA0VEZok
6. 中川隆[-10840] koaQ7Jey 2024年4月21日 07:45:00 : EblDZJN3dE : NmhnWFBnSkdCZXc=[1] 報告
【中東情勢】”イスラエルハマス戦争”イスラムを敵視する保守たちが危険である理由(宇山卓栄×石田和靖)
2024/04/20
https://www.youtube.com/watch?v=Ig0hJa2UtD4&t=309s


【中東情勢】 イラン×イスラエル戦争の鍵となるのはサウジアラビア”サウード王家”(宇山卓栄×石田和靖)
2024/04/19
https://www.youtube.com/watch?v=HGPuSoUJLYE

7. 中川隆[-10538] koaQ7Jey 2024年5月22日 14:59:03 : craOsFxoro : S3JYeHZ0YXIycFk=[4] 報告
<▽37行くらい>
【日本と国際問題】イスラーム教の布教が日本では進まなかった理由!イスラーム教の教えと日本人の思想の相性の悪さを考える
世界史解体新書 2024/05/11
https://www.youtube.com/watch?v=zk4jUZu61Bg&t=1s


【こちらの動画もオススメです】

【教養】日本に0.15%!イスラム教が布教されなかった日本のヤバさ【ずんだもん歴史解説】
ずんだ歴史 2023/11/10
https://www.youtube.com/watch?v=U9Ex4_gnNoo&t=13s

このチャンネルでは歴史の解説をずんだもんがゆっくり解説していきます!
今世界的に注目されているイスラム教
キリスト教と次いで中東を中心に信者の多い宗教ですが
なぜか日本で全く浸透していない・・・
その衝撃的な理由とは??


「なんだコレ...オワッタ...」イスラム教徒のトルコ人留学生が日本の宗教観を知り人生観が完全崩壊してしまった結果【ゆっくり解説・海外の反応】
2chJapanGA【海外の反応】2024/03/27
https://www.youtube.com/watch?v=LyqvHKPM0LY&t=0s

イスラム教がタブー視する「豚肉」使ったバーベキュー モスクの建設に反対の住民らが実施 韓国|TBS NEWS DIG
TBS NEWS DIG Powered by JNN 2022/12/16
https://www.youtube.com/watch?v=ZlXXqfIJ_eE&t=0s

韓国の地方都市でイスラム教の礼拝堂モスクの建設に住民が反対。タブー視される豚肉でバーベキューを行うなどの抗議活動を行い、波紋が広がっています。
韓国・南東部、大邱。建設中のモスクの前に集まったのは近隣の住民たちです。イスラム教で不浄とされる豚肉でバーベキューを行いました。
また、モスクの近くにある住宅の前には豚の頭が置かれたり、豚の足がつるされたりしています。

住民らはモスクの建設が同意なしに始まったと反発。「わざわざ住宅街の真ん中に作る必要があるのか」と主張しています。

住民
「どういうことだ!どういうことだ!」
韓国メディアは「住民らの行動は行きすぎだという声も少なくない。イスラムに対する偏見と嫌悪が広がる憂慮が大きい」と指摘。
モスク建設をめぐっては、9月に最高裁が合法と判断していますが、イスラム教徒と住民らの間で深まる対立を収拾できない自治体への批判の声も出始めています。

8. 中川隆[-8257] koaQ7Jey 2024年12月11日 23:47:39 : 9h7atrheGs : WGxsbVJBMEs5V2c=[1] 報告
<■59行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
妻を奴隷並みに扱う亭主

  左翼教授は授業で異文化との共存を勧め、フィリピン人とかタイ人、インド人、パキ人、アラブ人などのアジア人に対して“偏見”や“差別心”を持っちゃいけないよ、と誡めるが、日本にやって来るアジア人やアフリカ人には奇妙な風習や宗教がある。イスラム教徒の誡律や現地の“古いしきたり”というのは、日本人には理解できない。というより、生理的に受け付けないし、見ただけでも厭になる。ムスリムの悪ガキどもは、髪をベールで覆わない西歐人女性を目にすると、「パンティーを穿いていない娼婦」と決めつけ、輪姦してもいいんだと考えてしまうのだ。また、歐米のムスリムだと、中高年のオッサンが15歳あるいは10歳の少女を故郷から呼び寄せ、第三夫人とか第四夫人にしてしまうのだ。

  ドイツやブリテンと同じく、フランスでも旧植民地やアジア大陸から異人種が雪崩れ込み、国内がメチャクチャになっている。異民族や異教徒による弊害や問題を上げだしたらキリが無い。でも、一つだけ悲惨な例を紹介したい。

 アフガン移民のナセル(31歳)は、妻のファキラ(28歳)に対する殺人未遂の罪で裁判に掛けられた。パリ郊外に住むこの夫婦は、タリバンの支配を逃れるべく、2022年にフランスへやって来たという。難民の妻ファキアは父親が自爆テロで亡くなると、17歳で結婚を強要され、学校を辞める事態になったという。彼女は祖国の家父長制度を嫌い、もっと自由な人生を送りたいと望んでいた。例えば、髪にベールを被せないで街を歩きたいとか、モダンな服を着たい、フランス語の授業を受けたい、といった細やかな願望である。

  トルコのイスラム教徒なら、ちょっとだけ誡律が緩く、ヨーロッパ風の啓蒙主義が浸透しているが、アフガニスタンには厳格なイスラム教が蔓延っている。女はブルカを強要されるし、浮気なんかしたら死刑だろう。たとえ死刑にならなくても、怒り狂った亭主が女房を殺し、その首を切断して街を闊歩することもある。宗教で凝り固まった田舎だと、窃盗犯は公開処罰に掛けられ、盗みをはたらいた手首を鉈(なた)か斧(おの)で切断されてしまうのだ。(筆者は切断シーンを撮影した動画を観たことがあるけど、処刑場に引きずり出された囚人は、手首が切断された瞬間に気絶する。姦通罪で捕まった女は、顔だけが地面から出るように埋められ、周りの群衆が淫売の顔をめがけて小石を投げる。聖書を読むと判るが、中東アジア人は2千年前と変わっていないのだ。)

  話を戻す。夫のナセルも「政教分離」で「世俗的」なフランスに移住したが、その思考と行動様式が変わることはなかった。彼は“伝統的”なアフガン人で、妻を束縛する典型的な暴力亭主だ。妻は「ヨーロッパ人になりたい」とせがんだが、夫はその願いを許さなかった。ナセルは妻の服装を指定したし、家庭に留まるよう言いつけていた。ナセルの支配は更に過酷で、彼は妻に対してアナル・セックスを要求したし、怒りをぶつけて殴ることもあったという。

  しばしば起こった夫婦の軋轢は、やがて致命的な衝突となって行く。妻のファキアが従兄弟と会った時、運悪く夫のナセルに見つかってしまったのだ。この密会に激怒したナセルは、ファキアを滅多刺しにし、その場に置き去りにしたという。幸い、ファキアの伯父が救急車を呼んでくれたので、一命だけは取り留めたが、彼女の体は血塗れだった。(Nathalie Revenu, 'Elle veut être européenne, moi je ne veux pas » : jugé pour avoir tenté de tuer sa femme afghane à Noisy-le-Sec', Le Parisien, 4 décembre 2024.)


