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基礎からわかる「トリチウム排出問題」 (勝川俊雄・東京海洋大学准教授 YAHOOニュース) 
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/491.html
投稿者 魑魅魍魎男 日時 2021 年 4 月 24 日 09:05:42: FpBksTgsjX9Gw 6bOWo@mx6bKSag
 

「基礎からわかる『トリチウム排出問題』」
(勝川俊雄・東京海洋大学准教授 YAHOOニュース 2021/4/20)
https://news.yahoo.co.jp/byline/katsukawatoshio/20210420-00233484/

トリチウムを含む処理水の排出が、社会的関心を呼んでいます。復興庁が作成したゆるキャラをつかった動画やチラシが非難され、公開中止に追い込まれました。中国や韓国が、日本の対応を非難しており、国際問題にも発展しかねない雰囲気です(韓国はトーンダウンしたようですね)。日本の水産業にも関わる重要な問題ですので、科学的な事実に重点を置きながら、トリチウムを海洋に排出することの問題点について整理してみました。

■ トリチウムは重たい水素です

トリチウムは水素の一種です。水素には、普通の水素と、重たい水素あり、重たい水素の一種がトリチウムです。トリチウムは 普通の水素と比較すると中性子が二つ多いので三重水素とも呼ばれています。普通の水素とほぼ同じ性質を持ちます。

■ トリチウムはトリチウム水として存在する

トリチウムは単独で存在するのではなく、トリチウム水として、水の中に存在しています。水(H2O)は、二つの水素(H)と一つの酸素(O)が結びついたものですが、水素の一つがトリチウム(T)になっているのがトリチウム水(HTO)です。トリチウム水は自然界にも多く存在していて、海の水や雨水などにも含まれていますし、私たちの体の中にも存在します。性質は水とほとんど変わりません。

■ トリチウムは自然発生して、環境中に大量に存在します。

宇宙線という放射線が、宇宙から地球に降り注いでいます。宇宙線が酸素や窒素とぶつかると一定確率でトリチウムが生成されます。人類が存在する前から、地球の水には一定量のトリチウムが存在していたのです。

宇宙線が降り注ぎ続けると、トリチウムが際限なく増えてしまいそうですが、そうはなりません。トリチウムは、一定の確率で、余分なものを外に出して、安定な物質(3He)に変化し、このときにベータ線を出します。自然発生するトリチウムと、トリチウムから安定な物質に変化する量が釣り合って、自然界のトリチウムの密度は、ほぼ一定水準に保たれています。

地球上では、年間7京ベクレルのトリチウムが生成されると考えられています。それによって、自然界には約100~130京ベクレルものトリチウムが存在します(経産省資料)。原発の処理水に含まれるトリチウムは1000兆ベクレルですから、天然に存在するトリチウムの約0.1%に相当します。

自然発生したトリチウムが、海水1リットルに約1ベクレル含まれています。これは、海水1リットルの中で、毎秒1つのトリチウムがベータ線を出して、安定な3Heに変化していることを意味します。ちなみに人体には、数十ベクレルのトリチウムが含まれています。今この瞬間も、体の中で、毎秒数十のトリチウム水が、ベータ線を出しているのです。あまり知られていないだけで、実はトリチウムは身近な存在なのです。

■ 人為的につくられるトリチウムについて

地球温暖化のように、人間活動は地球規模で環境に影響を及ぼしています。1960年代には、核実験が盛んに行われました。核実験によって大量のトリチウムが発生し、地球上のトリチウム濃度が増加しました。下のグラフは、東京と千葉に降る雨にふくまれていたトリチウムの含量を示したものですが、核実験が盛んだった1960年代にはトリチウムが100ベクレル/Lにも達した年もありました。その後は核実験が禁止されたことから、徐々に減少し、現在は自然発生する量とほぼ近い水準まで下がっています。1960年代にもトリチウムによる害は観察されていませんので、現在のレベルのトリチウムが、環境や人間に深刻な影響を及ぼすとは考えられません。

