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トランプ米大統領がもっとも敬愛する第7代大統領アンドリュー・ジャクソン
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1222.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 12 月 23 日 02:47:46: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 投稿者 中川隆 日時 2020 年 11 月 06 日 12:21:22)

トランプ米大統領がもっとも敬愛する第7代大統領アンドリュー・ジャクソン


トランプの大いなる野望(通貨発行権の回復)2018年06月03日
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/109776041dde5a395e0749812c407756#comment-list

ドナルド・トランプ米大統領がもっとも敬愛する第7代大統領アンドリュー・ジャクソンはFRBの20ドル札として現在も使われているぐらい、今でも国民的支持を得ている。(ただし2020年に肖像画を黒人女性に変更予定)

中央銀行をぶっ潰した『アンドリュー・ジャクソン 最強のトンデモ大統領』2017.03.02 黄金の金玉を知らないか?

オールドヒッコリーという愛称で20ドル札にも載った第7代大統領アンドリュー・ジャクソン。ジャクソニアンなどと信奉者もいて当時の中央銀行をぶっ潰した男。わざわざトランプさんが執務室に肖像を飾るジャクソンとは?
1806年アンドリュー・ジャクソンは決闘をして、胸に命中したがダブダブのマントを着てて心臓を外れ助かった。英語の「OK」はジャクソンが作ったという。

『200年前にもドナルド・トランプはいた アメリカ政治で繰り返されるポピュリズムの歴史』Vol.76 町山智浩のUSニュースの番犬

貧しく育ったジャクソンは正規の教育を受けられなかったが働きながら努力して弁護士になり西部の開拓地で紛争解決のために働き政界に乗り出した。
無学をアピールポイントに

ジャクソンに「学」がないのは誰でも知っていた。「OK」という言葉はジャクソンがAll Correct(すべて正しい)の頭文字をOll Korrectと間違えたのが始まりという。
アダムス第6代大統領は、相手が貧しく高い教育が無いことをジャッカス(ロバ。間抜け)とからかったが、逆にジャクソンはロバを自分のシンボルに使ったので、民主党のシンボルはロバになる。

アメリカ建国以来、選挙権は大土地所有者だけで、高い教育を受けた東部の少数のエリートが政治を独占していたが、ついに白人成人男子すべてに拡大する普通選挙が実現する。
ジャクソンは東部のエリートたちを特権階級として激しく攻撃。トランプが共和党主流派をエスタブリッシュメント(既得権者)と呼んで、庶民の怒りを向けさせたように。
アダムズは第2代大統領ジョン・アダムズの息子で「貴族的だ」と非難。ジェブ・ブッシュやヒラリー・クリントンが「アメリカのロイヤル・ファミリー」と呼ばれて叩かれたように。

ジャクソンはトランプと同じように野卑で乱暴な、誰にでもわかる言葉で話した。コモン・マン(普通の男)と呼ばれたジャクソンは圧倒的な得票率でアダムズに勝利。
最初は相手にされてなかった候補なのに、トランプ勝利ととそっくり。
決闘で死ななかったジャクソンは大統領になってからも暗殺で2発も撃たれたが運良く不発だった。

トランプより強烈だった! アメリカが生んだ「最強のトンデモ大統領」

『反知性主義:アメリカが生んだ「熱病」の正体』の著者で、建国期のアメリカの歴史に詳しい森本あんり・国際基督教大学(ICU)副学長

■荒くれ者の大統領

アメリカで最初の〈反知性主義〉大統領は、1829年アンドリュー・ジャクソン第7代大統領(民主党)で、独立戦争で軍人として名を上げ、胸には決闘で受けた銃弾が残っていたという荒くれ者でした。

綴りを間違えるジャクソンをハーバード卒の現職大統領アダムズは“ロバ(まぬけ)”と徹底的にバカにする。ところが知的エリートに反感を持つ大衆の支持を受けたジャクソンが圧勝。大統領になったジャクソンは特権階級の既得権を破壊する過激な政策を次々と断行する。

それまで行政府を独占していた東部エスタブリッシュメント出身の公務員を全員クビにし、さらに当時の中央銀行(第二合衆国銀行)を破産に追い込む。(★注、この銀行は如何なる意味においても国有銀行ではなく、民間の銀行会社だった)
チェロキー族の〈涙の道〉の悲劇など先住民政策も過酷なものでした。(今のパレスチナ対策と類似?)

