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(回答先: 中川隆 _ ホラー映画関係投稿リンク 投稿者 中川隆 日時 2020 年 2 月 23 日 13:37:40)
鶴田法男 ほんとにあった怖い話 第二夜(朝日ソノラマ 1991)
霊のうごめく家(1991)
「ほんとにあった怖い話 第二夜」収録
動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm4646757?mylist_sort=0&playlist=eyJpZCI6InZpZGVvX3dhdGNoX3BsYXlsaXN0X215bGlzdCIsIm15bGlzdElkIjo4MjUwNjkyLCJteWxpc3ROYW1lIjoi6buS5rKi5riF44G-44Gk44KKIn0&ref=pc_userpage_mylist
https://www.nicovideo.jp/watch/sm4646892?mylist_sort=0&playlist=eyJpZCI6InZpZGVvX3dhdGNoX3BsYXlsaXN0X215bGlzdCIsIm15bGlzdElkIjo4MjUwNjkyLCJteWxpc3ROYW1lIjoi6buS5rKi5riF44G-44Gk44KKIn0&ref=pc_userpage_mylist
監督:鶴田法男
脚本:小中千昭
音楽: 尾形真一郎
キャスト
小笠原亜里沙/藤生有紀子/金箱和見/竜のり子/伴直弥
鶴田法男監督は、Jホラーの先駆者として知られている。
初監督のビデオ作品「ほんとにあった怖い話」(1991)などで、今日「Jホラー」と呼ばれるジャンルの演出法の基礎を確立したのだ。
「ほんとにあった怖い話 第二夜」(1991)に収録された「霊のうごめく家」は特に有名だ。この作品からJホラーが始まったと言ってもいい。
ちなみに、Jホラーの演出法を「小中理論」と呼ぶことがあり、私も便宜上、そう呼んできたが、正確には「小中=鶴田理論」と呼ぶべきだろう。Jホラーの演出法を生み出した創始者にもかかわらず、鶴田監督がJホラー的演出に追従した「小中理論の体現者」と誤解されることがあるという。
実際には、脚本家の小中千昭とともに、「ほんとにあった怖い話」でJホラーの演出法を作り上げていったのは、鶴田監督なのだ。
小中も著書「ホラー映画の魅力 ファンダメンタル・ホラー宣言」(岩波アクティブ新書)の中で、
「鶴田法男氏とは、撮影前、そして完成後にも対話をし、いかにしたら実話再現ドラマにて怖い映像が生み出せるかについての検討を重ねていた。(中略)このときには明文化していなかったこれらのことを高橋洋氏へ説明するときに、後に<小中理論>と命名されるものができ上がっていく。」
と明瞭に書いている。明文化した功績は小中氏にあるので、先に名前を挙げるとしても、誤解がある以上、今後は「小中=鶴田理論」とすべきだと思う。
http://www.cinemaonline.jp/%EF%BD%90%EF%BD%8F%EF%BD%96%EF%BD%9E%E5%91%AA%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0%EF%BD%9E/
借家に越してきた家族が体験する心霊現象を淡々とつないだ、ジャパニーズホラー黎明期の傑作短編。引っ越したばかりの感情の不安定さと心霊現象による恐怖をうまく重ね合わせている。たとえ心霊現象が起きても、そのことだけに翻弄されず、日常生活は続けられているところが実話怪談的。
ここでの幽霊は、上下黒ずくめの男性。顔を多少メイクしてはいるものの、そのまま普通の人間が演じていて動きはほとんどない。異形にならないように幽霊らしさを出そうとする方法のひとつで、その後、黒沢清監督『回路』(2000)などで洗練されていく幽霊の元祖だけれど、こちらはノンエフェクトで幽霊としての記号が少ないので、リアルではある(んだろう)けれど今見るとちょっと微妙。
ちなみに、のちの「ほんとにあった怖い話」で同じく“借家モノ”の「憑かれた家」(2003/ユースケ・サンタマリア主演)を鶴田演出で撮っていたのだけれど、オープニングのショットはこの作品を自ら引用していた。
https://mochiya.hatenablog.com/entry/20060918/1158571394
名作 霊のうごめく家
今の日本のホラーにかなり影響をあたえている作品だと思います。
確かに低予算なのでメイクなどがイマイチであまり怖くなかったりとか、鶴田監督も自分で語ってる様に初めての演技指導でどうしていいかわからなかったらしく俳優の演技があまり良くなくて恐怖感が伝わらないなどなど欠点はありますが楽しめる作品だと思います。
霊がなにもせずに立っていて不気味で不吉さを感じさせるって言う表現が多いので、呪怨みたいに霊が思いっきり襲ってくるのが好きな人には怖くない作品集かもしれないです。
- 鶴田法男 予言(東宝 2004) 中川隆 2021/10/21 20:27:18
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- 鶴田法男 日本の怖い夜 特別版 第二夜 「すきま」(NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン 2004) 中川隆 2020/12/06 20:05:10
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- 鶴田法男 悪霊病棟(毎日放送 2013) 中川隆 2020/12/05 21:42:38
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