原子力発電所を稼働させると、トリチウムが発生します。すべての原発はトリチウムを、海か空に排出しています。それらの総量は経産省がまとめた資料にあります。現在、福島原発には1000兆ベクレルのトリチウムが存在すると考えられています。これらを毎年22兆ベクレル程度ずつ排出していく計画ですが、それとは桁外れの量のトリチウムが世界中で、環境中に排出されていることがわかります。これらの排出は、特に問題視されていないし、実際に問題が発生していません。また、近年の世界のトリチウム濃度が上がっていないことからも、環境中にどんどん蓄積していくような量ではないことがわかります。福島原発の事故によって、短期間の内に3400兆ベクレルのトリチウムが環境中に放出されましたが、すでに検出できない水準にな#ています。

■ トリチウムはなぜ除去できないのか?

福島原発の処理水をALPSという装置で放射性物質の除去を行っています。ALPSで処理をする前と後の核種の量を比較したのが下の図です(引用元)。縦軸の告示濃度比は、法律で決められた排水の濃度上限との比を示していて、赤線よりも下なら排水可能と言うことになります。ストロンチウムやセシウムなどの核種は、排出限界を大幅に下回り、処理後の青い棒グラフがほとんど見えないようなレベルまで除去できています。しかし、トリチウムだけは、殆ど減少していません。なぜ、トリチウムは除去できないのでしょうか。

セシウムやストロンチウムは、これらの物質が吸着しやすい素材を用いて、取り除くことができます。放射性のセシウムや放射性のストロンチウムを選択的に取り除くのではなく、放射性ではない普通のセシウムやストロンチウムも一緒に除去しています。水から不純物を取り除く処理をすることで、他の核種を取り除いているのです。

トリチウム水の場合、放射性ではないトリチウム水はすなわち水ですから、他の核種を分離した手法は適用できません。トリチウムを分離するには、放射性の水とそうでない水を分けることになり、物質そのものを除去すれば良かった他の核種と比較して、技術的なハードルが段違いに高いのです。

超高性能の遠心分離機を利用すれば、分子の重さの違いを利用して、水とトリチウム水を分離することは可能です。ただ、コストも時間もべらぼうにかかります。カナダは原発由来のトリチウムの純度を高めて販売しているのですが、1グラムあたり300万円と高価です。分離されたトリチウムは、水素爆弾の材料なので、核拡散禁止条約によって、日本はそのような設備を持つことが許可されていません。いろいろな意味で現実的とは言えません。

■ トリチウムは生物濃縮をしない。その理由は?

水とトリチウム水を分離するのが技術的に困難であるということは、生物濃縮が起こりづらいことを意味します。生物濃縮は、生物が特定の物質を捉えて放さないので起こります。トリチウム水の場合は、普通の水と性質の違いが殆どありませんから、トリチウム水だけを選択的に蓄積するような生物は見つかっていません。トリチウム水は、普通の水と一緒に吸収され、普通の水と同じように排出されるので、生物のトリチウム水の濃度は、環境の濃度とほぼ等しくなります。

トリチウムを濃縮する生物が見つかったら、世紀の大発見です。その生物がトリチウム水を集めるメカニズムを解明して、海水からトリチウムを集める方法が確立できれば、水の中からエネルギーを無尽蔵に取り出すことができるようになるかもしれません。

■ トリチウムの海洋放出は、他国から非難されるようなことなのか?

トリチウム水を海に流すのは、海に塩を撒くようなものだと筆者は考えます。そもそも環境に大量に存在するものを低濃度で流したところで、影響が出るとは思えません。他国も当たり前のようにやっていることですし、それによって国際的な非難をあびるような事で無いはずです。中国や韓国が日本を非難しているのは、純粋に政治的な理由によるものでしょう。本当にトリチウムの排出が問題だと考えているなら、まず、自国の原発を止めているはずですから。

他国の人は、日本で大騒動が起こっているので、何かとんでもないものを流そうとしていると勘違いしているのかもしれません。世界中で認められているトリチウムの排水で大騒ぎしているとは、普通は思わないでしょうから。科学を無視した日本国内の騒動が国際的な誤解を招いているのかもしれません。

■ 風評被害か、実害か?