  日本人女性が聞いたら背中に戦慄が走り、顔から血の気が引いてしまうが、イスラム教国だと非難よりも称賛の声が多くなる。実際、フランスに逃れてきたアフガン難民の中には、この残虐行為を「名誉を守る行為」と考える者もいるそうだ。もっと過激な連中は、「なぜトドメを刺さなかったのか」と非難するくらい。ファキアの伯父によると、この暴力亭主をヒーロー扱いにするアフガン人もいるそうだ。
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68978545.html

9. 中川隆[-8176] koaQ7Jey 2024年12月17日 17:54:15 : A85XnA9QFo : QlB2Zk5uMHFTY3M=[10] 報告
【日本と国際社会】イスラム教が日本で問題を起こす理由!「平和の宗教」とは言えません!
世界史解体新書 2024/12/16
https://www.youtube.com/watch?v=lGjB9pd4nPs&t=747s
10. 中川隆[-7620] koaQ7Jey 2025年2月24日 00:24:23 : OBZw6XVJvQ : bUFwd3NOekk4ZVU=[1] 報告
<■664行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
【山崎行太郎チャンネル】飯山あかりという●●女の正体を暴く。
森哲子事務所 2025/02/23
https://www.youtube.com/watch?v=ocIt9fqHSVo

【山崎行太郎チャンネル】爆笑。従米売国派=飯山あかり大批判。
森哲子事務所 2024/01/02
https://www.youtube.com/watch?v=vtQUEQBu5H0

【山崎行太郎チャンネル】飯山あかりと長谷川幸洋。ネットウヨ系文化人たちの馬鹿騒ぎ。
森哲子事務所 2024/03/27
https://www.youtube.com/watch?v=EIRLXksV7sk

【山崎行太郎チャンネル】飯山バカリンさん、お薬の時間ですよ。
森哲子事務所 2023/11/22
https://www.youtube.com/watch?v=YDtKkbZ7MPU

【山崎行太郎チャンネル】広瀬めぐみと飯山あかりについて。
森哲子事務所 2024/03/10
https://www.youtube.com/watch?v=uX8S8ZZnbV0


【日本保守党】飯山あかり氏VS百田尚樹氏&有本香氏 刑事告訴も視野!元党員が金返せ!「日本保守党 被害者の会」設立か?X(ツイッター)で呼びかけが始まる!
巫女ねこちゃんねる
https://www.youtube.com/watch?v=Ygph8augMFg

【山崎行太郎ch】《百田新党に明日はない。線香花火にもならない。》
森哲子事務所 2023/09/16
https://www.youtube.com/watch?v=y2vlVHu_rgM

【山崎行太郎チャンネル】山本太郎と百田尚樹 
森哲子事務所 2024/06/09
https://www.youtube.com/watch?v=99fReSLQsB4


▲△▽▼


2024年10月22日
飯山陽の逆襲と日本保守党の躍進
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68978534.html

内紛よりも自民党を打倒すること

飯山あかり002百田尚樹 & 有本香 001

  衆院選挙を前にして、日本保守党と飯山陽が揉めている。しかし、保守派の一般国民と巷の支持者からすれば、自民党を大敗させることの方が重要に思えてしまうだろう。なぜなら、不人気の石破茂であっても、最小限の議席減であれば、石破内閣は存続し、悪夢の左翼政権が延長されるからだ。マスコミの世論調査によれば、自公は公示前の247議席から50議席くらい減らすんじゃないか、と予想されているが、もし、30議席くらいの減少なら、石破首相の続投になるかも知れないし、国民民主党か日本維新の会と連携して与党に留まる可能性だってある。それゆえ、自公が過半数(233議席)を大幅に割り、野党に転落する事態にならないと、我々は日本の凋落を食い止めることができない。

  本当に自公の連立が大敗し、予想以上の過半数割れとなれば、岸田派の議員だって青ざめるだろう。とりわけ、特定団体から支援を受けている議員だと、大口のパトロン(献金者や支持母体)から苦情が来るし、シロアリ(利権に群がる商人)どもが続々と逃げてしまうから大変だ。たとえ、野党に転落しなくても、大勢の自民党議員が落選となれば、石破内閣への怨みが増加するだろう。そうなれば、消費税アップや支那援助は頓挫しかねない。情けないけど、大量の落選候補が生じないと、自民党内部の“改革”や“反省”は無い、ということになる。だから、自民党から逃げ出す保守層や与党に不満を募らせる国民を覚醒させ、日本保守党や参政党に導かねばならない。

  しかし、日本保守党には雑多な候補者が集まり、その言動にも瑕疵があるので、国民の中には中心人物である百田尚樹代表や有本香・事務総長に疑問を抱く人もいるだろう。しかも、総選挙が始まろうとする時期に、東京15区の補欠選挙に出馬した飯山陽が日本保守党を批判し始めたから一大事。飯山氏の批判は事実に基づくし、その舌鋒も鋭いから、同党のイメージを悪くしてしまう結果になりかねない。ただ、彼女が選挙中にどれほど苦労したのかも分かるので、なぜ憤慨したのかは察しがつく。

  そもそも、日本保守党の政策や理念には“あやふや”なところが幾つかある。例えば、有本氏は「明治天皇の玄孫」という看板で儲ける竹田恒泰に賛同し、「男系男子による皇統の継承しかない!」と豪語しておきながら、保守党の候補者には「女性天皇」「女系天皇」を認める候補者がいたりするのだ。保守党の比例候補者は、NHKのアンケートに答えていたが、皇室に関する質問に対しては各人バラバラである。

  豆谷和男は「女系天皇」と「女性天皇」の両方に「反対」したが、青木崇佳と中村憲一、伊藤純子は「女系」に反対でも、「女性天皇」には賛成となっている。百田氏は「女系天皇」には「反対」したが、「女性天皇」に関しては明言せず、「無回答」を選んだ。小選挙区で出馬した河村たかし・共同代表も「女系天皇」には「反対」を選んだが、「女性天皇」の欄では「無回答」となっている。有本香と竹内唯裕はどの質問にも「無回答」となっていたので、同党に興味を抱く有権者は何となく奇妙に思えてしまうだろう。なぜ、明確に女系と女性天皇に「反対」を表明しなかったのか?

