http://www.asyura2.com/20/kokusai29/msg/319.html
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新型コロナ拡大にともなう危機は、とても政治的な構造を持っている。マスコミ
や権威ある専門家たちは、コロナ危機を「裏」のない、政治色の全く入らない純
粋な感染症の危機としてしか見ない。人々の多くも裏読みに慣れていないので、
マスコミ権威筋の説明を鵜呑みにしている。だが事態を詳細に見ていくと、コロ
ナ危機は国際政治的に歪曲された各国政府による陰謀・政治的演出だと考えた方
が納得がいく話になる。たとえば「第2波」「第3波」として騒がれている陽性
者の再増加は、日本でも米国でも、PCR検査数を増やしたことに伴うもので、コ
ロナの感染拡大の速度が最増加した結果でない。なぜ各国政府が事態を歪曲して
第2波、第3波を演出し、感染拡大が続いていると人々に思わせねばならないの
か、の方が大きな問題だ。事態を深く掘り下げた時の構図の大転換は911テロ
戦争と同じだ。
http://www.zerohedge.com/markets/jump-new-us-covid-cases-completely-explained-increased-testing-bofa
The Jump In New US Covid Cases Is "Completely Explained" By A Surge In Testing: BofA
http://tanakanews.com/200717corona.htm
新型コロナ「第2波」の誇張
http://tanakanews.com/200529corona911.htm
911とコロナは似ている
世界的に、市民外出禁止や店舗閉鎖命令などの都市閉鎖が、コロナ対策として効
果があるという確証がないまま各国に強要され、その悪影響である経済停止の方
がひどくなり、世界的な大恐慌になっている。都市閉鎖を必要ないと考え、むし
ろ都市閉鎖しないことで集団免疫を早めに獲得した方が良いという方針を続けた
スウェーデンは国際マスコミから非難され、悪しざまな歪曲報道で誹謗中傷され
続けた。今ごろになって、スウェーデンは全体的な感染が少ないまま経済成長を
再開でき、正常な社会の維持もできて成功したと認められている。都市閉鎖が愚
策であると公式にわかってきた今でも、欧米の多くの政府は、今後も断続的に都
市閉鎖が必要だと言い続けている。こうした間違った策を長期化するために、間
もなく第3波がくるという歪曲的な喧伝(実は検査数の増加)が続けられている。
http://sebastianrushworth.com/2020/09/19/covid-19-does-sweden-have-herd-immunity/
Does Sweden have herd immunity?
http://www.dlacalle.com/en/new-lockdowns-could-lead-europe-to-economic-depression/
New Lockdowns Could Lead Europe to Economic Depression
この国際政治的な歪曲を主導しているのは米国だ。経済を破壊するだけの都市閉
鎖には、米国以外の国が扇動・強要しても、他の諸国が従わない。日本を含め同
盟(=対米従属)諸国の多くは、今回のような国家運営の根本に関わる重要事項
の場合、覇権国である米国の言うことしか聞かない。米国自身も、他の国の主導
なら従わない。
http://tanakanews.com/200902corona.htm
コロナのインチキが世界的にバレていく
今の歪曲的なコロナ対策の主導役(コロナ危機の扇動役)が米国であるとして、
米国のどの勢力が主導しているのだろうか。トランプなのか、軍産なのか。米国
では、覇権運営に関してトランプと軍産複合体(諜報界、外交界、マスコミ、学
術界、民主党主流派など。深奥国家)が対立的に存在している。これまで米国の
覇権運営は軍産が握ってきた。そこにトランプが大統領になって殴りこみをかけ
