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(回答先: 田舎暮らしに憧れて農業を始める _ 5年間は国が150万くれるが、5年経ったら開拓した農地は地権者に取られてしまう 投稿者 中川隆 日時 2020 年 3 月 03 日 11:44:27)
家庭菜園こそ、田舎暮らしの最大の醍醐味
早すぎる梅雨とともに
2021年05月29日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1509.html
今年の入梅は五月中旬だった。例年は6月の2週目くらいだから異様に早すぎる。
私が何度も指摘しているように、中国共産党がヒマラヤ山麓、チベット高原に数万機というヨウ化銀射出装置を設置し、領土問題で敵対するインドから水を奪う「天河計画」という作戦を2018年から続けていて、もしかしたらその影響を疑っているのだが、最近は、あまりにも異常すぎる気象ばかりで、もうまともな安定した天気は現れなくなるのではないかと心配が尽きない。
人類が滅びる前には、こんな現象が起きるのだな……と。
大雨が連日続いて、畑が水浸しになる毎日だが、作物が、まるで水耕栽培のようになって、伸長が著しい。
とりわけ、大根と蕪など葉物野菜が一斉に伸び始めた。甘藷や枝豆も安定して芽を吹き出した。
私の小さな畑には、今年、大根・蕪・トウモロコシ・甘藷・枝豆・すいか・カボチャを植え付けた。まだ食べられるのは大根と蕪の葉だけだ。
他に、プランターに、キュウリ・茄子・トマト・大葉などを植えつけた。(写真はクリックすると正常に見られます)
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ごらんのとおり、ズボラ流放置農法で、ろくな除草も間引きもしていないので、大根も蕪も密集してひしめいている。少しずつ抜き菜を食べるつもりだったのだが、それより早く伸長してきてしまった。
そこで、間引き大根や蕪の新鮮な葉をおいしく食べる方法はないかと、いろいろ考えたのだが、YouTubeの鬼平犯科帳に、配下のネコ殿が、よく菜飯の話をしているので、久しぶりに白米を炊いて菜飯を作ってみたら、これが実にうまい。
https://www.sirogohan.com/recipe/namesi/
ご飯をやや固めに炊いておいて、畑から取ってきた大根の葉をよく洗って、2分ほど茹でる。これをみじん切りにし塩を加えて、炊き上がったご飯に混ぜる。これだけのことだが、この大根葉飯は、江戸時代に東海道界隈の名物だったらしい。
今でも、鈴鹿や犬山や豊川などで菜飯定食を名物にしている店が残っている。普通は豆腐田楽をメインのオカズにして菜飯を食べるのだという。
去年は、畑の里芋を田楽焼きにして食べたら実にうまかった。豆腐田楽も見ただけで食欲が湧く。菜飯も最近の自作料理なのなかではピカイチにうまかった。
何が良いかといえば、取り立て新鮮野菜をご飯に合わせて調味料は塩だけというシンプルさのなかで、自然の素材の味わいを満喫できるとことだと思う。
畑のない方でも、大きめのプランターに野菜土を入れて大根種をまけば、ほぼ100%できて、ほとんど失敗がない。プランターがはち切れるばかりの大根が、今からでも収穫できるはずだ。それに大根や蕪には連作障害がないので、一年中、楽に作れるのだ。
私はカレーのような複雑な味の料理が好きなのだが、菜飯のように究極のシンプル素材の良さを気づかされた。余計なことはほとんどせずに、素材の味と塩だけで勝負すると、いわゆるレストラン料理を超えた味わいを得ることができる。
今年は、里芋は作らず、甘藷を多めに植えた。
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甘藷の栽培は予想外に難しい。苗は、枯れかけたような茎葉を船植えにして水をやれば自然に普通の苗になるが、立派な芋をつけさせるには、いろいろなテクニックが必要だ。
まず、野菜を作ってきた畑地は残存肥料で肥えすぎているので、肥料をやってはいけない。とりわけ鶏糞は鳥インフルエンザの影響で石灰過多になっているので、土壌PHが上がってしまいNGだ。甘藷は弱酸性を好み窒素肥料を嫌う。
石灰を入れていない痩せた畑地で芋を造らないと、茎葉が「ツルボケ」という状態になって、芋が全然太らないことになる。ただし、肥料としてカリウムが必要なので、耕運時、最初に草木灰も多少入れた方がよい。追肥は無用だ。
また、ある程度茎葉が伸びたら「蔓返し」という茎から出た根を切る作業が必要だ。これも、やらないと芋が大きくならない。もう一つ、甘藷の成長には時間がかかる。11月くらいまで、収穫を我慢することも必要だ。
偉そうに書いているが、実は私は立派な芋を収穫できたことはない。いつでも痩せた芋ばかり。畑に鶏糞を大量に入れていたせいだ。
植え付け後、一ヶ月目の草取りも丁寧にやらないと芋が大きくならないらしい。私のようなズボラな人間は農作業には向いていないかも知れない。
ベランダにはプランターを並べて、トマト・キュウリ・茄子・大葉を植え付けた。
これらは、畑で育てると、たちまち虫に食われてしまうし、キュウリやトマト・茄子は伸長に合わせて棒に結びつける作業が必要になるので、目が届くベランダの方がよい。 ナス科の野菜は、テントウムシダマシなど嫌な害虫が多くつく。キュウリも結実の発見が早くて効率が良い。
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あと一ヶ月もすれば、キュウリ・茄子・トマトが食卓に乗ってくれるだろう。こうした家庭菜園こそ、田舎暮らしの最大の醍醐味というものだ。
ちなみに我が家の土地の取引価格は、坪あたり5000円くらいなので、100坪の土地付き中古別荘が300万円も出せば手に入る。
畑地も可能なら一反300坪くらいは入手した方がいい。気心の知れた仲間と共同で運営するのが一番良いだろう。
農作は、自然の摂理を学ぶのに最高の教材だ。きちんとした哲学を身につけていれば、福岡式の無農薬・無耕起・無除草・無肥料農法により素晴らしい作物を育てることができるが、長い経験と時間がかかる。
私も、普段、食費を抑えるため18円のうどんや、安いインスタントラーメンを良く食べているのだが、こうした取れたて野菜を食べていると、たちまち元気が湧いてくるのを実感するのだ。
それに毎朝、こんな道を散歩してるんだよ。
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