トリチウム排出において、唯一起こりうる問題は、風評被害であると筆者は考えます。風評とはいえ、経済的な被害や、精神的な負荷といった実害を伴うので、無視することはできません。

風評被害の原因は、放射性物質ではなく、人の心の中の不安や不信です。トリチウム水そのものではなく、日本政府や東京電力への不信感が風評被害を引き起こし、科学的な根拠も無く「危ない、危ない」と騒ぐ、メディアや特定政党の政治家がそれを増幅しているのです。

不正確な情報で危機を煽る人たち。正義感に駆られてそれを拡散する人たち。よかれと思ってそのような行動をとっているのかもしれませんが、やっていることは火の無いところに煙を立てて、人々の不.を煽り、一次産業従事者を苦しめて、原発事故の処理を妨害して、近隣諸国との間に不要な摩擦を引き起こしているように私からは見えます。

■ 反対派の言い分について検討してみよう

1)綺麗だというなら飲んでみろ

反対派から「安全性に問題ないなら飲んでみろ」という要求がしばしばなされます。民主党政権時代には、フリーのジャーナリストから「飲んでみろ」と詰め寄られた政務官が、処理水を飲んだこともあります。そんなことをしても、安心感は得られません。だから、現在もこのような問題が繰り返されているのです。

そもそも飲料水の基準と、環境排出基準は全く別物です。この瞬間も多くの河川の水が海に流れ込んでいますが、それらの水のほとんどは飲料水としては不適格です。「飲めるかどうか」と「海に流して良いか」は別問題なので、論点をすり替えるべきではありません。これは排出推進派+も言えることで、「飲めると聞いている」などといって、安全性をアピールするのは、賢いやり方ではありません。あくまで、環境に流しても問題が無いかどうかを論点にすべきです。

2)問題ないなら、処理水を東京湾で排出すべきである

べつに東京湾に排出したところで、何も起きません。税金を使って、わざわざ水を運んでも、問題が解決するとも思えません。そもそも反対をする人たちが、それぐらいのことで納得するとは思えないからです。やりたければ、やれば良いけど、時間とお金の無駄でしょう。

3)他の核種も混じっているのではないか

これは重要な論点です。東電のデータを見る限り、トリチウム以外の核種の除去には問題がなさそうです。技術的にも十分可能だと思われます。近年は、福島県の一次産品はほぼすべて基準値以下になっており(下図)、トリチウム以外の核種を大量にばらまくとすぐに明らかになるでしょう。そういうリスクを冒してまで、東電が他の核種をこっそり排出するとは考えづらいです。

とはいえ、「国や東京電力が都合の悪い情報を隠してごまかしているのではないか」という疑問を持つこと自体は、無理からぬことだと思います。国や東電を信用できないからと言って、原発事故の処理を止めるわけにいきません。そこで、透明性をどのように高めていくかが重要な課題です。福島県沖の水質や生物のモニタリング結果を見ていれば、大きな変化があるかどうかはわかります。また、国際団体のIAEAが人を派遣して監視をすることになっています。IAEAが原発推進団体であることを問題視する人もいますが、外部の団体をいれるのは重要です。今後は、漁業関係者や第三者を交えながら、透明性を持って監視をしていく仕組みの構築が必要になるでしょう。

■ 我々にできる風評被害対策

以上見てきたように、筆者はトリチウムの排出が環境問題を引き起こすとは思っていません。ここまで明白な問題すら、きちんと説明をして理解を得ることができないまま、10年間も放置してきた事の方が問題だと考えています。反対する人がいるからと言って、何でもかんでも先送りにしておくことは、未来の世代にツケを残すことに他なりません。