■歴代屈指の名大統領

まさに破壊的大統領ですが、ジャクソンは歴代屈指の名大統領として高く評価されている。たとえば公務員を総入れ替えする政策は、公務員の特権階級化と腐敗を防ぎ、中央銀行を潰しても均衡財政を維持し、サウスカロライナ州離脱(内戦)やメキシコやフランスとの戦争を回避する。

金持ちがより金持ちに権力者がさらに権力を集中するシステムを破壊し、学歴や地位が無い誰もが統治を行える知性と徳性を備えているとしたジャクソン大統領。まさに『反知性主義』の面目躍如。

『ホワイトハウスのサイトにトランプさんの大統領令が載ってますが』ベンジャミン・フルフォード

https://www.whitehouse.gov/the-press-office/2017/02/03/presidential-executive-order-core-principles-regulating-united-states
Presidential Executive Order on Core Principles for Regulating the United States Financial System

米国金融システム規制のための主要原則に関する大統領令に重要な一文がある。

restore public accountability within Federal financial regulatory agencies.

この連邦金融監督機関の公的責任を回復する。は、通貨を取り戻せ!と言ってるんでは?。

アメリカ憲法1条は、紙幣発行の権利は議会が持つが、何故か現在の米ドルは議会ではなく、民間のFRBが発行。憲法違反状態だった。

そのため現在、ドル札にはmoneyじゃなくてNoteと印刷されてる。

Moneyなどと書いたら憲法に違反してしまうから。

「連邦金融監督機関の公的責任を回復する。」の一文はFRBから議会に通貨発行権を取り戻すという意味では?。

これをやったら凄い話なのですが、実際そういう動きが出てきている。CIAで演説したりCNNを閉め出したり。

こんにちは。今日FRB閉鎖し明日から政府紙幣に切り替えます。。これをやったら本物中の本物なんですが。

(抜粋)
2017.03.02 最強のトンデモ大統領

★注、
町山智浩は一方的に『トンデモ大統領』と罵倒している。ところが、森本あんりの方は一見するとジャクソンを批判している風に見せて実は180度逆に歴代屈指の名大統領と高く評価していた。そもそも著書の『反知性主義:アメリカが生んだ「熱病」の正体』自体が反知性主義を批判しているようで、実は『反知性主義』の面目躍如とか、『民主主義の王道だ』と評価するという不思議な本なのです。

(トランプの『反知性主義』に対してもまったく同じ態度で『ジャクソンにはならない』と言い切っている。ところが不思議なことに一切何の根拠も示していないのです。森本あんりの場合は、180度逆の結論も導き出せる仕組みなのですから面白い。まさに知的手品ですね)

何れも政府紙幣の発行に関連して『最初に暗殺されたアメリカ大統領リンカーン、最後に暗殺されたケネディ(JFK)』

初代のワシントンから今のトランプまで歴代45人中1割近い4人が暗殺で命を落としている。(暗殺未遂を含めると16人)

最初に暗殺された第16代大統領リンカーン(1865年4月14日)は南北戦争終了6日後だった。アメリカの南北戦争とは第一次世界大戦の11万人、第二次世界大戦の40万人を遥かに超す60万人も戦死している。(当時の総人口は3千万人)
南北戦争の未曾有の戦費を賄うためリンカーンは政府紙幣を発行。(リンカーン紙幣はグリーンバック『緑背紙幣』とも呼ばれ、超インフレとか偽金の代名詞)政府紙幣は暗殺の最大の動機だと考えられる

リンカーンから98年後の1963年最後に暗殺されたケネディ(JFK)大統領の真相は藪の中。誰が見ても組織的謀殺で、リンカーンのように『政府紙幣』の発行を考えていたので暗殺されたらしい。

暗殺から16年後の1979年下院特別調査委員会は、ケネディの暗殺は単独犯との最初のウォーレン報告の結論を退け、正反対の『共同謀議によるもの』(組織犯罪)と結論付けた。ただし暗殺者を特定することも、共同謀議の範囲を特定することもできなかった。


17歳で米海兵隊に入って日本の厚木や三沢での対ソ諜報活動を行っていたオズワルドはケネディ暗殺の1時間半後には現行犯でもないのに実行犯としてスピード逮捕され2日後にはダラス市警察署内であっという間に殺される。享年24歳。