  マスコミの調査にいちいち答えない、という方針なら解るけど、一般国民の大部分はインターネット番組に詳しくないし、皆がYouTube番組の「朝8時!」や「百田尚樹チャンネル」を観ている訳じゃない。だから、どんなに面倒でも一応、アンケートには答えておくべきだ。自分の仕事以外の情報に疎い者の中には、NHKのWebページで候補者の意見を確かめる人だっているじゃないか。それに、皇統の問題で確固たる見解を持つ有本氏なら、堂々と「反対」を表明するはずだ。それなのに、「空欄」にするなんておかしいじゃないか。

服部徹 アンケート回答 皇室 初回回答服部徹 アンケート回答
(左 : 服部氏が「最初」に選んだ回答 / 右 : 「訂正」後の回答 )

  もっと怪しいのは、服部徹という「減税日本」から抜擢された候補者である。服部氏は当初、「女系天皇」と「女性天皇」に「賛成」を表明していたが、これが「X」で話題になると急にNHKへ回答の“訂正”を申し出た。同党の広沢一郎・候補も「マズい!」と思ったのか、迅速に「X」上で“事情”を説明し、服部氏がスマートアォンで回答した際、「画面が小さかったから入力ミスをしてしまった」という弁解を述べていた。しかし、この釈明でどれだけの人が納得したのか分からない。聡明な国民なら「服部氏は本音をバラしてしまったんじゃないか? ただ、事前に党本部の検閲や指導が無かったからボロが出たんだろう」と勘ぐるはずだ。もし、“入力ミス”が本当なら、これくらいの簡単な操作をできないお爺ちゃんとなるから、「なぜ出馬となるんだ?」と疑問視されてしまうだろう。飯山氏は日本保守党の“知られざる人選方法”を批判していたが、これなら一般国民も「裏で何かあるんじゃないか?」と怪しむ。

  飯山氏が党の比例名簿から外され、完全に“干された”と憤慨する気持ちは理解できる。だが、百田氏と有本氏の狙いは“当選者”を増やして国政政党になることだから、最初から飯山氏を議員にするつもりは無かったのかも知れない。つまり、飯山氏は日本保守党を世間にアピールするための“宣伝モデル”で、大勢の観客を惹きつける“人寄せパンダ”に過ぎなかった、という訳だ。表現が悪くなるけど、飯山氏は当初から「捨て駒」として利用され、役割を果たしたから「用無し」と見なされたのだろう。

  しかし、補選で落ちたから支部長を辞め、党の中枢部に居坐らなかった飯山氏も悪い。もし、政治家を目指すなら、引き続き“どぶ板活動”に精を出し、比例名簿の1位を目指すべきだった。そもそも、支持母体が無い新人候補が15区で出馬する訳だから、飯山氏は落選を覚悟したはずだ。多少なりとも政治の世界和知っていれば、百田氏の依頼を引き受けた時、落選した場合にどう対処すべきかを考えておくべきだった。だから、仮に落選しても「次の衆院選で東京比例の1位にしてくれ」と事前に確約させ、念書くらいは要求すべきじゃないかのか? 何しろ、百田氏の方から飯山氏に頭を下げて頼んできたのだのだから、飯山氏はその立場を最大限に利用することが出来たはず。引き受ける前に自分の地位を強化すべきだったのに、それをしなかったのは飯山氏の落ち度だ。

  まぁ、悪党が跋扈する政界だから仕方ないけど、イスラム教徒やアラフ社会の研究を専門にしていたのに、百田氏との交渉で有利な条件を呑ませないというのは間抜けすぎる。飯山氏は“優秀な学者”であっても、所詮、お勉強が得意なだけの“お嬢ちゃん”である。冷酷な言い方になるが、“学校秀才”が狡賢い奴らに騙された、というだけだろう。だいたい、組織票を持たない新党からの出馬なら、「宣伝モデルに担がれた」と考えるべきで、仕事上の「義理」とか「お国のため」という言葉だけで立候補を引き受けるなんて甘すぎる。自分の考えが甘かったことを反省せず、「使い捨て」にされてから憤慨し、YouTube番組で文句を垂れるというのはみっともない。百田氏が「候補者になったことでYouTubeの再生回数が増えて良かったやろう!」と言い放ったのは、たぶん彼の本音だろう。飯山氏は大衆を集めるための“撒き餌”に過ぎなかった。可哀想だけど、これが実際の政治である。

  また、「復讐番組」の中で飯山氏は、有本氏の嘘や裏の顔を述べていたが、それを選挙前に見抜けないなんて、いったい、どういう洞察力を持っていたのか? 飯山氏は中東アジアの政治やテロ事件を取り上げ、その解説を語る一方で、日本の批評家や大学教授を辛辣に批判していたが、自分が直に接した人物の“本性”を見抜けなかった。まぁ、お嬢ちゃん学者というのは、教室以外では役に立たないということだ。

怪しい政党だが自民党よりマシ

  筆者が有本氏の活動を知ったのは、『中国はチベットからパンダを盗んだ』が出版された2008年頃で、最初は「ウィグル人やチベット人の支援活動をしているジャーナリストなんだなぁ〜」という認識くらいしかなかった。今では「日本保守党」を率いる“保守派論客”となっているが、当時は「支那批判に便乗した若手の櫻井良子」といったレベルで、保守思想をしっかりと学んだ知識人とは全く思っていなかった。そもそも、ジャーナリストは世間が飛びつきそうな新ネタを詮索するだけで、その背後を鋭く剔る専門知識は持っていないのだ。よく、新聞社を辞めた論説委員が大学教授に天下るけど、彼らの講義なんて薄っぺらく、歴史や哲学の素養なんてほとんど無い。たいていは、現役時代の“自慢話”か政界の“裏話”程度である。(当ブログでは以前、「インド人の切断された手首」を取り上げ、有本氏の発言に触れたことがある。過去記事を参照。)

  飯山氏の話によれば、当初、有本氏は東京都知事選挙に出るつもりだったという。今年の初め頃、都知事の小池百合子が衆議院に舞い戻るという噂が飛び交っていた。たぶん、有本氏は空席になった都知事の椅子を狙うつもりだったのかも知れない。ただ、小池氏が衆院選を諦め、都知事の再選に舵を切ったから、有本氏の計画が狂ったのだろう。あるいは、最初から都知事選への出馬は考えておらず、単に飯山氏を担ぐための意図的な嘘だったのかも知れない。自分が補欠選挙に挑まず、飯山氏を出馬させようとする訳だから、有本氏には何らかの“言い訳”が必要となる。「落選するのが判りきっている選挙には出たくない!」というのが彼女の本音だろう。だから、煽(おだ)てに乗りやすい学者を利用し、保守党の「看板」にしたのかも知れない。

  過去と現在の発言に矛盾を抱える百田氏と有本氏は、飯山氏から批判されても“仕方ない”ところが幾つもある。例えば、百田氏はLGBTの件で日本保守党を創ったのだから、福井1区の小選挙で独自の候補者を擁立し、裏切者の稲田朋美を打倒することが急務のはずだ。もし、百田氏が病気で小選挙区に立てないのであれば、有本氏が代わりに出馬して稲田議員を落選させるしかない。そして、東京の比例代表第1位には24,264票を獲得した飯山氏が君臨する、というのが筋だろう。新人候補ながら江東区で善戦した訳だから、飯山氏をトップに据えてもおかしくはないし、彼女なら東京全域からかなりの票を集められるはずだ。補選の街頭演説で駆けつけた聴衆を取り込めるだけでも、日本保守党にとったら重要な得票数になる。

  ところが、百田氏と有本氏は小選挙区での戦いを放棄し、比例の近畿ブロックで島田洋一を立てた。これには納得できない。保守党を支援する一般党員や稲田氏に裏切られた国民は、日本保守党からの“刺客”を期待したはず。それなのに、百田氏までが比例代表に廻るなんておかしい。これでは稲田朋美に対する実質的な攻撃は無く、単に言葉だけの批判だけとなってしまうじゃないか! たぶん、有本氏は稲田朋美に勝てないと判っているから、東京の安全地帯(比例代表リスト)へ逃げ込んだのだろう。しかも、当選確率の一番高い「第1位」ときているから狡い。“使い捨て”にされた飯山氏は、無理(落選)を承知の上で補選に臨んだのにねぇ〜。