とはいうものの、基準値超過がなくなり、漁業を再開した矢先に、このようなネガティブな議論が沸き起こったことに対して、福島の水産関係者が落胆する気持ちはわかります。「いやなものはいやだ」、「放射性物質を海に流すなどとんでもない」という価値観を持つ消費者は一定数いるでしょう。風評被害だから問題はなとは、とてもいえません。一方では、トリチウムを十分に薄めながら徐々に排出するという国の方針は、理にかなったものであり、他に有力な選択肢がないことも理解できます。

こういう状況で自分にできることは何かと考えた結果、トリチウムへの理解を深めて、消費者の心配を減らし、風評被害を軽減するための記事を書くことにしました。この文章を読んで、トリチウムの排出には問題が無いことに賛同いただけたなら、福島の一次産品を積極的に購入して、そのことをSNSなどで拡散してほしいと思います。我々にできる風評被害対策は、適正価格で買い続けることと、その意思を示すことです。

---------(引用ここまで)----------------------------------------------

デタラメだらけの解説記事ですね。


「トリチウムは自然発生して、環境中に大量に存在します」
 →
有害な鉛、水銀、砒素なども自然界に大量に存在しますが、安全とは言えません。
当たり前のことです。


「これらの排出は、特に問題視されていないし、実際に問題が発生していません」
 →
トリチウムを大量に発生するカナダの重水炉周辺では、白血病などの深刻な
健康被害が出ています[1]。日本のとくに軽水炉でも同様です[2][3]。


「なぜ、トリチウムは除去できないのでしょうか」
 →
トリチウム分離の研究が進んでいます[4]。
政府は研究開発に力を入れず、安易に金のかからない海洋放出を選んでいるだけです。


「トリチウムを濃縮する生物が見つかったら、世紀の大発見です」
 →
英ブリストル海峡の魚から濃縮されたトリチウムが検出されています[5]。


「トリチウム水を海に流すのは、海に塩を撒くようなものだと筆者は考えます。」
 →
トリチウムの危険性を理解していない証拠です。
知識がないのかも知れませんが、有機トリチウムは非常に危険でやっかいです。
水素として取り込まれた後、ヘリウムに壊変してヘリウムになり、水素結合が失われ、
分子構造も変わります。その結果染色体異常が起きて、ダウン症や白血病を
引き起こします[6][7][8]。


「トリチウム排出において、唯一起こりうる問題は、風評被害であると筆者は考えます」
 →
すでに世界各地で無視できない健康被害が出ており、実害です[1][2][3]。


「東電のデータを見る限り、トリチウム以外の核種の除去には問題がなさそうです。
 →
ALPSではどうやっても基準値以下に浄化できないので、大量の水で希釈して
流そうとしています[9]。
しかし希釈しても生物濃縮されて、最後には我々の口にはいります。


「福島の一次産品を積極的に購入して、そのことをSNSなどで拡散してほしいと思います」
 →
食品汚染検査はずさんでやっていないも同然です。
福島のクロソイから500ベクレル/kgもの高汚染が見つかっています[10]。
これは氷山の一角です。


これで准教授ですか。あまりにも不勉強で恥ずかしいです。

これでは、細野豪志やカンニング竹山レベルの人間しかだませないでしょう。


(関連情報)

[1] 「(死せる水トリチウム)三重水素の恐怖の正体とは?矢ヶ崎克馬教授」 
(阿修羅・お天道様はお見通し 2017/3/9)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/636.html

[2] 「玄海原発(佐賀県)周辺は「白血病」患者が全国平均の11倍も多い 」
(阿修羅・てんさい(い) 2020/2/3)
http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/396.html

[3] 「原発の北海道泊村の、肺炎がん心不全が2倍3倍4倍の死因構成比の異常偏倚/
岐阜県八百津町も(jp.dgfreakと東海」 (阿修羅・琴姫七変化 2018/3/6)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/488.html