『三度目の正直で「政府紙幣の発行」を狙う?トランプの野望』

現在も飽きることなく延々と続いているリベラルメディア(エスタブリッシュメント、知識層)総がかりの米大統領ネガティブキャンペーンですが、たぶんリンカーンやケネディが考えていた政府紙幣を恐れてるのでしょう。(現在ドル札を発行しているFRBは100%民間銀行。アメリカは世界で唯一国立銀行がない特殊な国家)

米国金融システム規制の主要原則のトランプの大統領令が、アメリカ憲法に則り、民間のFRBから紙幣発行権を議会(国家。政府)が奪い返すとの意味なら歴史的大事件である。(歴史的に見ると世界の中央銀行はアメリカのFRBのように最初は民間の私立銀行から出発しているが、現在は全て国立銀行に移行している)

『パブリック(公)の上位にあるプライベート(私)』

世界通貨であるドル紙幣を発行するFRBは、アメリカ政府機関のような紛らわしい米国連邦準備制度理事会という名前だが、日本銀行とは大違いでアメリカ政府は1株も保有していない純粋な民間銀行だった。

円紙幣は『日本銀行券』とあるがFRBのドル紙幣には何処にもアメリカの文字はない。
アメリカのドル紙幣の表側に『Federal Reserve Note』(フェダレル・リザーブ・ノート)とあり、文字の通りアメリカ政府発行の国債(有利子の債券)を担保に連邦準備制度理事会(具体的にはニューヨーク連邦準備銀行など全米に12ある民間の連銀)が発行した小口の債権証書(利子の付かないFRBの『社債』)だったのである。

『紙幣の命は信用(TRUST)だが、神頼みの今のドル紙幣(IN GOD WE TRUST)』

今のドル紙幣は信用度の『低さ』を補う意味なのか一枚一枚に必ずIN GOD WE TRUST』(我々は神を信じる)と信用(TRUST)の文字が書いてある。

ドル紙幣の、『IN GOD WE TRUST』を見た日本人が『L』入りだと早とちり。アメリカ人はGOLD(金)を信用(TRUST)していると勘違いしたとの笑い話もあるが、世俗世界の王である『金』(GOLD)にGODの権威を利用するなど他に全く例が無い。
宗教的権威に依存する政教一致の神聖国家アメリカは先進国の例外だが、皮肉にも政教分離を世界で最初に憲法に明記した国家も実はアメリカだった。(IN GOD WE TRUSTTRUSTは昔からではなくドルの信用が下がりだした50年代後半から)ドルが兌換紙幣だったニクソンショック以前はGOD(神)ではなくて文字通りGOLD(金)で信用(TRUST)を担保していた。

『アメリカ憲法違反のFEB「連邦準備制度理事会」の発券』

アメリカでは1776年の建国以来(銀行側の色々な妨害で)とうとう今まで中央銀行は成立せず、私立銀行が個々の金準備を使って紙幣を発行している。
現在の連邦準備制度理事会(FRB)の『準備』とは預金準備のことを意味するが、設立は1913年12月23日クリスマス休暇で多くの上院議員が休暇で不在の隙を突いてクーデター的に成立していた。

米国憲法で貨幣の発行権は、議会だけが独占的に持っているので、ドル紙幣は見かけや機能はまったく同じですが、貨幣(通貨)ではなく(紙幣ならアメリカ憲法違反の違法行為)『利子がつかない小額のFRBの社債』で有ると解釈されている。
世界の基軸通貨になっている米国の『利子がつかない小額の銀行社債』(ドル札)は名称自体が銀行券ではなく、フェダレル・リザーブ・ノート(連邦準備券)。公的債務・私的債務の支払い手段として使えることが明記されているが、それは、国家が国債債務の履行を通じてドル紙幣の債務を保証しているからという論理になる。
ドル紙幣は、連邦準備制度(民間の銀行団)がアメリカ政府から受け取った『利子がつく巨額国債』を1ドル札・5ドル札・10ドル札といった小額の価額表示をした紙切れに分割して流通させている不思議な制度である。

連邦準備制度は、金などの価値実体の『準備』がなくても通貨が発行できるという画期的な中央銀行制度であり、『国債本位制』の通貨であるとも解釈出来る。(米国債は利子が付く。ところが、FRBの社債『ドル札』は利子が付かないので濡れ手に粟のぼろ儲けが合法的に出来る詐欺的な仕組み)