  筆者は有本氏が雑誌やチャンネル桜に登場していた頃から、彼女の根本思想や歴史観、政治への視点を信用していなかった。しかし、自民党の大敗を後押しするのであれば、有本氏の当選でも良いと思っている。もし、日本保守党から候補者が出なければ、大勢の都民が自民党に投票してしまうから、多少いかがわしくても非自民候補の方がいい。保守層の国民からすれば、「選択肢の無い選挙」は本当にコリゴリだ。「大手左翼の自民党vs万年左翼の野党」という「二者択一」なんて、「痰壺と便器のどちらを“舐めたい”か?」という質問と同じである。

参政党を意図的に無視するマスコミ

  今回の選挙戦で気になるのは、マスコミが取った日本保守党への扱いだ。通常なら、国会議員を有しない弱小新党なんて“無視”するはずなのに、読売新聞や産経新聞が議席獲得の可能性を記事にしているんだから、ちょっと意外である。確かに、有名作家の百田氏が率いる政党だから、「保守派の受け皿になるのでは?」と推測してもおかしくはないが、偏向報道のマスコミが“好意的”だと、その“裏”を知りたくなる。というのも、日本保守党の「重点政策」には“禁忌(タブー)”となっているワクチン接種に関する項目は無いし、再エネ賦課金の廃止や火力発電の推進はあっても、肝心な原発の再稼働に関する主張が無いのだ。エネルギー問題は安全保障にも絡むのに、その点を曖昧にするのは支持者に対する誤魔化しである。

  チャンネル桜や文化人放送局に出てくる著名人は、どの政党に投票するのかを明言しないが、筆者は比例代表で参政党を選ぶ。なぜなら、参政党は大々的ではないけど、一応、原発の安全性や次世代の原発技術に言及し、肯定的な政策を掲げているからだ。また、日本保守党が重要政策に加えていないワクチン問題にも触れ、勇気ある抗議の声を上げている。となれば、日本保守党よりも遙かにマシである。なるほど、保守党は比例の近畿ブロックで、ワクチン問題を取り上げる佐々木みのり医師を擁立している。だが、発言力と影響力を持つ百田氏と有本氏が、国民の健康と命にかかわる重大事項に触れていないのは奇妙だ。それに、ウクライナ支援に肩入れした有本氏は、岸田文雄と同じく、アメリカに巨額の公金を献上するつもりなのか? たぶん、ウクライナ軍が劣勢となり、ゼレンスキー大統領達の腐敗も明らかとなったから、当初、「虎ノ門ニュース」で示していた「ウクライナ頑張れ!」の姿勢を隠したいのだろう。

小坂英二(左 / 小坂英二 )
  飯山氏の暴露話を聞くと日本保守党に幻滅する人も出てしまうが、同党からは小坂英二・前荒川区議が出馬しているので、南関東ブロックに住む有権者は日本保守党を選んでもいいと思う。(もし、日本保守党が嫌なら参政党に投票すべきだ。) 荒川区議会議員だった小坂氏は、大半の議員が厭がる外国人問題を取り上げ、在日外国人への給付や治安問題に取り組んでいた。小坂氏は日本にとって貴重な政治家である。

  参政党には様々な批判が寄せられているが、実際、同党は福井1区の小選挙区に田中こはる候補を擁立したから、日本保守党よりも立派である。文化人放送局はLGBT問題で岸田内閣を激しく批判していたが、それなら稲田朋美と対決しない島田洋一よりも、稲田氏に挑戦する田中氏をもっと番組で取り上げるべきなんじゃないか? チャンネル桜だってLGBT批判を繰り返し、元兇の岸田文雄を糾弾していたから、嫉妬心を捨てて田中候補や参政党を褒めるべきだ。

神谷宗幣 00213田中こはる稲田朋美島田洋一
(左 : 神谷宗幣 / 田中こはる / 稲田朋美 / 右 : 島田洋一 )

  銭で動く弁護士だからしょうがないけど、稲田朋美は本当に恩知らずである。「日本のサッチャーになれ」と励ましてくれた渡部昇一先生が亡くなり、パトロンだった安倍晋三が暗殺されると、躊躇なく売国奴の二階俊博に乗り換えた。彼女の父親である故・椿原泰夫は立派な人物で、仲間を裏切ることもなく、「頑張れ日本全国行動委員会」の京都本部で代表を務めていたが、その娘は父親と違う。風見鶏の中年娘は、弱者の味方から暴力団の顧問に成り下がった悪徳弁護士と同じで、利益と保身のためなら平気で支持者を欺く。しかし、福井の有権者も情けない。現地の庶民も国家意識を失っているので、LGBTくらいの問題では動かない。おそらく、福井の有権者は稲田氏を再び選んでしまうだろう。

はじかのひろき(左 / 初鹿野裕樹)
  飯山氏の批判で日本保守党の本質に疑問を抱く人もいるだろうが、石破内閣が生き延びるより遙かに“マシ”なんだから、多少怪しくても保守党に投票すべきだ。参政党には百田氏のような有名人の候補者がいないから苦戦するけど、もし小選挙区で何名かが当選できれば非常に嬉しい。神奈川11区の小選挙区では、参政党から初鹿野裕樹(はじかの・ひろき)候補が出馬しているが、たぶん現地の有権者は小泉進次郎に入れてしまうだろう。思考能力が低下した大衆は、どんなに“アホ”と判っていても、四代目のバカ息子に投票してしまうのだ。「進ちゃぁぁ〜」と叫んで手を振る住民は、進次郎の政策なんかには興味が無い。人気子役に感動する視聴者と同じだ。

安藤ひろし(左 / 安藤裕)
  とにかく、もし良識派国民が日本保守党の政策と参政党の政策を比較すれば、参政党の方が上等であることは理解できるだろう。自民党の幹部にしてみたら、ワクチン問題を前面に出す参政党の方が厄介だし、地方議員の増加で地盤を固める新興政党の方が脅威と思えるからだ。しかも、参政党はウクライナ紛争に関しても批判的だし、今回は「消費税の停止」から「廃止」への路線を訴える安藤裕(あんどう・ひろし)候補が京都から出馬している。安藤氏なら河村共同代表よりも頼りになるはずだ。仮に、参政党が議席を増やして躍進すれば、自民党のみならず、日本維新の会や国民民主党も焦り始めるだろう。

  いずれにせよ、自民党の政治に痛めつけられた国民は、参政党か日本保守党に投票すべきだ。一部の国民は高市早苗議員に“期待”を抱くが、それはやがて“幻想”へと変化するはず。ちょうど、保守路線を求める国民が安倍晋三に幻滅したように、高市氏を支援すれば再び裏切られるだろう。自民党の過去を思い出せば解ると思うが、この売国政党は権力維持のためなら、宿敵である「社会党」や「新党さきがけ」とも組んだ。元々、“八百長対立”であったから、自民党と社会党が結託してもおかしくはない。既に公明党(創価学会)が自民党の有力派閥となり、離れられない腐れ縁の妾となっている。

