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ハンター・バイデン
米国現地時間10月14日朝、米紙ニューヨーク・ポストは、大統領選前の「10月のサプライズ」として、バイデンの息子ハンター・バイデンのウクライナでの汚職スキャンダルに関する電子メールが、暴露されたことを報じた。
このニュースはすぐに多くの米国メディアに取り上げられ、上院国土安全保障・政府問題委員会が調査に介入することになった。公開されたメールによると、ハンターは2015年に、父親のバイデン前副大統領をウクライナのガス会社「ブリスマ・ホールディングス」の幹部に紹介したことが明らかになった。当時、ウクライナ側の事務を担当していたバイデンは、2016年にブリスマ社の汚職事件に介入し、米国の10億ドルのウクライナ支援を保留して、ブリスマを起訴したビクター・ショーキン検察官を解雇するようウクライナに迫って脅していた。
暴露された電子メールによると、2015年4月17日、ブリスマ取締役会顧問のヴァディム・ポザルスキーがハンターに電子メールを送り、バイデンと同氏との「密談」を明らかにしたという。彼はメールで「親愛なるハンターさん、ワシントンDCに招待してくれてありがとうございます、そしてお父さんに会って一緒に時間を過ごす機会を与えてくれてありがとうございます ……. それは名誉であり、喜びでもありました。」
エネルギーに関する学歴や経験がないにもかかわらず、ハンターはブリスマ取締役会顧問を務めた後、毎月同社から最高5万ドルの「報酬」を得た。2014年5月12日、つまりハンターがブリスマ取締役に入社した直後に、ポザルスキーはハンターに電子メールを送り、父親の政治的影響力を使って会社を助けてほしいと要請したという。メールはまた、ハンターのビジネスパートナー、ブリスマ取締役会のもう一人のメンバーであるデボン・アーチャーにも送られた。アーチャーは最近詐欺罪で判決を受けたばかりである。
衝撃的な秘密が隠された電子メールは、デラウェア州のコンピューター修理店のオーナーを経由して、トランプ大統領の個人弁護士である、元ニューヨーク市長のルディ・ジュリアーニ氏が提供したものだという。店主によると、2019年6月4日に、ある人が水に浸かったアップルのノートパソコンを修理に出したところ、その後に代金が支払われずに回収されなかったと語った。彼は何度もこのお客さんに連絡しようとしたが、返事はなかった。
そのため、店主はコンピューターの検査を余儀なくされた。彼が気づかなかったのは、ハードディスクにはハンター・バイデンの薬物使用やポルノのビデオなど、大量の秘密が隠されていたことだ。店主はこれがハンター本人のパソコンだとは断定しえないが、パソコンにはボー・バイデン財団(BBF)のラベルが貼られていたことだ。
2019年末、店主はこの事件を連邦政府に報告した後、パソコンとハードディスクは連邦捜査局(FBI)に没収されたが、その後の消息が明らかになっていない。店主はトランプ大統領の支持者であるため、ハードディスクの中身のコピーをジュリアーニの弁護士ロバート・コステロに渡した。
今年9月下旬、ニューヨーク・ポスト紙はジュリアーニからハードドライブのコピーを入手した。
バイデンはウクライナでの仕事のことを息子に話したことはないと公言しているため、もしこのメールが本当だと証明されることになれば、唯一の解釈は「バイデンは嘘をついている」ということになるだろう。
(翻訳・藍ケ)
2020年10月15日
看中国
https://www.visiontimesjp.com/?p=9949
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