キューバ革命のゲバラはボリビアで39歳で死ぬが、カストロの方は90歳(2016年11月25日)まで生きて天寿をまっとう。CIAなどから600回以上も命を狙われ続け『何も体に良いことをしなかったのに、思いがけずこんなことになった』と語ったが、アメリカの暗殺に備えて常に軍服の下には防弾チョッキを着用していたという。

『斬首作戦』など米軍に命を狙われている北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)の場合はキューバのカストロと同じで間違いなく人民服の下に何重にも防弾チョッキを着ている。もしもトランプが政府紙幣の発行を密かに画策しているならキューバのカストロや北朝鮮の金正恩以上に暗殺の危険性が高いことになる。

町山智浩‏認証済みアカウント @TomoMachi (アメリカ・カルフォルニア州バークレー市在住の映画評論家)

トランプが金正恩との会見をドタキャンしたのは、「このトランプ様とあの刈り上げ小僧が一度に死ねば、いろんな問題がいっぺんに解決すると思う奴が世界中にいっぱいいる かもしれない」と怖くなったからじゃないかと思ったりしてる。
16:18 - 2018年5月24日

『トランプ大統領を銃撃犯から守らない!と言い切るアメリカのシークレットサービス(米財務省所属)』
Martin Fackler@facklernyt (2017年1月25日)
Secret Service may discipline agent who suggested she wouldn't defend President Trump from a bullet:

孫崎 享 ‏@magosaki_ukeru 1月25日
ファクラー(元NYT東京支局長)微妙な問題をツイート。
米国のシークレットサービス勤務の女性が大統領を銃弾が狙ったとしても私は大統領を守らない とツイート。
今後トランプ狙撃を狙うというきな臭い問題がいつかは浮上するだろう。

★注。
去年1月20日のアメリカ大統領就任直後のトランプ暗殺計画を示唆したともとれる驚愕的なファクラーや孫埼のツイッターとか、ハフィントンポストが報じたトランプ爆殺を示唆した歌手のマドンナ。(何れも日付は2017年1月25日)

今年6月12日に予定されている歴史的な米朝会談に関連してトランプ暗殺を示唆したカルフォルニア州バークレー市在住の映画評論家町山智浩‏など、アメリカ国内では一貫してドナルド・トランプの暗殺が噂されているのですから怖ろしい。(ところが、対照的に日本国内では誰も暗殺の可能性を言わない不思議)

https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/109776041dde5a395e0749812c407756#comment-list  

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コメント
1. 2020年12月23日 03:40:45 : nuMuC3FGQw : bjhSdFprbHJINGc=[54] 報告
馬渕睦夫 世界を支配する者達が生み出した『中央銀行』という奇形
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/558.html
2. 中川隆[-7151] koaQ7Jey 2025年4月18日 11:41:01 : DpaGQ4BMcE : ZGZ3UjVtaEwuOC4=[13] 報告
<■82行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプのロールモデル - 内田樹の研究室
2025-04-18 vendredi
 トランプの世界戦略は何かをよく訊かれる。果たして「戦略」と呼べるようなスケールの構想が彼の脳裏に存在するのかどうか、私には分からない。ただ、トランプがMake America Great Again と呼号していたときの「再帰する先」がどこかは見当がついた。ウィリアム・マッキンリーとセオドア・ルーズベルトが大統領をしていた時代、すなわち1897年から1909年までの米国である。

 マッキンリーは米西戦争でスペインの植民地だったプエルトリコ、グアム、フィリピンを併合し、キューバを保護国化し、ハワイ共和国を併合した。米国が露骨な帝国主義的な領土拡大をした時期の大統領である。そして、保護貿易主義を掲げ、外国製品に対して57%という史上最高の関税率をかけたことで歴史に名を遺した。ルーズベルトは「穏やかに話し、大きな棒を担ぐ」「棍棒外交」で知られているが、日露戦争を調停したこと(この功績でルーズベルトはノーベル平和賞を受賞した)とパナマ運河の完成で歴史に名を遺した。

 トランプはアラスカにある北米最高峰の名称をそれまでのデナリからマッキンリーに戻し、メキシコ湾をアメリカ湾に改称し、グリーンランドの領土化、パナマ運河の「奪還」を求め、ウクライナ戦争の調停役を名乗り出て、高率関税による保護貿易を目指した点から推して、彼がこの二人の大統領をロールモデルにしていることは確実だろう。