  自民党を支持してきた「岩盤保守層」や“気まぐれな風”で動く「無党派層」が、どの政党に投票するのか判らないけど、注目すべきは「自民党がどれだけ議席を減らすのか」である。まともな有権者が覚悟を決めて自民党の“歴史的惨敗”を導き出せば、少しは日本の政治が良くなるかも知れないぞ。
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68978534.html


2024年04月16日
飯山陽が劣勢な理由 / 左翼の長い影
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html

日本の若者は国家意識を無くした

student riots in Japan 213Japan in 1980s
(左 : 全共闘に精を出す大学生 / 右 : 80年代のバブル景気に浮かれた日本人)

  日本の政治が混迷し、没落の一途を辿っているのは、日本人にデモクラシーが適していないからだ。そもそも、民衆が代議士を選ぶことじたいが間違っている。「政治は武士の役割」というのが日本の國體(constitution)だ。幼い頃から忠君愛国を叩き込まれた武士と、目先の利益だけを追求し、受験勉強が唯一の苦労というのが平民の子供だから、才幹と気概の点で後者は比べものにならない。

  しかも、昭和の教育が劣悪で、敗戦となるや、共産主義者と反日主義者が大繁殖。日本の政治を“左傾化”させ、“鬱血状態”や“没落の悪循環”に導いたのは、何も占領軍だけのせいじゃない。アメリカ軍の“威光”を利用して出世を謀った「敗戦利得者」や学生運動で“有頂天”になった「アンファン・テリブル(enfant terrible)」*にも原因がある。(*「他人に迷惑を掛けても平気なガキども」という意味。) 歐米諸国と同じく、我が国も「高学歴社会」となっているから、政治家や官僚、企業経営者、地方公務員、ホワイトカラーの専門職、研究所や工場の技術者などは、程度の差こそあれ、「大卒者」で占められている。となれば、大学教師は未成年の精神構造に大きな影響を与える立場にあるはず。日本人の精神がどこか異常で、奇妙なくらいに歪曲しているのは、小学校から大学に至るまで、左翼陣営の「非国民化イデオロギー」が浸透しているからだ。

  日本の先を歩く米国では、幼稚園から大学までリベラル派の独擅場となっている。以前、ブルックリン・カレッジのミシェル・ランバート(Mitchell Langbert)准教授と、ヘテロドックス・アカデミー(Heterodox Academy)研究所のショーン・スティーヴンス(Sean Stevens)所長が大学教員に関する調査を行ったことがある。彼らが実施した教員の政治意識調査によれば、民衆党支持者が共和党支持者を大きく上回っており、約「9対1」の割合であることが判った。(Christian Schneider, 'Democratic professors outnumber Republican ones by 9 to 1 ratio, according to new data', The College Fix, January 22, 2020.)ランバート氏とスティーヴンス氏は、政党に登録している1万2千372名をサンプルにして大学教授の政治指向を調査したが、驚くことに、そのうちの48.4%が民衆党員であり、共和党員はたったの5.7%しかなかった。これが一般国民だと違っており、29%が民衆党員で、26%が共和党員となっている。この調査では、政治献金についても質問がなされており、民衆党の候補者に献金した教授と共和党の候補者に献金した教授の比率は、「95対1」であったというから、まさしく目眩がする数字だ。

  たぶん、日本でも状況は似たり寄ったりだろう。国立や私立の区別はなく、ほとんどがプロ左翼かピンク・リベラルとなっている。今では「遠い昔の出来事」となっているが、1960年代から70年代にかけての大学は、左翼分子の特殊部落であった。文学部や法学部、教育学部、史学部などはもちろんのこと、自然科学を専攻する学生でも、全学連や全共闘に加わって暴れ回っていた。明治から昭和の前半くらいまで、教師と学生との私的な交流というものがあったが、フランスの極左学生みたいな連中が増えたことで、日本の伝統はズタズタになってしまった。教授を皆の前で罵倒し、吊し上げることを喜んでやっていたんだから、支那の文化大革命と同じだ。

Jean-Pierr Duteuil 213343(左 / ジャン・ピエール・デュトゥール)
  1968年5月には悪名高きフランスの左翼暴動が起きたけど、日本でもこれに触発されたのか、左巻きの大学生がキャンパスで猿真似に興じていた。パリの5月暴動で学生の先頭に立っていたのは、札付きの“赤い三人衆”で、ドイツ生まれのアシュケナージ・ユダヤ人たるダニエル・コーン・ベンデット(Daniel Cohn-Bendit)、アルザス出身のユダヤ人であるアラン・ジェスマル(Alain Geismar)、そしてPSUに属していた社会主義者のジャック・ソヴァジョ(Jacques Sauvageot)であった。コーン・ベンデットの親友であったジャン・ピエール・デュトゥール(Jean-Pierr Duteuil)は、アナーキストのマルキスト。父親も筋金入りのマルキストであったから、親子代々の共産主義者だ。

Daniel Cohn Bendit 0324Alain Geismar 21334Jacques Sauvageot 324Oda Makoto 992
( 左 : ダニエル・コーン・ベンデット / アラン・ジェスマル / ジャック・ソヴァジョ / 右 : 小田実)

日本の左翼学生も様々で、ある者はマルクス・レーニン主義の心酔者。また、ある者はスターリンの独裁政治を批判し、志半ばで斃れたレオン・トロツキーを尊敬するクルクルパー。ユダヤ人の共産主義に馴染めない田舎者は、毛沢東主義者となって「アジアとの共存」を掲げていた。小田実(おだ・まこと)に感化された極左は、ベトナム戦争に反対し、観念論で「アジアとの連帯」を呼びかける始末。

Ooe Kemzaburo 324(左 / 大江健三郎)
  ちなみに、小林秀雄から「気味の小説は小説じゃない」と酷評にされた小説家の大江健三郎は、フランスの左翼やユダヤ人哲学者のサルトル(Jean-Pierr Sartre)に憧れていたのか、ナイト・クラブの酌婦の前では「僕、アルジェ生まれ」と嘯(うそぶ)いていた。一緒に居た阿川弘之は「何言ってやがんだ! お前は愛媛生まれじゃないか!」と腹を立てていたけど、遠藤周作は隣で笑っていたのかも。

  とにかく、呆れてしまうが、当時の左翼学生は“本気”なのか“ファッション”なのか、何が動機で学生運動に参加したのか判らない。だだ、60年安保闘争の世代と同じく、70年代に新左翼にのめり込むような連中は、カルト宗教の信者と変わりがなかった。ヘルメットをかぶり、ゲバ棒を持って機動隊に突っ込んだ連中は、まさしく人生を棒に振ってしまったし、逮捕された者は「前科者」となって、まともな就職先が見つからなかった。闘争の末に障碍者となった学生は、「後悔先に立たず」を実感する。しかし、上手く立ち回った連中は、藝能界やマスコミに潜り込んだ。法学部の学生は、仙谷由人のように法曹界を土俵とし、人権派弁護士になっていた。朝鮮人の支援者になる弁護士が多いのも、左翼教育の結果である。

Kan Naoto 8243(左 / 菅直人)
  「ズルカン」と呼ばれた菅直人は、東工大の暴力学生ではなかったが、日本への憎しみを“売り”にする「市民活動家」へと変貌していた。師匠の市川房枝からも「駄目な奴」と思われていたのに、マスコミの支援で我が国の総理大臣になれたんだから、永田町には悪魔と貧乏神が混在しているんだろう。だいたい、民主党の「サポーター」には国籍条件が無かったから、在日朝鮮人が「サポーター」になっていてもおかしくはなかった。

