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レバノンに対してアメリカとイスラエルの支配者が行っていること(2/3)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202008100000/
2020.08.11 櫻井ジャーナル
かつて、レバノンは中東における重要な金融センターだった。シリアを倒すためにもイスラエルはレバノンを制圧したいはずだ。最近、イスラエルの戦闘機はレバノンのベカー高原を盾として利用し、シリアへミサイルを撃ち込んでいる。
イスラエルはレバノンへ何度も軍事侵攻したが、2006年7月から9月にかけての侵攻を最後に行われていない。イスラエルの陸軍が地上戦でヒズボラに勝てなくなったからだと言われている。2006年の戦闘でイスラエル軍はヒズボラに敗北、その際にイスラエルが誇るメルカバ4戦車も破壊されたのだ。アメリカをはじめとする親イスラエル勢力がヒズボラを敵視するのはそのためだ。
この軍事侵攻が行われる前年の2月、ラフィク・ハリリ元レバノン首相が殺されている。その事件を調査することになったのが国連国際独立委員会のデトレフ・メーリス調査官。2005年10月に彼は「シリアやレバノンの情報機関が殺害計画を知らなかったとは想像できない」と主張し、「シリア犯行説」に基づく報告書を安保理に提出している。イスラエルやアメリカの情報機関が殺害計画を知らなかったはずはないとメーリスは想像しなかったようだ。
爆破に使われたことになっている三菱自動車製の白いバンは2004年に相模原からベイルートまで運ばれたとされているのだが、どのように輸送されたかは調べられていない。アーマド・アブアダスなる人物が「自爆攻撃を実行する」と宣言する様子を撮影したビデオをアルジャジーラは放送したが、これをメーリスは無視。アブアダスが途中で自爆攻撃を拒否したため、シリア当局に殺されたとズヒル・イブン・モハメド・サイド・サディクなる人物は主張している。
爆破現場を撮影した写真が存在するのだが、そこには深いクレーターがあり、自動車による自爆テロでなかったことを示している。ハリリの死体を見ると、金製の腕時計は溶けているのだが、シャツの襟は残っている。体もあまり炭化していない。体がバラバラになっているわけでもない。金の時計を溶かすほど高温になったが、その際に無酸素状態を作り出したと見られている。(つづく)
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