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個人事業主に迫る“6月危機” 政府支援策も複雑で敬遠傾向 コロナ感染恐怖 倒産の現場
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/272884
2020/05/09 日刊ゲンダイ
たまに人が過ぎるだけの東京・新宿サブナード(地下街)/(C)日刊ゲンダイ
新型コロナウイルスの感染拡大により、企業の経営環境は一変した。「緊急事態宣言」が全国に広がり、テレワークの導入、外出自粛、休業、営業時間短縮など、これまでに経験したことのない異常事態が続いている。
経済活動の停滞で先行きが見通せないのは、個人事業主も同じだ。
アクセサリーの制作や販売を手掛けている個人事業主Aさんに話を聞いた。2018年ごろ、派遣社員として事務の仕事をしながら、独学でアクセサリー作りを始めた。ほそぼそだがネット通販サイトを立ち上げ、アクセサリー販売のイベントにも参加するようになった。売り上げも少しずつ上がり始めた昨年、派遣先の部署がなくなったことを機に派遣の仕事を辞め、アクセサリーの販売一本で生計を立てることを決めたという。
これまで以上に精力的に活動に励み、地方の販売イベントにも参加するようになった。同業者と交流し、イベントに声がかかる機会も増えた。さらに、雑貨店にも商品を置いてもらえるようになり、販路も少しずつ拡大していった。だが、3月に入ると商業施設の販売イベントで店頭に立ちながら、客足が減ってくるのを肌で感じていた。その直後、4月に参加予定だったイベントが急きょ中止になったと主催者から連絡が入った。
Aさんは「新型コロナに関するニュースが日に日に増えていくのは感じていたから驚かなかった」と冷静に振り返るが、「春は一番商品が売れる時季なのに」と顔を曇らせた。
現在の資金繰りは、「商業施設のイベントで1月の売り上げが今、入ってくる感じなので、すぐに資金が底をつくわけではない。ただ、(4月に入りイベントが中止されたため)2、3カ月後には厳しくなってくると思う」と、Aさんは不安を吐露する。
Aさんと同じように、6月、7月から苦しくなる個人事業者も多いはずだ。
危機感を募らせたAさんは、新たにコールセンターのアルバイトを始めた。「3月下旬に求人に応募した。もう少し遅ければ、アルバイト先は見つからなかった」と、ほっと安堵の表情を見せた。
アクセサリー業界では、「イベントの中止や延期で急きょ、ネット通販を始める人もいます。でも、すでに飽和状態でうまくいく人は少ないのでは」と、厳しい見通しを語った。
個人事業主への補償は、「持続化給付金」や各自治体、団体の補償制度があるが、Aさんは「複雑だし、今はあてにしていない」と話す。
本業を守るため、たくましく生き抜こうとする個人事業者や起業家も少なくない。しかし、このコロナ不況は、個人の努力だけで乗り切るのは簡単ではない。政府の機動的な支援策が求められている。(つづく)
(東京商工リサーチ情報部)
【コロナ感染恐怖 倒産の現場】個人事業主に迫る“6月危機” 政府支援策も複雑で敬遠傾向 https://t.co/Y8bSTSbOs1 #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) May 8, 2020
いや、本当になぜこんなにも遅いんですか。予測して動く、先に各国が危機的になったのに。今でやっている税の徴収はレールに乗ってるからする、ではこの国の政府は無能ですね👹 https://t.co/QXyMMkeeTz #日刊ゲンダイDIGITAL
— 桔梗 幾星霜 (@RHWxnCSbnwmuZak) May 9, 2020
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