  菅直人はあるインタビューで自分の過去を偽っていた。「暴力では社会は変えられない。私はもともと、社会の矛盾をひとつひとつ解決していくという改革派なんです。そういう意味では、いまに至るまで挫折感はない」*と語っていたが、単に“卑怯者”だから仲間を見捨てただけだろう。 (*註 / 臼井敏男『叛逆の時を生きて』朝日新聞出版、2010年, p.197.)後に、機動隊を率いていた佐々淳行が茶化していたけど、菅直人は武闘派の学生じゃなかった。第五列や第六列といった後方に隠れ、逃げ足だけは早い卑劣漢であったから、障碍者にならず、弁理士になれたのだ。菅は「市民運動」とやらに邁進したが、その根底には松下圭一(法政大学教授)のドス黒い政治思想が流れていた。

Sakamoto 943
(左 / 坂本龍一)
  「元左翼」というのは藝能界 にも潜んでいる。例えば、都立新宿高校で左翼運動に熱心だった故・坂本龍一は、東京芸大に進んでYMOを結成したが、高校時代は左翼生徒であった。1980年代、シンセサイザーを演奏する坂本氏は、大量の電気を浪費するが、一向に気にする様子はなかった。「エコロジー」なんて頭の片隅にも無かったはずだ。当時は一風堂の土屋昌巳と同じで、「JAPAN」のデイヴィッド・シルヴィアンに憧れたのか、お化粧の方に夢中だった。

  ちなみに、同校で運動に加わっていたのは、坂本氏の先輩で、後に安倍内閣で官房長官となる塩崎恭久だ。塩崎と坂本の二人は、機動隊が入る前の安田講堂に足を運んだそうで、中にいた全共闘の学生らと話すことが出来たという。なるほど、生徒会長になった不良生徒(塩崎氏)が、荒れ狂う東大に赴いて、「自由」や「個性」を学んだというわけだ。さすが、二年生を率いて校長室を占拠する生徒会長は、ひと味もふた味も違っている。

Shiozaki 001
(左 / 塩崎恭久 )
 大臣を経験した塩崎氏は、議員を引退すると地元の愛媛で里親の支援をしているそうだが、自身の「転向」をどう思っているのか? だいたい、高校生の時からバリケード封鎖をしていた不良生徒が、政界に入って厚労大臣となり、不憫な子供に“温かい家庭”を斡旋するんだから、機敏なカメレオンだってビックリだ。息子の塩崎彰久はオヤジの地盤を引き継ぎ、今では自民党の代議士で、厚生労働政務官となっている。ホント、岸田文雄に林芳正、河野太郎、小渕優子、小泉進次郎といい、永田町にはボンクラの世襲議員がゾロゾロいる。一般国民というのは、自分の投票で子や孫の将来を台無しにしているが、その自覚が無いところに真の悲哀がある。

  演出家のテリー伊藤も、日本大学で学生運動に勤しんだ一人である。ただ、機動隊との衝突で一生涯の障碍を背負ったから悲惨だ。彼が機動隊から逃れる時、後ろに居た誰かが石を投げたという。不幸にも、その石が偶然、彼の左目に当たってしまい、伊藤氏は斜視になってしまった。藤竜也みたいに、同大学の芸術学部に入って映画界にスカウトされる方が、よっぽどマシである。下らない大学をさっさと辞めて、大好きなスポーツ・カーを買った方が遙かに健全だ。真田広之も日大の学生だったが、左翼分子にはならず、役者の世界に入った。二枚目俳優だから当然だけど、デビューして直ぐに『忍者武芸帖 百地三太夫』の主役なんだから凄い。(筆者も劇場で観たけど、真田氏の出演作品の中では一番いい。現在、彼はハリウッドの『Mortal Kombat』や『Shogun将軍』に抜擢され、ステレオタイプの「日本人」を演じているが、昔の方が良かった。)

  NHKの贔屓を得た小説家の高橋源一郎も、横浜国大で暴れ回ったうちの一人だ。彼は学生運動で逮捕されたり拘留されたりと、散々な青春時代を送っていたが、後に小説を書いて有名人となった。拘置所では“沈黙”を貫いたそうで、朝八時から夜の八時まで、12時間もずっと下を向いて黙っていたというから、ある意味“真面目な奴”だ。でも、取り調べの後に独房入りだから、正常な精神状態ではなかったはずだ。実際、一種の失語症に罹ったみたいで、喋るときの発音が難しくなったそうである。大学を除籍になり、筋肉労働者になっても、小説家になれたんだから良かったじゃないか。しかも、明治学院大学で教授になれたし、無事退職したことで“オマケ”として附いてくる「名誉教授」にみなれた。しかし、国際学部の学生はどんな気持ちで彼の授業を受けていたのか?

ポルシェに乗っていた左翼学生

  大学で暴れていた一般の左翼学生というのは、一種の“お遊び”に興じていた不真面目な人々で、内心では政府転覆など考えてもいなかった。要するに、みんなでワッショイ、ワッショイ、と騒いでいると、何となく自分が日本全体を動かしているように思えたのである。令和の大学生が聞けばシラけてしまうが、全共闘に共鳴するアホな学生は、「チェ・ゲバラに倣え、我らも社会主義革命を!」とか、「差別の元兇たる天皇制を打倒せよ!」、「ベトナムを侵掠する米帝國に反対!」「在日米軍基地を許すな!」と本気(?)で叫んでいた。

  筆者が高校生の時、御茶ノ水駅附近にある楽器店でギターを買ったことがある。そのついでに神田の三省堂に立ち寄ろうとしたが、途中で目にした明治大学の風景のせいで気分が悪くなった。入り口や塀には汚い看板がズラリと並んでおり、殴り書きの文字(日本や米国を呪う罵倒のスローガン)が踊っているように見えた。当時、筆者は看板を眺めながら、「アルフォンス・ミーシャ(Alfons Maria Mucha)のようなアール・ヌーヴォー風じゃなくてもいいから、もっと美しい文字で綺麗なイラストを附ければいいのに・・・。」と思ったものである。しかし、怨念に凝り固まった学生には、美術的センスは皆無だ。どいつもこいつも紅衛兵みたいな奴らばかり。「安保反対」を掲げながら「国防軍の創設」を主張しない学生は、一体どんな頭をしているのか? 左翼学生というのも呑気なもので、フォーク・ギターを片手に、ボブ・ディランやジョン・レノンの歌を奏でて喜んでいる。一方、ノンポリの学生達は酒を飲みながら、共産主義の幻想に酔いしれていた。

student riots 1970sStudent riots in Paris 2134
(左 : 学園闘争に熱中する日本の大学生 / 右 : パリで抗議行動に没頭するフランスの大学生)

