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レナウン経営破綻の衝撃…コロナ倒産拡大「危ない3要因」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/273294
2020/05/19 日刊ゲンダイ
【手元資金に対し借り入れが多い10社】(レナウン本社が入るビル=左)/(C)共同通信社
上場企業初のコロナ倒産に衝撃が走っている。東証1部上場のアパレル大手「レナウン」(東京都江東区)が経営破綻した。
負債総額は約138億円。2019年12月期に2期連続の赤字となっていたところにコロナ禍が直撃。百貨店の休業で衣料品の販売が激減し、資金繰りが行き詰まり、自力再建を断念した。
とうとう大企業に波及したコロナ倒産。どこまで拡大するのか。コロナ倒産には3つの要因があるようだ。
【ダメ押し】
コロナ倒産で目につくのは、レナウンのようにもともと経営悪化していた企業が、コロナ禍によって“ダメ押し”されるケースだ。2月にコロナ関連で初めて倒産した老舗旅館「冨士見荘」(愛知県蒲郡市)も数年前から資金繰りに苦労していた。
そもそも昨年10月の消費増税後、景気が冷え込み、倒産件数は8カ月連続増加していた。金融ジャーナリストの小林佳樹氏が言う。
「いつコロナ禍が終息するのか、見通しも見えない中、無理して資金繰りに奔走せず、早めに廃業の決断をする中小企業の経営者も少なくありません」
【攻めの経営】
コロナ前、経営拡大していた企業が倒産するケースもある。「ファーストキャビン」(東京都千代田区)は、キャビンタイプのカプセルホテルとして全国展開を進めていたが、4月に経営破綻。コロナ関連で最大の約160億円の負債で倒産した「WBFホテル&リゾーツ」(大阪市)は、インバウンド需要を見込み、北海道で積極的に投資していた。コロナ後、両社とも“攻めの経営”が裏目に出た格好だ。経済ジャーナリストの井上学氏が言う。
「ビジネスホテルは東京五輪を見越して、次々と増設していたので、あっという間に資金繰りが苦しくなっています。この先は、インバウンド激減に加え、ビジネスマンが出張を控えるようになるので、投資費用と合わせて、トリプルパンチです」
【少ない手元資金】
大企業の内部留保は449兆円と過去最高となっている。タップリ貯めこんでいる大企業は安泰なのか。
「一般的には、2〜3カ月分の売り上げをキャッシュで持っていれば安全な運転資金とされます。しかし、緊急事態宣言が解除されても、この“自粛経済”は簡単には終わらない。秋まで運転資金をカバーできる大企業はほとんどないでしょう。今後、レナウンに続いて、大企業の倒産は十分起こると思います」(井上学氏)
リーマン・ショックが影響した2008〜09年に上場企業の倒産は53件。リーマン以上とされるコロナ不況ではどうなるのか。
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— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) May 18, 2020
レナウン経営破綻の衝撃【コロナ倒産】どこまで拡大するのか 危ない3要因「ダメ押し」「攻めの経営」「少ない手元資金」 リーマン・ショックが影響した2008〜09年に上場企業の倒産は53件。リーマン以上とされるコロナ不況ではどうなるのか(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/ixW8GwMyUr
— KK (@Trapelus) May 18, 2020
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