た。軍産は米国覇権の永続が目標で、トランプは米国覇権の破壊と多極化が目標だ。
http://tanakanews.com/191227scandals.htm
米英諜報界内部の暗闘としてのトランプのスキャンダル
http://tanakanews.com/170108hack.php
トランプと諜報機関の戦い
米国の中枢では、第2次大戦で英国から覇権を譲渡されて以来、英国が黒幕にな
って米国の単独覇権体制を維持する戦略を採りたい軍産と、覇権を多極化・機関
化して世界の発展の均一化と安定を進めたい勢力(隠れ多極主義)が暗闘してき
た。多極派の目標は、ロックフェラーが作った国連の安保理P5が象徴している。
トランプは多極派の代理人だ。トランプは大統領になって軍産に戦いを挑み、
ロシアゲートなどを舞台にした激しい暗闘の結果、トランプが軍産に勝っている。
諜報界を取り仕切る司法長官にはトランプの忠臣であるウィリアム・バーが19年
2月から就任し、トランプに楯突いてきたFBIなど諜報界を仕切ってきた幹部
たちを次々と更迭ないし格下げ・抑止してきた。バーはトランプの軍産潰しの
現場指揮官だ。
http://tanakanews.com/190527spygate.htm
スパイゲートで軍産を潰すトランプ
http://tanakanews.com/180724trump.htm
軍産の世界支配を壊すトランプ
トランプは軍産と対立してきたが、トランプはすでに軍産との戦いに勝っている。
トランプは、すでに軍産の中枢である米諜報界を乗っ取っており、乗っ取った後
も、まだ戦いが続いていて軍産と対立しているかのような演技を続けることで、
軍産が過激にやって失敗して米国覇権を自滅させ結果として多極化が起きている
という展開に誘導していると考えられる(マスコミや学術界は軍産の一部だが
独立的な機関なので、トランプが諜報界を乗っ取っただけでは言うことをきかせ
られない)。この手法は、ブッシュ政権の時に政策立案集団である「ネオコン」
が採った策略だ。ネオコンは、軍産の一部としてイラク侵攻を起こしたが、その
やり方は過激かつ稚拙で、イラクの占領が失敗して米国は覇権を低下させた。ネ
オコンはトランプと同根の隠れ多極主義者と考えられるが、表向きネオコンは
「ネバートランプ」の派閥を結成したりしてトランプを敵視している。ネオコン
は、イラク侵攻後も「悪名高い軍産」として演技し続け、トランプと軍産が戦っ
てトランプが勝つという演技に参加している。
http://tanakanews.com/190329russiagate.php
ロシアゲートとともに終わる軍産複合体
「トランプvs軍産」の構図の中で、コロナの歪曲を積極的にやってきたのは、軍
産の一部であるマスコミだ。また米政界では、共和党より民主党の方が都市閉鎖
の恒久化に積極的だ。米マスコミの多くは民主党寄りである。学術界や大学も、
コロナ危機を積極的に扇動してきた。コロナの歪曲は、マスコミや民主党など、
軍産によって行われている。軍産の目標は米国覇権の永続なのだから、米経済を
破綻させ米覇権を自滅させ、中国をこっそり台頭させるコロナ危機の歪曲は、軍
産の目標と正反対だ。この矛盾をどう説明するか、という時に出てくるのが「軍
産はすでにトランプに乗っ取られている」という状況だ。トランプは、乗っ取っ
た軍産の一部であるマスコミや学術界が、コロナ危機を歪曲的に扇動するように
仕向けている。かつてイラク戦争の前後にも、マスコミはネオコンが流す稚拙な
ウソを「事実」として報道し続けていた。
http://tanakanews.com/180320neocon.php
好戦策のふりした覇権放棄戦略
http://tanakanews.com/g0331neocon.htm
ネオコンと多極化の本質
トランプは、都市閉鎖に反対するかのような印象を流している。都市閉鎖を続け
る民主党の州知事や市長を批判するツイートや発言を連発する。しかし、トラン
プが本当に都市閉鎖に反対なら、連邦政府として都市閉鎖に反対だときっちり表
明すれば良い。州知事や市長が勝手にやる都市閉鎖策は無効だと宣言して政治的
・法的に争えば良い。トランプはそれをせず、逆に、自分が任命したCDCなど