  ゲバ棒を振るう学生達も甘えん坊だ。自分たちは思いっきり火焔瓶を投げつけているくせに、いざ機動隊が反撃すると「暴力反対!」と叫ぶ。彼らは警察官が決して発砲しないことを確信していたから、安心して角材を振り回していた。国家に刃向かっても、“国家権力(暴力装置)”は決して民衆を射殺しない、と信じ切っている。支那大陸で北京政府に反抗したら、即座に“皆殺し”か戦車で轢き殺されるのがオチだ。北朝鮮なら学生全員が逮捕され、どこかの広場で公開処刑だろう。もしかすると、あっさりとした銃殺じゃなく、「てるてる坊主」みたいに軒先で縛り首だったりして。場合によっては、牢獄で餓死とか。

  まぁ、みんなと一緒に「武力闘争」をしているうちは、危険なようで気楽である。ところが、いざ卒業が目の前にチラつくと大変だ。おちゃらけ学生は急に“現実”が怖くなる。長髪でジーンズ姿の青年も、就職面談となれば、長い髪を切って清潔感を出すしかない。彼らは親に買ってもらった背広を着込み、真剣な面持ちで会社に赴く。面接で過去を詮索されないか、とヒヤヒヤする青年は、慎重に言葉を選びながら答える。でも、過去がバレて不合格になれば意気銷沈だ。もし、晴れて合格となれば「ああ良かった!」と胸をなで下ろす。

  在学中に勉強しなかった学生は、どうしたものかと思い悩んだ。でも、「体育会系」を前面に出してアピールすれば何とかなった。「一生懸命頑張ります!」と言えば鉄鋼メーカーに入れることもあったし、営業部では忍耐と体力が重要だ。理系の学生ならもっと有利で、金属プレス加工や化学製品のメーカー、あるいは精密部品の製造企業に受け容れられたりする。ちょっとコネがあれば総合商社に入れたし、テレビ局や新聞社、出版社は「ゴキブリ・ホイホイ」みたいな受け容れ先だった。元々労働組合やリベラル知識人が強いから、“学生運動の落ちこぼれ”でもOK。上司にも「左翼シンパ」や「左翼崩れ」がウヨウヨ居るから大丈夫。読売のナベツネだって元左翼(共産主義者)じゃないか。

  東京大学や早稲田大学、日本大学、法政大学などで左翼運動に係わっていた連中は、どこから“資金”を得ていたのか判らないが、上層部の学生には“とんでもない奴”が紛れていた。例えば、早稲田大学の荒岱介(あら・たいすけ)は飛び抜けている。彼は1965年に法学部に入るが、1968年に除籍となっていた。荒氏は「社学(社会主義学生同盟)」の委員長や「全国学生対策部長」に就任した人物で、東大安田講堂の闘争では兇器準備結集罪で指名手配を受けていた。彼は1969年4月に逮捕され、裁判に掛けられて有罪判決を受ける。刑務所には三年間服役し、1977年に出所したそうだ。塀の中に入る人間というのは“懲りない面名”なのか、荒氏は人生で七回も逮捕されたという。ちなみに、府中刑務所では民族派右翼の野村秋介(のむら・しゅうすけ)と一緒だった。

  学生運動を知らない世代は、マスコミのプロパガンダ記事に騙され、純粋で真剣な学生が腐敗した政府に反抗したと思っている。だが、教室を占領した連中なんて、ほとんどが“チンピラ左翼”か“俗物”でしかない。令和の大学生が驚いてしまうのは、荒氏が「ポルシェ」に乗っていたことだ。彼は世間の倫理道徳や組織上層部の説教が嫌いで、自らの欲望を満たすことに何の躊躇(ためら)いも無かった。荒氏は言う。

 ・・・そういうこと(道徳主義)に若者を縛り、革命的規律という名の下に、好きなことをさせない、何を買っちゃいけないとか言って、市民社会からかけ離れていくということを、俺は突破したくてね。当然、若者がBMWに乗りたいというのもいいわけじゃない。・・・俺は文化に出あいたかったんだよ。自動車はドイツ生まれで、ポルシェで言えばフェルナンド・ポルシェが作った文化である。そういう文化を知りたい、乗って味わいたいと思った。そんなの当たり前だと思う。(宮崎学『叛乱者グラフィティ』朝日新聞社、2002年、pp.84-85.)

  平成の緊縮財政で貧しい生活を“当然”と考えるようになった学生からすれば、「いった、どんな奴なんだ?」と思ってしまうだろう。しかし、1950年代から70年代までの日本だと、意外にも高額所得者の子供で左翼になる者が少なくなかった。(「元左翼財界人」に関しては別の機会で紹介したい。) チェ・ゲバラに憧れ、ベトナム戦争に反対し、人民解放のために革命を目指す荒氏であったが、段々とレーニン主義者や新左翼に懐疑的となったそうだ。彼は1990年代になると従来の思想を棄ててしまい、今度は「エコ左翼」というか、世田谷か吉祥寺に棲息する「環境革命家」へと転向する。荒氏によれば、左翼闘争はゲバ棒から火炎瓶、さらに重火器から爆弾へとエスカレートするので、世間との隔たりが大きくなってしまうという。彼は次のように述べた。

  まぁ、現実との関係においては、現実に理論が接近するんじゃなくて、現実に理論が接近できなくなってしまって、あるべき姿の方向に現実を接近させろというふうにますますなっていったんだよ。(上掲書、p.88)

  つまり、左翼学生がどんな理想を語りかけようが、世間の人々は振り向かず、むしろ軽蔑の眼差しで“距離を取る”という訳だ。確かに、1970年代の新左翼運動の頃から、一般の大学生には、ある種の“変化”が訪れていた。安保闘争の世代は、Tシャツにジーンズといった薄汚い格好であったが、新世代の学生は、米国のアイビィー・ルックを真似て、紺色のブレザーにネクタイを締めていた。街を歩くと、身綺麗な若者が、「VAN」のロゴが印刷された紙袋を手に提げ、友人や恋人と楽しそうに話している。こんな光景を目にした若者からすれば、新宿や代々木でマルクス理論を語るなんて野暮天だろう。恋人と一緒に銀座へ赴き、ウィンドー・ショッピングを堪能する方がいい。ウッドストックでのヒッピー姿なら分かるけど、麻布や目黒、あるいは新橋や神楽坂で、日本人がヒッピー・スタイルを真似ても、それは滑稽でしかない。

Ivy Look in America 2143Ivy style Americans 662
(左 : 東部の有名大学に通うエリート学生 / 右 : アイヴィー・スタイルのアメリカ人 )

  高級ブランドのVANで身を包んだお坊ちゃん達は、早稲田や法政の田舎者とは違っていた。美形の女子学生と一緒に喫茶店に入り、ジャズでも聴いている方が“格好良く”思えたのだ。一世を風靡したVAN-JAC社は、1978年(昭和53年)に営業不振で潰れてしまうが、1980年代の大学生は、もう学生運動には戻らなくなっていた。好景気は青年の精神を変えてしまうものだ。この世代は小難しい哲学議論より、ショット・バーに通って仲間と談笑したり、人気のディスコで踊り明かす方をキャンパスライフと考える。デートになればスポーツカーを用意し、女の子を乗せて軽井沢に直行だ。苗場のスキー場に赴けば、ロマンティックな夜で意中の女性を口説こうとする。「ブハーリン」と聞いても、「それ、ロシアのウィスキー?」と尋ねる世代に、共産主義革命なんて無理だろう。

