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(回答先: 大村博士発見のイベルメクチンにコロナパンデミックを終息させる可能性(朝日論座/黒川清) 投稿者 AN 日時 2021 年 2 月 24 日 00:57:57)
5-アミノレブリン酸(5-ALA)による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)原因ウイルスの感染抑制が判明 〜今後の治療薬候補として期待〜
長崎大学HP
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/science/science225.html
この度、国立大学法人長崎大学*1(長崎県長崎市文教町1-14、学長 河野 茂:以下長崎大学)とネオファーマジャパン株式会社*2(東京都千代田区富士見2-10-2、代表取締役 河田聡史:以下NPJ)は、新型コロナウイルス感染症(以下、「COVID-19」)の原因ウイルスであるSARS-CoV-2を用いて、培養細胞における感染実験を行った結果、5-アミノレブリン酸*3(以下、「5-ALA」)の強い感染抑制効果を発見しました。
本研究は、2021年2月8日(日本時間)に国際学術誌「Biochemical and Biophysical Research Communications」に正式に掲載されました。
長崎大学とNPJは、2020年10月29日付のリリース*4の通り、引き続き臨床研究の実施を進めて参ります。
【URL】
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0006291X2100156X
【概要】
現在のCOVID-19の感染拡大に対し、効果的な治療法の開発が緊急的に求められています。5-ALAは、天然で合成されるアミノ酸であり、その高い生物学的利用能から抗がん療法や健康食品など、さまざまな目的で使用されています。私達は、本研究において、5-ALAがCOVID-19の原因ウイルスであるSARS-CoV-2の感染を培養細胞において強力に抑制することを示しました。この抗ウイルス効果は、明らかな細胞毒性無しに、ヒト細胞と非ヒト細胞の両方で認められました。そのため、5-ALAはCOVID-19に対する抗ウイルス薬の候補としてさらなる研究を進める価値があると考えられます。
【本研究のトピックス】
・5-ALAは、培養細胞においてSARS-CoV-2の感染を抑制しました。
・5-ALAの抗ウイルス効果は、非ヒト細胞よりもヒト細胞に対してより顕著でした。
・5-ALAは、細胞毒性もなく濃度依存的に抗ウイルス効果を示しました。
【論文タイトルと著者】
タイトル
5-aminolevulinic acid inhibits SARS-CoV-2 infection in vitro
著者
櫻井康晃(長崎大学熱帯医学研究所/感染症共同研究拠点 助教)
ミャ ミャッ ヌグェ トン(長崎大学熱帯医学研究所 助教)
黒ア陽平(長崎大学感染症共同研究拠点 准教授)
佐倉孝哉(長崎大学熱帯医学研究所 助教)
稲岡健ダニエル(長崎大学熱帯医学研究所/熱帯医学・グローバルヘルス研究科 准教授)
藤根清考(ネオファーマジャパン株式会社)
北潔(長崎大学熱帯医学・グローバルヘルス研究科/熱帯医学研究所 教授)
森田公一(長崎大学熱帯医学研究所 教授)
安田二朗(長崎大学熱帯医学研究所/感染症共同研究拠点 教授)
掲載誌
Biochemical and Biophysical Research Communications
Volume 545, 19 March 2021, Pages 203-207
(以下図と*の注釈は省略)
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