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(回答先: 中国の同化政策は何が問題か? 投稿者 中川隆 日時 2020 年 9 月 30 日 02:26:46)
2020年10月04日
習近平の中国が仏像やモスク破壊、キリスト教関係者多数が行方不明
中国では宗教を信仰する事が違法
画像引用:チベット・中国に破壊された仏像 - 写真共有サイト「フォト蔵」http://photozou.jp/photo/show/1601747/222834658
中国による仏像破壊運動
中国では習近平主席就任後から毛沢東回帰とも言える現象が起きていました。
毛沢東は中国共産党結成時からのメンバーで、入党はソビエト共産党中国支部だった時に遡る。
ソ連流の共産主義を信奉し反宗教、反資本主義、反自由などの心情を持っていました。
ソ連や中国など共産国家では宗教が最大の敵で、ロシアはソ連崩壊まで一切の宗教が禁止されていました。
中国はそれほど徹底しておらず映画になった少林寺など多くの寺院が今も存続しています。
寺院と共産党の関係は微妙なもので、共産主義とは反するものの資本主義経済と同じく容認されてきました。
ところが習近平就任から数年が経った頃から、仏教への取り締まりが厳しくなり無数の仏像が破壊されました。
2017年頃に廃仏令が出され、寺院に突然公安や共産党員が押しかけてきて、全ての仏像を叩き壊したそうです。
これ以前の中国は経済成長に乗っかって仏教ブームが起きていて、巨大仏像や豪華な仏像が次々に作られていた。
ここで登場するのが毛沢東で、毛沢東らの文化大革命などによって中国ではほとんどの仏像が破壊されました。
寺院は残されたものの入れ物だけで、文化財として保存されたり放置された状態になっていました。
ところが改革開放と経済成長で豊かになった人々は宗教に救いを求め、巨額マネーが流入しバブル化していました。
イスラム教やキリスト教も共産党の標的
習近平は宗教バブルを禁止したのだがその手法は「ならず者に寺院を襲撃させ仏像を破壊させる」ような事でした。
こうして中国全土で無数の仏像が破壊されたが、その数は数百万か数億体かもしれません。
さきほど例に出した少林寺だが、宗教禁止令によって仏教服を禁じられ仏教の教義を教えるのも禁止されています。
少林寺では単なる学校として生徒は体操着を着用し、仏教の教えを一切受けずに体操や拳法をならっています。
こうした宗教禁止はイスラム教やキリスト教にも及び、最近のニュースでは新疆でモスク1万6000破壊という報道がありました。
イスラム寺院には仏像のような象徴がないため、共産党はモスクの尖塔(せんとう)や門を破壊している。
モスクの破壊は過去3年以内に行われており、習近平による仏教弾圧と同じ時期に始まったのが分かる。
世界3大宗教のひとつキリスト教は欧米の主要宗教であるためか、今のところ直接的な攻撃を仕掛けてはいない。
だが教会からの告発によると最近3年間ほどで、多くのキリスト教牧師や神父が行方不明になった。
教会関係者が警察や公安に拘束され、暴行を受けたなどの被害を訴えている。
キリスト教信者は反共産主義である場合が多く、おそらく共産党は表ざたにならないように1人ずつ襲撃している。
中国ではそもそもキリスト教会が違法であり、共産主義を崇拝する教会だけが政府から存在を認められている。
反共産主義的な教会は弾圧され地下教会と呼ばれ、江戸時代の隠れキリシタンの立場に似ている。
http://www.thutmosev.com/archives/84022818.html
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