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クリスマスの「自粛」が要請されているが、英国ではピューリタンが禁止した過去
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202012230000/
2020.12.24 櫻井ジャーナル
毎年、気温が下がってくるとインフルエンザが流行する。当然のことながら、スポーツの世界でも感染する人が出てくるわけだが、それに対して「気が緩んでいるからだ」と罵倒する「指導者」がいる。似たようなことが現在、社会全体で引き起こされているようだ。緊張させて支配者が振るタクトに注意を集中させたいのかもしれない。
ウイルスの感染に効果があるのかどか不明のマスクの着用が強制、あるいは強く要請されているが、これは「国民服」を着させられたかつての日本を彷彿とさせる。その当時、女性はパーマをかけられず、割烹着やもんぺを着ていた。そうした「ファッション」は服従の意思表示とも言える。そうした流れができると、途中から被支配者は自らが服従を強制するようになる。
人びとに余裕を持たせず、服従させようとする政策は現在、世界各国で見られる。そうした政策を正当化するため、「SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)の感染拡大」が口実として使われている。人が集まって楽しみ、人びとが親しく接することも感染リスクを高めるとして禁止されたり「自粛」が強要されている。
今年のクリスマスでは、禁止までいかないまでも「自粛」の対象に含まれている。突然変異によって病毒性の高いウイルスが出現したとして鎖国状態になったイギリスだが、クリスマスが禁止される可能性があると話題になったが、実際、禁止されたことが過去にはある。
その時期とは宗教改革が行われていた頃。イギリスでも16世紀の半ばから始まるが、改革派の中でも強硬だったのがピューリタン。国王の横暴に反発する人が増える中、国王派と対立していた議会派の一員としてピューリタンは戦ったが、そのリーダーがオリバー・クロムウェルだった。
国王派を倒すと、議会派の内部で対立が生じる。クロムウェルは貴族や大商人が多かった長老派を追放して国王を処刑、次いで貧農や小市民に支持されていた水平派を弾圧してスコットランドやアイルランドを侵略し、住民を虐殺した。侵略された地域では人が集まることが規制されたようだ。占領地で実行される政策だ。
クリスマスを禁止したのはクロムウェルを含むピューリタン。今でもアメリカで最も力を持っていると言われているのは、このピューリタンである。
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