  それでも、学生運動が忘れられない世代は、財界やマスコミ界で息を潜め、嘗ての仲間や後輩の左翼学生を支援する。朝日新聞と連携するテレビ朝日などは、『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を得た猪瀬直樹を持て囃し、「朝まで生テレビ」や「ビートたけしのTVタックル」に招いていた。当時の一般視聴者は猪瀬氏の過去や素性を知らず、『昭和16年夏の敗戦』を書いた著者とか、道路公団を批判する反骨の知識人、と思っていた。(『国民新聞』の読者は違うけど。)

Inose Naoki 823(左 / 猪瀬直樹)
  東京都の副知事から都知事に登り詰めた猪瀬氏は、作家になる前に、信州大学の全共闘議長を務めていた。闘争は1969年6月、文学部のバリケード封鎖から始まったというが、猪瀬氏は全共闘の主力部隊を率いていたそうである。しかし、学生運動には国家を根本的に変える中身が無かった。口先だけの学生達は、単なる観念論じゃだ。動物園で飼われているナマケモノが、「百獣の王」を気取っているようなものだ。職員から餌をもらっているシマシウマに、弱肉強食のジャングルなど解らない。学生運動にのめり込んでいた猪瀬氏も、何となく「世間の風」という“壁”に気づいていたのだろう。

  ある時、彼は国際反戦デーや佐藤栄作首相の訪米阻止のために上京するが、そこで目にした光景は彼の人生を変えるものであった。東京にやって来た猪瀬氏は、新宿の裏通りでコーラを買おうとしたそうだ。そこで、猪瀬氏は表通りから裏通りに足を運んだわけだが、迷い込んだ場所にはパチンコ屋があって、軍艦マーチが流れていたという。突然、猪瀬は通りを一つ隔てただけで“別の世界”があることに気づく。彼は当時を回想し、次のように述べていた。

 そこには日常性があるわけですよ。そのころから、学生運動はこんなものだな、という自覚はあった。学生運動で世界が変わるなんて思っていなかった。日常性の連続がふつうの生活なんです。そして日常性から日本の近代やナショナリズムをもう一度とらえなおさないといけにないと思った。(臼井敏男『叛逆の時を生きて』、p.145.)

  猪瀬氏によれば、1960年代の学生運動は、69年の佐藤訪米阻止闘争で終わったそうである。(上掲書、p.144.) 「あの時点で九割の人は学生運動を止めた」というから、岩波書店の『世界』や『朝日ジャーナル』で活躍していた左翼知識人は、闘争時代の「残滓」なのかも知れない。猪瀬氏は信州大学を卒業後、東京の出版社に勤め、そこの給料で大学院への資金を貯めるにしたそうだ。

  まぁ、左翼組織が強い明治大の大学院だから、心からの“転向”は無かったと思うが、『週刊ポスト』に連載を持ったり、実際の政治に係われば、イヤでも“現実の世界”が判ってくる。学生時代には“綺麗事”を並べていればそれで良かったが、実際の仕事になれば汚いことだって進んでやるしかない。代表作の『ミカドの肖像』だって、“ネタ本隠し”があったそうで、元ネタは早川和廣の『堤義明 悪の帝王学』や草野洋の『西武商法 悪の構図』であったという。たぶん、“パクリ本”とバレるのが恥ずかしかったのか、猪瀬氏は引用先の出典を挙げていなかった。でも、佐野眞一がそれを暴露したから万事休す。『ミカドの肖像』を作成するに当たって、ノンフィクション作家の池田房雄とジャーナリストの岩瀬達哉が協力したそうだ。この二人がネタになりそうな題材とデータ集めに奮闘したそうで、猪瀬氏は触れられたくない過去の暴露に怒っていた。

  最近、国会議員の裏金問題化や悪徳知事の横暴が話題となっているが、そもそも日本人にはデモクラシーなんて“体質”に合わない。選んでいる国民が、選んだ政治家を嫌っているんだから本末転倒である。例えば、愛知県の大村秀章知事は、衆議院で出世の見込みがないと分かった鞍替え組で、津田大介に理解を示すなんちゃって左翼。静岡県の川勝平太知事は、支那人と昵懇で国益の売却者だ。しかも、大学教授の時からパワーハラスメントの常習者ときている。徳島県知事に鞍替えした後藤田正純は、“下半身検査”で不合格となった不適格議員。2000年から2022年まで、ずっと再選を果たしてきたのに、なぜか一度も大臣になれず、衆議院に見切りをつけての知事選だった。

  赤く染まった北海道は、反日や共産主義者の産地となっている。知事の鈴木直道は北海道出身じゃないけど、支那人に国土を明け渡す売国奴。有名な「夕張リゾート」は2017年、支那企業の「元大(げんだい)リアルエステート」に“たった2億円”で売却されてしまい、2019年になると、この支那企業が香港系のファンドに15億円で転売だ。本当に酷いけど、これが現実の北海道である。二階俊博に可愛がられるくらいだから、鈴木知事がどんな人物なのか、誰にでも分かるだろう。

  今、 東京15区の補欠選挙が世間の注目を集めているが、世論調査で首位に立っているのは、共産党の支援を受けた立憲民主党の酒井菜摘(さかい・なつみ)である。二番手は日本維新の金澤結衣(かなざわ・ゆい)で、日本保守党の飯山陽(いいやま・あかり)は、地元民からの知名度を得るだけで精一杯。もし江東区民が正常なら、飯山氏がトップに立っているはずだけど、地元民は「この人誰?」といった反応だ。

飯山あかり00213(左 / 飯山陽)
  飯山氏は移民流入の深刻さを解っているので、平穏な暮らしを望む庶民からすれば、彼女が最も相応しい国会議員となるはず。だが、一般国民は左翼教育のせいで健全な判断能力を持たない。普段は常識的な人でも、政治となれば、ちょっと左寄りとなってしまい、無意識のリベラル派で候補者を選ぶ。左翼教育の影は長く、薄くなったように思えても、人々の脊髄に残っている。我が子や地元の将来を大切にする庶民が、知名度だけで左翼分子に投票し、自ら「故郷の破壊者」となってしまうんだから、本当に憐れだ。せめて自民党支持者の七割くらいが飯山氏に投票するのであれば、まだ救いがある。しかし、左巻きにされた国民が正常な判断を下すとは思えない。乙武候補がコケたことくらいが救いである。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html


▲△▽▼


鴻上尚史氏出演!『学生運動とはなんだったのか?』(2024年5月23日生放送)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=OFmrzuDm-Xo&t=322s

学生運動末期の1972年に早稲田大学で起きた学生のリンチ殺害事件を題材にしたドキュメンタリー映画『ゲバルトの杜 〜彼は早稲田で死んだ〜』を紹介しながら、学生運動とはなんだったのか?を、その功罪両面から考えます。

また、映画の中で問題提起されている“正しい暴力はあるのか?”についても語り合いと思っています。

ゲストはこの映画の劇パートの脚本・演出を担当した鴻上尚史さん。
本作の監督・代島治彦さんも出演の予定です。

■参考テキスト:映画『ゲバルトの杜 〜彼は早稲田で死んだ〜』http://gewalt-no-mori.com/

▲上へ      ★阿修羅♪ > 近代史4掲示板 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 近代史4掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
近代史4掲示板  
次へ