たくあん漬けというより添加物漬け…表示に埋め尽くされた成分が怖い 2015-04-07 https://ameblo.jp/ihnshwekllw/entry-12011296646.html たくあん漬けというより添加物漬け…表示に埋め尽くされた成分が怖い
日本を代表する漬物と言ったら やはりたくあん漬けでしょうか。 白いご飯のおかずの合間に、ぽりぽり。 最後のお茶漬けの時に、ぽりぽり。 お弁当にも入れますよね。 食堂でご飯を食べれば必ずと 言っていいほどついてきます。 昔はどこの家でもこの時期になると 軒先に大根が干されていて、 家庭でたくあん漬けを作ったものです。
昔、祖母が物干し竿に 大根を吊るしていたのを思い出します。 懐かしくなり、たくあん漬けを作ってみようと、 無農薬野菜などを他のスーパーより多く 取り扱っているスーパーにお買い物に行ってみました。 ひどい…はじめから添加物だらけのたくあん漬けの素
たくあんを漬けたいのですが、漬ける時の材料はありますか? 「はい、これです。」 と出されたものを見て驚愕しました。 出された袋はたくあん漬けの素と書かれていて、 ベースになる中身はウコン色素90%、Lグルタミン酸ナトリウム5%、 クエン酸三ナトリウム3%、Lー酒石酸ナトリウム2%、 着色料製材剤としてウコン色素60%、食用黄色4号40% 甘味料としてサッカリンナトリウム100% となっていました。 一体なんですかこれは? 家で作るたくあん漬けが、最初から 添加物だらけじゃないですか! これでは、全く自分で作る意味がありません。 大変悲しくなってしまいました… 気になったので、他の市販の たくあん漬けも調べてみました。 「しそ味」と書いてあるのにしそは1mgも入ってなかった…
紫蘇味たくあん漬けがあったので、 裏の表示をチェックです。
しそは私の好物のひとつですし、 気合いも入ります。 入っているものは、大根、食塩、ぶどう糖液糖、 醸造酢、調味料(アミノ酸)、甘味料(ステビア)、 しそ香料とあります。 この商品は、かなり添加物の少ない方です。 しかし、どんなに寛大な解釈をしても、 大根、食塩、醸造酢以外は添加物なんです。 (醸造酢の作り方は別として) しかも、好物のしそは表示指定成分の香料であり、 本物のしそはこれっぽちも入っていないのです。 これもかなり残念な事です。 元大手食品添加物メーカーにおられた 安部司さんの本『食品の裏側』によれば、 一般的に売られているたくあん漬けは、 大根、食塩、糠、ふすま、グルタミン酸ナトリウム、 グリシン、乳酸、ポリリン酸ナトリウム、 ぶどう糖果糖液糖、サッカリンナトリウム、 甘草、ステビア、バアーガム、ミョウバン、 ソルビン酸ナトリウム、 黄色 4号、黄色5 号、黄色 3号 などが入っていると書かれています。 (メーカーによって、若干の違いはあるそうです) これだけ入っているって、添加物のオンパレードですよね。
表示指定成分まで入っています。 (国が認めている危険な成分です) これでは身体に良いとは決して言えませんね。 日本の古くからあるたくあん漬けは、保存食であり、 体に有用な発酵食品だったはずです。 米糠が発酵することによって、アミノ酸等の 栄養と酵母が作る酵素で味も良ければ 体に必要な酵素も補われたわけです。 添加物だらけのたくあん漬けでは、そんなことは 期待できないばかりでなく、かえって有害なものを 体に入れてしまう事になり兼ねません。 これなら食べない方がましでしょう。 糠漬けにしても塩漬けにしても、 やってみれば意外と簡単に出来るものです。 お漬物を食べたいときは、添加物だらけの市販の漬物より、 結構簡単に出来てしまう漬物を作ってみるのははいかがでしょうか。 本来のたくあん漬けも、皆さんが考えているより ずっと簡単に作る事が出来ますよ。 昔、お婆ちゃんが簡単に漬けていたように。 ここで、昔ながらのたくあんの漬け方をご紹介します。 お家で簡単!安心安全美味しいたくあん漬けレシピ 材料
葉つき大根 10本 天日に干して大根がクの字に曲がればよい 塩 干した大根の 5〜6 % 糠(ぬか) 干した大根の 10〜15 % 昆布 10×10cmくらいのものを2〜3枚 切っておく 鷹の爪 5本 渋柿の干した皮 (あれば) 材料もほんとにシンプルですよね。 最低大根、塩、糠さえあれば作る事が出来ます。 後の物は味を良くしたり 風味をつけるためのものです。 手元になければ省いても構いません。 作り方 塩と糠は混ぜ合わせておく。(糠塩という) 干した大根を歯の部分と大根の部分とに切り分ける。 容器の底に糠塩を均一に敷いたら、大根を綺麗に並べる。 その上に、糠塩、渋柿の皮、鷹の爪、昆布をのせる。 二段目の大根を敷く。(下の大根と方向が重ならないほうが良い。) その上にまた、糠塩、渋柿の皮、鷹の爪、昆布をのせる。 これを繰り返し、最後に残った葉っぱを 全てまんべんなく敷いたら、残り全ての糠塩 (ここの塩糠の量を一番多くする)、 鷹の爪、昆布をのせて、中蓋をして (重石は大根の3倍程度の) 重石をすれば、一か月もすれば美味しく 懐かしいたくあん漬けの出来上がりです。 たくあん漬けの樽は、ゴミなど入らないように覆いをして、 雨のかからない冷暗所に保管して下さい。 食べられるようになったら、 重石は軽いものに交換して下さいね。 この一か月の間に、糠が自然と発酵して 本来のアミノ酸、酵素のある たくあんになるのです。 美味しいたくあん漬けが出来たら嬉しいですね! https://ameblo.jp/ihnshwekllw/entry-12011296646.html
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