[4] 「トリチウムの人体への影響を軽くみてはならない (河田昌東 VIDEO NEWS)」
(拙稿 2021/4/19)
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/476.html

[5] 「英国ブリストル海峡の二枚貝やカレイのトリチウム濃縮率は2000-3000倍」
(拙稿 2021/4/12)
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/436.html

[6] 「[復習] トリチウムのベータ線は微弱だから大丈夫とは言えない 他の放射性核種にはない
特有の危険性がある」 (拙稿 2020/12/1)
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/200.html

[7] 「『トリチウムは極めて危険 官僚はウソをつくな!』 多核種除去設備等処理水の
公聴会で西尾正道先生が怒りの発言」 (拙稿 2018/9/3)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/278.html

[8] 「トリチウムの危険性について考える (ちくりん舎ニュース)」 (拙稿 2021/4/21)
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/482.html

[9] 「汚染水、浄化後も基準2万倍の放射性物質 福島第一原発」
(阿修羅・赤かぶ 2018/9/28)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/362.html

[10] 「福島の魚から2年ぶり基準値超え クロソイ、国が出荷制限へ (共同)」
(拙稿 2021/2/23)
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/310.html
 

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コメント
1. 茶色のうさぎ[-25755] koOQRoLMgqSCs4Ks 2021年4月24日 11:00:16 : V5jxy1v23r : dHMuT0dVRERtS0E=[0] 報告

 ↓ ばか
https://photos.google.com/photo/AF1QipOXz3TaxPETs3H81AZTN_Kvu0UR3cM2aV5pKq1q
https://photos.google.com/photo/AF1QipMe-qxj-oZEqzqkuhdawiF8oEbfcFNOWYK_M3gq

 ↓ こいっ、 ころせ💀 100回ころせ💀 ぺっ♪  うさぎ♂
https://photos.google.com/photo/AF1QipNp9xiVQmFM9rf_5MMDbMxv4lQ2xVfjbYAUBuHs



[18初期非表示理由]:担当:反原発を装い、原発を推進して日本を今日の大破局に追いやった自民党=利権官僚政府と原子力ムラには批判も非難もせず口を開けば『小出がー』『松本ガー』『共産党がー』とやって利権者以外を誹謗中傷するコメント多数のため全部処理http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/413.html#c82

2. 2021年4月24日 15:18:53 : 09EaoSVYls : cEY1UmpsSDgycVE=[317] 報告
この勝川さん、有機トリチウムのことを知らないみたいだね。
まあ放射能や被ばくの専門家ではないからね。

トリチウムの危険性については、物理学の矢ヶ崎克馬先生、
放射線医療の西尾正道先生、分子生物学の河田昌東先生が
はっきりと指摘しているわけで、門外漢がどうのこうの言ったところで
否定はできない。

実被害も出ているしね。

3. 2021年4月24日 17:49:32 : GEr4BBmeuU : NFo0MjVSZDljelk=[34] 報告
 大根百姓だが

 トリチウムはトリチウム水として存在する、のだから海産植物プランクトンが光合成で取り込み、炭水化物に合成する。という事は炭水化物の中の水素がトリチウムと置き換わるという事になる。

 炭水化物はやがてタンパク質・脂質となり核酸はじめ全有機物に転換してゆく。

 依って取り込まれたトリチウムは生体内全有機物の構成水素になりうるという事。

 遺伝子DNAも含む全有機物の中で水素に置き換わったトリチウムが体内でベータ線を放出し続けるのだから、細胞にとって安全であるわけがない。

 自然界で生成するトリチウムに対しては、その自然濃度の範囲内では地球の45億年の歴史で生物進化により一応適応してきたわけだから、それと人工的に増やされたトリチウムの濃度増加を免責できる筈がない。