 過去の成功体験を模倣すればすべてはうまくゆくというのがドナルド・トランプの政治思想の「すべて」である。申し訳ないけど。

 マルクスが言うように世界史的な出来事の渦中に投じられた時、人は「過去の亡霊たちを呼び出して助けを求め、その名前や闘いのスローガンや衣装を借用する」ものなのだ(『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』)。だからトランプのアメリカには「退行」だけがあって、未来がないという診立ては間違っていないと私は思う。(信濃毎日新聞 4月11日)
http://blog.tatsuru.com/2025/04/18_0840.html

トランプとフェデラリスト - 内田樹の研究室
2025-04-18 vendredi

 トランプ大統領の連邦政府攻撃と関税外交で米国は深い混乱のうちにある。どうして大統領自身が行政府の弱体化を目指すのか、意味がわからないという人が多い。わからないと思う。ふつう独裁をめざす政治家は行政府の権限を強大化するものだからである。でも、トランプは逆に連邦政府機関の弱体化を進めている。なぜか。トランプを建国時点での反連邦派(アンチ・フェデラリスト)の何度目かのアヴァターだと見立てると、少し理解が進むと思う。

 13州が同盟して英国からの独立戦争を戦った時、暫定的な「同盟」はあったが、連邦政府はまだなかった。独立宣言から合衆国憲法制定まで11年かかったのは、連邦政府にどれくらい権限を付与するかについて国民の間で合意が成り立たなかったからである。

「州(ステイト)」にはそれぞれ政府があり、議会があり、憲法があった。連邦政府はそれらの「ステイト」のゆるやかな連合体なのか、それとも「ステイト」の上位に位置する強力な統治機構なのか、この問いをめぐって激しい論争があった。その経緯はハミルトン、マディソンらの『フェデラリスト』に詳しい。

 論点の一つは常備軍だった。「フェデラリスト(連邦派)」はそれまでの「有事に際して市民が銃を執る」というやり方では外敵からの侵入に対して効果的に対応できないことを指摘して連邦政府指揮下の常備軍の創設を求めた。反連邦派は常備軍が連邦政府の「私兵」と化して、「ステイト」を攻撃するリスクを挙げてこれに反対した。しかし、州にしか軍事力がない場合のリスクをフェデラリストは鋭く指摘した。

「もし、一政府が攻撃された場合、他の政府はその救援に馳せ参じ、その防衛のためにみずからの血を流しみずからの金を投ずるであろうか?(...)しかもおそらく彼らはその隣邦とは嫉視反目し、隣邦の地位が低下するのをむしろよしとしているのである」。

 建国当時の米国は英国、フランス、スペイン、ネイティブ・アメリカンという「敵」に囲まれていたからこの想定はリアルなものだった。
 トランプが進めているのは、それとは逆のプロセス、すなわち連邦を解体して再び「ステイト」を基本的政治単位に戻すこと、つまり合衆国「建国以前」に戻すことのように私には見える。

 というのは、連邦政府は社会契約に基づく擬制だからである。連邦政府は観念的な構築物であって、身体性がない。一方、「ステイト」は共感と同質性に基づくリアルな集団である。

 トランプが目指しているのは米国を再びいくつもの「共感と同質性に基づく共同体」「隣邦と嫉視反目するステイト」に分解することだと私は思う。もちろん、そんなことをすれば米国の国力は衰える。だが、ポピュリスト政治家にとって最優先するのは国力の増大ではなく、自身の権力の増大なのである。そして、社会契約に基づく「冷たい共同体」より、共感と同質性に基づく「熱い共同体」の方が容易に専制政治に転換する。フェデラリストの一人ハミルトンは250年前に今日あることを予見しているかのようにこう書いていた。

「歴史の教えるところでは、人民の友といった仮面のほうが、強力の政府権力よりも、はるかに専制主義を導入するに確実な道程だったのである。事実、共和国の自由を転覆するにいたった連中の大多数のものは、その政治的経歴を人民へのこびへつらいから始めている。すなわち、煽動者たることから始まり、専制者として終わっているのだ。」(週刊金曜日 4月16日)
http://blog.tatsuru.com/2025/04/18_0842.html

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