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ワクチンへの疑惑が高まっているが、スペイン風邪の原因もワクチンだとする説
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202012200000/
2020.12.21 櫻井ジャーナル
これまで西側の少なからぬ政府や大半の有力メディアはSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)への恐怖心を煽ってきた。社会の収容所化やワクチン接種の下地を作ったと言えるが、ワクチンの安全性に対する疑問は恐怖心で押さえ込めていないようで、アメリカのマイク・ペンス副大統領やイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相がファイザー製のワクチンを接種するというパフォーマンスをする事態になった。
開発途上のワクチンを接種するという事態を作り上げたのはWHO(世界保健機構)のパンデミック宣言で始まったコロナ騒動。欧米を中心にロックダウン(監禁政策)が推進されたが、例外的にロックダウンしなかった国がスウェーデン。この国の政府はここにきて市民に対し、公共の場ではマスクをするように推奨している。命令しているわけではない。ロックダウンしなかったことでスウェーデンではCOVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)による死者が街にあふれているかのような話も伝わっているが、ロックダウン実施国に比べて状況は悪くないとする報告がある。
COVID-19のイメージが「スペイン風邪」に重ねて語られることも少なくない。最近では広く知られるようになっているが、この伝染病はスペインから広まったわけでなく、最初の患者はアメリカのカンザス州にあるフォート・ライリーにいたアメリカ兵だった可能性が高い。1917年の夏、新兵を訓練するためにキャンプ・ファンストンがここに建設されていたのだ。
この伝染病はインフルエンザだとされることが多いが、アメリカの国立アレルギー感染症研究所(NIAID)によると、1918年から19年にかけて死亡した人の大半は細菌性肺炎による可能性が高いという。インフルエンザ・ウイルスだけが原因ではないというのだ。
最近、興味深い記事が発表されている。スペイン風邪は1918年2月から始まったとされているが、1917年10月から11月にかけてフォート・ライリーで髄膜炎が流行、ロックフェラー研究所が研究していた実験段階のワクチンを志願者に接種、血清がイギリス、フランス、ベルギー、イタリアなどへ送られているという。このワクチンに疑惑の目が向けられている。
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