米政府のコロナ担当部署が、各種の厳しい都市閉鎖的な諸策を進めることを許し
ている。米政府がPCR検査を増やして第2波を演出するのも看過ないし推進して
いる。トランプは、表向き都市閉鎖など厳しいコロナ策に反対する印象を流しつ
つ、実のところ部下に厳しいコロナ政策をやらせ、米国の多くの地域が延々と都
市閉鎖を続け、大恐慌を悪化させるのを容認している。トランプは、表でコロナ
の愚策に反対しつつ裏で推進している。トランプと軍産の両方がコロナの愚策を
推進している。欧州や日本などの同盟諸国に厳しいコロナ対策をやらせているの
も、トランプと軍産の協調体制だろう。
http://www.zerohedge.com/geopolitical/dr-fauci-warns-we-need-hunker-down-get-through-fall-and-winter-because-its-not-going
Dr. Fauci Warns "We Need To Hunker Down To Get Through This Fall And Winter Because It's Not Going To Be Easy"
http://tanakanews.com/200824corona.htm
新型コロナ集団免疫再論
コロナ危機は「危険な感染症が世界で流行し、米国が感染症対策と称する覇権行
使の強化・世界的な有事体制の確立をやるべきだという話になる」という、軍産
の覇権強化策としての「パンデミック」のシナリオに沿っている。コロナ危機は
パンデミックのシナリオに沿っているが、やっている策は、米国と同盟諸国の経
済を破綻させる都市閉鎖や、軍産のエージェントが世界各国に行けなくなる国際
旅客航空便の停止など、米国覇権を自滅させている。なぜこうなっているかとい
う疑問も、トランプらが軍産を乗っ取り、軍産の策であるパンデミックのシナリ
オを発動し、それを自滅的な具体策でやらせることで、トランプらがやりたい覇
権崩壊や多極化につなげていると考えれば納得できる。
http://off-guardian.org/2020/09/17/12-steps-to-create-your-own-pandemic/
12 Steps to Create Your Own Pandemic Or How to Turn a Harmless Virus into Boundless Profits for You and Your Friends
http://tanakanews.com/200501networks.php
コロナ危機による国際ネットワークの解体
裏の覇権自滅シナリオを書いているのはトランプ自身でなく、側近や知恵袋の誰
かだ。ビルゲイツら、もともとのパンデミック推進派は、目くらまし用のピエロ
にされている。イラク戦争の時も、軍産のふりをした多極派のネオコンが立案し、
軍産本流(中道派)のパウエル国務長官らはピエロにされ、ネオコンが埋め込ん
だ「イラクの大量破壊兵器保有」の稚拙な捏造を国際社会に説明するのに苦戦さ
せられていた。
http://bit.ly/3kLJmC0
Bill Gates Slams FDA, Doubts Agency Can Be Trusted With COVID-19 Vaccine
http://tanakanews.com/c1226powell.htm
イラク戦争を乗っ取ったパウエル
コロナ危機の歪曲は、米欧を自滅させるだけでなく、中国を台頭させている。世
界の主要な諸国の中で今年、プラスの経済成長になるのは中国だけだ。米日独な
ど、あとの諸国は全部マイナス成長だ。米国のマイナスが特に大きくなりそうだ。
米国が自国と同盟諸国に愚策をやらせて自滅させている。対照的に中国は、さっ
さと都市閉鎖をやめて経済を平常に戻し、経済成長を好転させプラスにした。
これも、トランプの米覇権破壊・多極化戦略の「成果」だ。
http://tanakanews.com/200827china.php
米中逆転を意図的に早めるコロナ危機
http://tanakanews.com/200806china.htm
中国が内需型に転換し世界経済を主導する?