 もしもそんなことが免責できるなら炭酸ガス濃度など変化しようがしまいが何ら問題ない、ということになる。

4. 2021年4月24日 17:54:21 : 09EaoSVYls : cEY1UmpsSDgycVE=[321] 報告
ごく低濃度のトリチウムでも染色体異常を起こすことは
すでに1970年代に報告されていた(関連情報[8])。

原子力施設は多かれ少なかれトリチウムを放出するので、
こういった問題には目を閉じてきた。
原子力業界にとって死活問題だからね。

その結果、周辺住民には白血病などが多発した。

トリチウムが安全だという人は自分の無知を
さらけだしているのと同じ。

5. 2021年4月25日 01:23:23 : XYLpBe65vw : bThhYVlWcVVudms=[1] 報告
>水とトリチウム水を分離するのが技術的に困難であるということは、
>生物濃縮が起こりづらいことを意味します。

ちょっと言っていることが理解できませんが・・・


自然界の生物濃縮とは異なるが、マウスにトリチウム水を飲水投与し続けた実験では、
照射したトリチウムの線量が高ければマウスに高い割合でがんが発生している。

(mGy/day)
 線量率   マウスの数   平均寿命(日)   発がんしたマウスの個体数(%)
──────────────────────────────
非投与    120      811        59(48%)
0.2      55      790        27(49%)
0.9      58      758        45(78%)
3.6      120      804        26(46%)
10       53      622        44(83%)
24       60      481        42(70%)
48       60      414        42(70%)
96       38      259        32(84%)
240      45      165        34(76%)

「トリチウムの生体影響評価」馬田敏幸,笹谷めぐみ,立花章(2012年)
http://www.jspf.or.jp/Journal/PDF_JSPF/jspf2012_03/jspf2012_03-190.pdf

6. 2021年4月25日 01:44:37 : 09EaoSVYls : cEY1UmpsSDgycVE=[323] 報告
自然界にもトリチウムは存在するから安全だ、
という主張はあまりにも乱暴で問題外。

原子力や核兵器がなかった時代にも白血病を発症する人は
ごくわずかにいたが、その原因がトリチウムでないという証拠は
どこにもない。

7. 2021年4月25日 01:50:46 : 09EaoSVYls : cEY1UmpsSDgycVE=[324] 報告
「トリチウムの危険性」 (伴英幸 原子力資料情報室  2020/4/14)
https://www.foejapan.org/energy/fukushima/pdf/200414_ban.pdf
p.11-12

生物濃縮しないか?

生物濃縮しないか? いくつかの論文は生物濃縮を指摘している

Turner 2009,”Distribution of tritium in estuarine waters: the role of organic matter”

英国政府のRIFEレポート(2002)にも環境中の3H濃度よりも生物の濃度が高い測定結果を
示している(ただし、程度は低い)。
https://www.cefas.co.uk/publications/rife/rife8.pdf

トリチウム水の植物プランクトンやムール貝,イガイへの生物濃縮
”Bioaccumulation of tritiatedwater in phytoplankton and trophic transfer of
organically bound tritium to the blue nussel, Mytilusedulis”

“Radioactivity in Food and the Environment, 2002”

Tritium concentrations in freshwater fish in the Thames river catchment and in seafood at various coastal locations around the UK were above an expected background tritium concentration of 1 Bqkg-1. However, the degree of bioaccumulation was relatively minor. (13ページ)
テムズ川集水域の淡水魚と英国周辺のさまざまな沿岸の海産物のトリチウム濃度は、バックグラウンドのトリチウム濃度である1 Bqkg-1を上回っていた。しかし、生体濃縮の程度は比較的軽微だった。

The highest concentrations of radioactivity in marine fish are found for tritium at about 160 Bqkg-1. Similar concentrations are found from determinations of organically associated tritium in the fish. Concentrations of tritium in local seawater at St Bees are less than 30 Bql-1 (Table 11.16). This indicates that some bioaccumulation of tritium is taking place. (42ページ)海産魚の放射能の最高濃度は、トリチウムの約160 Bqkg-1だ。魚に含まれる有機結合型トリチウムを測定すると、同様の濃縮が見られる。セントビーズの地元の海水中のトリチウム濃度は30 Bq/1未満(表11.16)。これは、トリチウムの生体濃縮が起こっていることを示している。

