http://www.asyura2.com/20/kokusai29/msg/692.html
Tweet |
米大統領選の結果は現在係争中だが、トランプ政権は先日、GSA(米連邦政府一般調達局)を通じて「政権移譲手続き」のスタートを一部許可した。
これについて、評論家で作家の冷泉彰彦氏が自身のメルマガ記事で、GSAへの脅迫をトランプ支持者の仕業と報じた。
HPでのアーカイブが無いので少し長い引用となるが、下記の通りだ。
「・・・ところが、11月26日の感謝祭を前にして、状況はやや改善しました。連邦政府全体の実務、例えば旅費や給与計算、省庁庁舎の建物の管理などを一手に引き受けるGSAという役所が「これでは引き継ぎが間に合わない」というSOSを発したわけですが、これに対しては地味な実務部隊であるGSAに対してトランプ支持者から脅迫などが来るという異様な事態となったのでした。
そこでGSAは各所に静かな抗議を行った結果、トランプ政権はようやく重い腰を上げて「政権移譲手続き」のスタートを認めたのです。・・・」
(2020年11月28日発行 『from 911/USAレポート』第833回 「バイデン政権は、アメリカを2016年の状態に戻せるのか?」より)
しかし下記の動画の通り、実際は脅迫をしていたのはバイデン支持者側だった。
Mike Valerio @MikevWUSA 11月24日
NOW >> GSA Body Bag protest — the group @RefuseFascism just had a silent procession outside the General Services Administration, putting 5 body bags outside the building.
“EMILY MURPHY MUST APPROVE TRANSITION FUNDS”
https://twitter.com/MikevWUSA/status/1330921045390454785
冷泉彰彦氏と言っても知らない読者も多いかも知れないが、評論家・作家(米国ニュージャージー州在住)で、要は主に日本人向けに米国事情の記事を書いているジャーナリストだ。
なお詳しくは、Wikipediaによれば下記の通りである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%B7%E6%B3%89%E5%BD%B0%E5%BD%A6
今回何故、真逆の誤記事を書いたのかは、米リベラル・エスタブリッシュメントの世界にどっぷり浸かっていて、その思い込みで書いたのか、それとも日本人相手に都合のよいフェイクニュースを書いてもバレないと思ったのかは分からない。
ひょっとしたらGSAを脅迫していたトランプ側支持者も百歩譲って一部には居たのかも知れない。しかしその圧力に屈して政権移譲手続きのスタートを認めると言うのは辻褄が合わず、冷泉氏の記述は少なくとも極度にバランスを欠いた意図的なものであった事が強く推察される。
日本人相手の日本人作家とは言え、ここに「赤心」とは対極にある、バイデン支持勢力に漂う耐え難い「偽善」のシッポを垣間見た気がする。
なお、11月29日に冷泉氏と当該メルマガ発行者の村上龍事務所に、ツイッターとEメールで今回の事実を指摘し対応を問い合わせ中だが、現時点で回答はない。
佐藤総研
blog.livedoor.jp/ksato123/
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。