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<2>世論団体9つがバイデン当選を予測 圧勝の鍵は白人女性 大混乱必至 11.3米大統領選直前リポート
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/280230
2020/10/21 日刊ゲンダイ
4年前とは違う?(演説する民主党のバイデン候補)/(C)ロイター
「大方の予想では、今年の大統領選は接戦になるとのことですが、トランプ大統領の行状の悪さを眺めると、(バイデン氏が)大差をつけると思います」
弁護士で政治評論家のジェニファー・ルービン氏は、バイデン氏がトランプ大統領を負かす可能性が高いと述べる。しかも「ブローアウト(圧倒的勝利)」という言葉を使ってバイデン氏の勝利を予想する。
最新のNBCニュースとウォールストリート・ジャーナルの共同世論調査によると、バイデン氏はトランプ大統領を11ポイントもリードしており、大統領のコロナ感染前よりも差が広がった。
前出のルービン氏は、バイデン圧勝のカギは女性が握っていると読む。「特に大卒の白人女性からの支持が強く、バイデン氏は41ポイントもトランプ氏を上回っています。大卒以外の白人女性からの支持率も比較的高く、この点が4年前のヒラリー氏と違うところです」
今年はコロナ蔓延の影響で、投票日の密集を避ける理由などから、期日前投票と郵便投票をする有権者が増えており、CNNは10月18日時点で、すでに2200万人が投票を済ませたと報道した。
期日前投票は民主2対共和1
しかも最終的な総数は1億5000万を超える記録的な数字になると予測されている。この現象についてフロリダ大学政治学部のマイケル・マクドナルド教授が解説する。
「これまで期日前投票や郵便投票をする人は共和党有権者に多く見られました。ところが今年は圧倒的に民主党の人たちが期日前に動いています。全米での比率は2対1で、民主党有権者の方が多いのです」
もちろんこうした情報だけでバイデン氏の勝利を確定できるわけではない。共和党側も例年より多くの支持者が選挙当日に1票を入れるとみられており、依然として接戦になる可能性もある。
それでもロイターを含む9団体が実施した最新世論調査では、すべてがバイデン勝利を予測している。もっとも差が大きかったのはABCニュースとワシントン・ポスト紙による共同調査の12ポイント差。
しかし、くしくも4年前、投票日1週間前、ヒラリー氏がトランプ氏をリードしていた数字も12ポイントで、「選挙は水物」の言い伝えは米国でも使えるかもしれない。 (つづく)
堀田佳男 ジャーナリスト
1957年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業、アメリカン大学大学院国際関係課程修了。米情報調査会社などを経て1990年に独立。以来、ワシントンDCを拠点に政治、経済、社会問題など幅広い分野で取材・執筆。25年間の滞米生活を経て2007年帰国。国内外で精力的にジャーナリスト活動を続ける。著書に「大統領はカネで買えるか」「大統領のつくりかた」「エイズ治療薬を発見した男 満屋裕明」など。
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