The main effect of liquid discharges is seen in enhanced tritium and carbon-14 activities in samples above background levels. The results of sample analyses show that over 90% of the total tritium in marine samples was associated with organic matter. This form of tritium is strongly bound to organic matter and sediment and has the potential to transfer through the marine foodchainfrom small organismstoaccumulate in fish.(176ページ)
液体排出の主な影響は、サンプル中にバックグラウンドレベルを超えるトリチウムおよび炭素14の蓄積として現れている。サンプル分析の結果は、魚介類サンプル中の全トリチウムの90%以上が有機物と関連ていることを示している。この形態のトリチウムは有機物と堆積物に強く結合しており、海洋生物の食物連鎖を通じて小さな生物から魚に蓄積する可能性がある。

8. 2021年4月25日 01:55:47 : 09EaoSVYls : cEY1UmpsSDgycVE=[325] 報告
水や有機物を取り込んで魚は成長するわけで、
それらにトリチウムが含まれていれば、
どんどん体に蓄積されることは容易に想像がつく。

むしろ濃縮されないと考えるほうがおかしい。

9. 2021年4月25日 13:26:32 : 6cx8Iy8oRU : bWF5LjlsUndLN3M=[46] 報告

>依って取り込まれたトリチウムは生体内全有機物の構成水素になり

<全くです。
 これで体中&組織中がやられない筈がない。

 単体のH-3はK+と同じで、健康被害はほぼないに等しいが、塩基でもアミノ酸でも
 なんにでも置換されて取り込まれるので、全身に異常が出る。
 
 有機質のH-3は、当然に幾らでも生体濃縮が可能だ。

 =====================
 
 CO2温暖化詐欺と同じで、デマを吹聴する連中は、すぐばれる脳みそ犬レベルだな。

  残念なのは、学問の基本が分からない放射線科の教授らが、このレベルも理解できない
  脳みそが犬のままであることだ。
  未だに「K-40で健康被害が無いから問題ない・・・」の馬鹿の一つ覚えで知恵遅れ
  レベルだ。

  人工核種と自然核種の違い、H-3なら単体と有機物の一部との物性の違いも

  理解する能力が無い。看護師達を集めてこのデマ記事の様に安全神話の講義までやって
  どや顔の医学部教授たちが未だに殆どだぁ・・・===> 病人が減らんべぇ!!

  遺伝子治療でどや顔されても、内部被ばくの健康被害も理解できないで病人を量産する
  脳みそ犬の医学部教授たちには、伸びしろが残ってないんだろうな。

   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  駄目な医学部教授・助教授らは、いつまで経っても一生涯、ダメなままだぁ。

 ・・・・・・・・・

10. 2021年4月25日 14:29:24 : Q66Nmv3TyY : MG4vYWZtT1hVbGs=[6] 報告
フクイチで発生している放射性物質や希ガスは、 調査できていないもの、発表できていないものが、多数あります。

トリチウムだけではないんですよね。プルトニウムが使用されているので、既存の線種に限らず、 新種のものもあるのでしょうか。

メルトアウトした燃料の位置くらいは、 森友の地下のゴミを調査したときのように、レーダーで調べたらどうかと思います。

それから、フクイチは今後50年以上このまま、、、のようですから、
50年、、汚染水を流し続けるのでしょうか?

