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インターネットを支配、検閲しているのは西側の支配者
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202007190000/
2020.07.19 櫻井ジャーナル
芸能人に限らず、特定の人物がSNSなどで罵詈雑言を浴びせられることがある。「炎上」というらしいが、根拠があっての批判ではなく、個人的な不満を誰かにぶつけているだけだ。世の中の「空気」を利用して誹謗中傷しているだけだろう。学校のいじめと似ている。
そうした「炎上」の引き金になるキーワードも存在するが、何者かが「なりゆくいきほひ」を作りだすこともある。言うまでもなく、そうした「いきほひ」をコントロールするのは情報発信の場を提供している会社だ。
支配者が有力メディアなどを使って流しているプロパガンダ、被支配者に見せている幻影の実態を明らかにする情報は規制され、サイトのいくつかは閉鎖された。影響力が大きいと判断されれば、ターゲットになる。私的権力は直接、検閲する力を手に入れたのだ。
権力犯罪を明るみに出す手助けをしていたウィキリークスの場合、看板的な存在だったジュリアン・アッサンジは昨年4月11日にイギリスでロンドン警視庁によって逮捕され、刑務所の中。アメリカとイギリスの支配者たちは彼をアメリカの刑務所へ移そうと画策している。その後、アメリカとイギリスが新型コロナウイルスを利用して世界を収容所化、人びとから主権とプライバシーを奪う政策を打ち出していることを考えると、逮捕は絶妙なタイミングだった。彼らはさらなる内部告発を防ぐためにもアッサンジを厳罰に処そうとしているのだろう。
SNSはインターネット上のサービスだが、そのインターネットを生み出したのはアメリカ国防総省のDARPA(国防高等研究計画局)であり、施設の9割はアメリカが支配、コンピュータのハードウェアやソフトウェアを提供している企業の大半はアメリカ系。チップ、ルーター、モデム、そしてSNSを運営している会社の多くもアメリカ系だ。そのインターネットの動きは全てアメリカやイギリスの電子情報機関、つまりNSAとGCHQが監視、記録している。
2016年からアメリカでは「ロシアゲート」でドナルド・トランプが攻撃され始めた。選挙期間中、彼がロシアとの関係修復を訴え、支持されたからである。上院議員時代から大手軍需企業のロッキード・マーチンをスポンサーにし、ウォール街の金融資本や好戦派のネオコンとも結びついていたヒラリー・クリントンはロシアを核戦争で脅そうとしていた。
後にロバート・マラーが「ロシアゲート」を調べるため、特別検察官に任命されたが、この段階でこのスキャンダルが作り話であることは明確だった。アメリカの電子情報機関NSAの技術部長を務め、通信傍受システムの開発を主導し、NSA史上最高の数学者にひとりと言われている内部告発者のウィリアム・ビニーが指摘しているように、すべての通信を傍受、保管しているNSAは、もし疑惑が事実ならFBIに必要な証拠をすべて提供することができた。つまり特別検察官を任命する必要はなかった。
民主党が流したシナリオによると、ロシア政府が民主党のサーバーをハッキングさせたことになっているのだが、コンピュータの専門家、例えばIBMでプログラム・マネージャーを務めていたスキップ・フォルデンは転送速度など技術的な分析からインターネットを通じたハッキングではないとしている。インターネットから侵入したにしては、データの転送速度が速すぎ、内部でダウンロードされた可能性が高い。
ハッキングされたと民主党が主張しているのはヒラリー・クリントンの電子メール。2016年3月にウィキリークスは民主党の幹部やクリントンの不正行為を明らかにする電子メールを公表、7月にはクリントンを起訴するに十分な証拠を公表していくとアッサンジは発言、実際に発表することになる。それに対し、民主党はサーバーがGuccifer 2.0にハッキングされ、その黒幕はロシアの情報機関だと主張したのだ。
しかし、実際は民主党の内部でダウンロードされたと見られている。ダウンロードした人物と言われているのはDNC(民主党全国委員会)のスタッフだったセス・リッチだが、かれは2016年7月10日に射殺されている。
警察は強盗に遭ったと発表するが、それに納得できないリッチの両親は元殺人課刑事の私立探偵リッチ・ウィーラーを雇って調査を始めた。この探偵によると、セスはウィキリークスと連絡を取り合い、DNC幹部の間で2015年1月から16年5月までの期間に遣り取りされた4万4053通の電子メールと1万7761通の添付ファイルをウィキリークスへ渡したとしている。
その後、この殺人事件は封印され、「ロシアゲート」騒動が始まる。その騒動については本ブログでも繰り返し書いてきた。この騒動を始めさせたのは2013年3月から17年1月までCIA長官を務めたジョン・ブレナンだと言われているが、バラク・オバマ大統領、ジョー・バイデン副大統領、スーザン・ライス国家安全保障補佐官、ジェームズ・クラッパーDNI長官、ジェームズ・コミーFBI長官、サリー・イェーツ司法長官代理も関与していた疑いがある。
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