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トランプ ケチ連発の悪あがき…敗北後に待つ“破産と逮捕”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280960
2020/11/06 日刊ゲンダイ
焦りを爆発させるトランプ米大統領(C)ロイター
「多くの票が秘密裏に捨て去られたと報じられている!」――。開票作業が続く米大統領選を巡り、トランプ大統領は5日、自身のツイッターに“不正”を訴えるツイートを連投。バイデン前副大統領が選挙人の過半数獲得へ「王手」をかけたことに、焦りを爆発させた。激戦州のミシガンとペンシルべニアなどで票の集計停止を求めて提訴するなど、勝利を手にするため躍起となっている。敗北なら、「破産」「逮捕」の地獄が待っているからだ。
トランプ陣営は激戦のジョージア州でも、到着期限後に届いた郵便投票が集計に混ざらないよう仕分けの徹底を求める訴訟を提起。ウィスコンシン州では再集計を求める動きを見せている。トランプの支持者も開票所に押し寄せ、「開票を中止しろ」と声をあげた。
票の集計を巡り、両陣営入り乱れて「ちゃんと数えろ」「数えるな」とやり合っているが、劣勢となっているトランプの「法廷闘争」は一体、どこまで通用するのか。国際ジャーナリストの春名幹男氏がこう言う。
「米連邦最高裁は、ペンシルベニアの郵便投票の集計を投票日から3日後の到着分まで認める判断を下しています。共和党はこの決定に反発しましたが、司法が州の郵便投票の妥当性を認めたのです。こうした判例があるので、集計停止や再集計を求める裁判を起こしても、裁判所がトランプ陣営に有利になるような判断を下すとは考えにくい。トランプ大統領は最高裁判事を保守派で固めましたが、最高裁長官は“良識派”で知られるジョン・ロバーツ氏です。個人の利益のために司法判断を曲げることはないでしょう」
全投票の集計を求める抗議をする米国民(C)ロイター
くすぶる脱税問題、マネロン疑惑 |
選挙前から資金難と言われてきたトランプ陣営に、裁判を維持するだけのカネが残っているかも怪しい。
トランプのイチャモンは予想通りの動きとはいえ、悪あがきにしか見えない。そこまでして勝ちにこだわるのは、負けたら最後、「破産」と「逮捕」の可能性があるからだ。
「トランプ大統領の借金の返済期限は、トランプタワー関係のローンが2022年に1億ドル(約106億円)、その他のローンが24年に4億2100万ドル(約446億円)とも言われています。落選したら、個人資産を売却しなければいけなくなるかもしれません。その上、『脱税問題』をはじめ、経営するホテルへの利益誘導や、ロシアンマフィアがかかわったとされるマネーロンダリングなど、さまざまな疑惑がくすぶっています。現職大統領には訴追されないという『特権』がありますが、落選したら即逮捕ということもあり得ます」(春名幹男氏)
不動産王から大統領、そして借金まみれの犯罪者に転落――。こんなオドロキの展開が待っているかもしれない。
トランプぶざま“負け惜しみ”緊急演説
噴飯ものの演説(トランプ米大統領)/(C)AP=共同
「すわっ! 敗北宣言か?」「いや、大統領として強権発動するのでは?」――トランプ米大統領が6日午前8時半(日本時間)からホワイトハウスで演説するとの情報に、日本のメディアも色めき立ったが、約15分遅れで始まった演説は負け惜しみを並べただけだった。
「アメリカ国民に最新情報をお伝えします」と重々しい口調で話し始めたトランプだったが、続いて口を突いて出てきたのは「マスコミは誤った世論調査でミスリードした」「合法的な票を数えれば私は簡単に勝っている」「バイデン陣営に票を盗まれた」などと、ほとんどがこれまでツイッターでぶちまけてきたことの繰り返しで、会場の記者たちも呆れ顔だ。
噴飯ものの演説は20分足らずで終わり、トランプはそそくさと引き揚げていった。
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