11. 2021年4月25日 15:20:51 : FoP2Dr9OdQ : aTNodDdDUFdFdEk=[-1640] 報告
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

創価朝鮮信者 茶色のうさぎ 創価の朝鮮信者達の犯罪行為を宣伝。

早く帰国した方が良いですよ。

日本人に対して犯罪行為ばかりして差別と嘯く民族の本質を表すよりは。



[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数のため全部処理

12. 2021年4月25日 20:43:14 : 8ZOfzsUjXw : SmpsVDRtem00WS4=[1147] 報告
「風評」で とどめておこう トリチウム
13. 2021年4月26日 01:02:50 : 09EaoSVYls : cEY1UmpsSDgycVE=[331] 報告
水銀は自然界に存在しており、ごく微量だが海水に含まれている。

だからといって、安全だ、少量なら海に流しても問題ない、
ということにはならない。

新たな水銀の使用は禁止されており、厳重な管理が要求されている。

トリチウムも全く同じだ。

原子力推進の妨げになるものは、科学を捻じ曲げて、すべて安全、
問題なしにしてしまうのが原子力ムラだ。

14. 2021年4月26日 01:52:08 : 09EaoSVYls : cEY1UmpsSDgycVE=[336] 報告
海洋放出は問題ない、安全だ、と言う人間は、
絶対に有機トリチウムには触れない。

無知なのか、その危険性に触れたくないのか、どちらかだろう。

15. 2021年4月26日 03:47:01 : 09EaoSVYls : cEY1UmpsSDgycVE=[339] 報告
自分のことを言っているのか。

https://twitter.com/katukawa/status/1386099393158291457
(勝川 俊雄)
我が国の権力は、科学を都合良くつまみ食いして、素人を黙らせて、
自分たちの都合をごり押しするのに利用してきた。
科学をねじ曲げるのは、無視するよりも、ある意味タチが悪い。
午後4:27 2021年4月24日

16. 2021年4月26日 04:35:22 : 09EaoSVYls : cEY1UmpsSDgycVE=[340] 報告
>>10
>レーダーで調べたらどうかと思います。

もうとっくにやっているでしょう。こっそりとね。

こんな情報があります。

「巨大鍾乳石状の象の足が3本、建屋の床から泥水の地層に7.8m嵌りこんで、
底なし沼の様に動けない」
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/443.html

ただ地下に沈降した溶融燃料が地下水に触れて蒸気を吹き上げていることからして、
沈降は数メートルではなく、数十メートル以上でしょう。

こういう説もあります。

「すでに2号機燃料は地下800メートルまで沈降か」
http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/249.html

いずれにせよ、もし溶融燃料が格納容器内にとどまっていれば、
東電ははっきりとそう言うはずです。

行方不明などととぼけているのは、地下に落ちている証拠です。

17. 2021年4月26日 07:02:46 : 09EaoSVYls : cEY1UmpsSDgycVE=[341] 報告
>>13
水銀は自然界にも存在するから少しぐらい放出しても大丈夫、
と言って起きたのが水俣病ね。
18. 2021年4月26日 10:02:40 : 09EaoSVYls : cEY1UmpsSDgycVE=[342] 報告
小柴さんまでトリチウムは危険と言っている。

安全と言い張っているのは、原子力ムラの毒饅頭を食った
御用学者だけだな。

「ノーベル物理学賞受賞・小柴昌俊教授がトリチウムは
致死量1ミリグラムの猛毒と指摘」
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/500.html

19. 2021年4月27日 04:32:03 : 09EaoSVYls : cEY1UmpsSDgycVE=[355] 報告
トリチウム増加は、世界中でがんが増えている原因の一つだろう。
とても、自然界に存在するから安全とは言えない。

「<このままでは日本人の3分の2ががん患者>
西尾正道氏 原発汚染水の海洋放出は人類への“緩慢な殺人” 
注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)」 (阿修羅・赤かぶ 2019/12/3)
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/777.html

 自然界の放射性物質はもともとごく微量で、ほとんどが大気中核実験や原発稼働によって自然界が汚染されて急増したものです。このため放射性物質であるトリチウム(三重水素)は1950年の約1000倍の濃度になっています。汚染水に大量のトリチウムが含まれるから危険なのです。

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