新型コロナは中国の武漢で発祥した。この部分も、トランプが乗っ取った軍産に
やらせた、もしくは軍産が中国潰しの策としてコロナを武漢で発祥させるのをト
ランプが黙認し、中国から世界に感染が広がるところで策を乗っ取った可能性が
ある。それらでなく、単に中国側の研究所員の過失だった可能性もある。コロナ
の発生経路は、武漢の野生動物市場で売られていた中型哺乳類からヒトに感染し
たという純粋な自然発生の経路ではないだろう。自然発生なら中国政府の責任が
ないので、そのように発表するはずだ。中国政府は一時、自然発生説を流布した
が、その後止めている。世界から詳しく尋ねられると辻褄が合わなくなるからだ
ろう。中国政府は、コロナの発生経路を不明にしたままだ。中国政府が認めたく
ない、責任重大な経路なのだろう。となれば、武漢のウイルス研究所からの漏洩
が最も疑われる。
http://tanakanews.com/200204wuhan.htm
武漢コロナウイルスの周辺
研究所からの漏洩の場合、純粋に研究所員の操作ミスだったのか、それとも米諜
報界が武漢ウイルス研の要員を自分たちのスパイに仕立て、そのスパイに意図的
なウイルス漏洩を引き起こさせたか、という2つの場合が考えられる。どちらに
しても中国政府にとって不名誉なことなので発表されない。純粋な操作ミスの場
合、SARS研究として実験室でコウモリから中型哺乳類に感染させたコロナウ
イルスを実験終了後に殺菌処理したのが不十分だった可能性がある。この例は
SARSウイルス漏洩事件として、過去に北京の研究所で起きている。CIAや
FBIなど米諜報界・軍産が黒幕の場合、中国のウイルス研究者のほとんどが米
国の大学や研究所に留学した経験を持つので、米諜報界が米国に留学中の研究者
をたぶらかしたり脅したりして陥れ、スパイに仕立てることが可能だ。
http://tanakanews.com/200227trump.htm
新型ウイルスとトランプ
新型コロナが武漢ウイルス研から漏洩したとして、それが純粋な操作ミスの結果
であるなら、コロナの発祥時には米国のトランプや軍産と関係ないことになる。
トランプや軍産は、中国側の過失で発祥した新型コロナが中国から世界に広がる
際に、わざと稚拙な都市閉鎖などを展開し、コロナが中国でなく米欧を自滅させ
るよう設定したことになる。そうではなくて、米諜報界が武漢ウイルス研究所の
中に仕込んだスパイがウイルスを漏洩させてコロナ危機を起こしたのなら、最初
から軍産やトランプの謀略だったことになる。どちらだったのかは、多分永久に
わからない。どちらであっても、コロナ危機の全体構図としては大した違いでない。
http://tanakanews.com/200812corona.htm
ただの風邪が覇権を転換するコロナ危機
コロナの有事は、中国の習近平主席が自分の独裁を大幅に強化する好機を与えた。
習近平はコロナ危機を使い、中国での独裁を強化しただけでなく、米国などの
マスコミ記者や外交官らの中国駐留を制限することで、中国の状況に関する情報
が世界に漏れにくい状態を作り、世界から監視・邪魔されずに、中国と一帯一路
の強化をやれるようにした。天安門事件など、米欧が中国をへこます局面は、米
欧が中国を監視していることで可能になった。コロナは米欧から中国への監視を
外し、中国の台頭を見えにくいものにしている。世界が監視していない中で、こ
れから中国がさらに台頭していく。実態が見えにくいので、米欧は中国への抑止
策がとりにくい。
http://tanakanews.com/200911china.htm
米欧日の儲けを中国に移転するトランプの米中分離
http://www.wsj.com/articles/china-backslides-on-economic-reform-11600813771
China Backslides on Economic Reform
しかもトランプはコロナ以外の経済の部分で、稚拙で過激な中国敵視策を加速し
ている。これもネオコン的だ。中国を敵視して弱体化することはマスコミなど軍
産の目標だが、トランプは中国敵視をやっているのでマスコミが批判しにくい。
トランプの中国敵視は中国を強化する。その点をマスコミが批判しても、難しい
政策論になるので効果がない。トランプは、軍産の策であるパンデミックや中国
敵視を稚拙にやり、これを恒久化することで、米国覇権の自滅と中国の台頭、覇
権の多極化を推進していく。世界的なコロナ危機はまだまだ続く。
この記事はウェブサイトにも載せました。
http://tanakanews.com/200926china.htm
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