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「プルトニウム減らせる? 原発12基でプルサーマル発電、実現見通せず」
(東京新聞 2021/2/27)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/88427
大手電力でつくる電気事業連合会(電事連)は26日、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムの利用計画を11年ぶりに改定し、発表した。通常の原発でプルトニウムを使う「プルサーマル発電」について、東京電力が実施原発の記載を見送ったが、他社は従来計画を維持。原発再稼働が進まぬ中、実現が極めて難しい計画を示した。
東電はこれまでの計画で「3〜4基」で実施としていたが、「いずれかの原子炉」と数値目標をなくした。記者会見で電事連の中熊哲弘原子力部長は、「福島第一原発事故の当事者で、具体的な数字を言える状況ではない」と述べた。
2021年3月末に電力各社が保有するプルトニウムは計約41.7トン。うち約37トンが英仏で保管され、現地でプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料に加工される。日本国内でプルサーマル発電ができる原発は現状4基にとどまり、計画では今後3年間で海外分を約1.7トンしか減らせない。
電事連は昨年12月、プルサーマル発電の目標を「16〜18基」から「30年度までに少なくとも12基」に修正。ただ、原発再稼働は進まず、増える見通しは全く立っていない。
国の核燃料サイクル政策の要の施設である、使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場とMOX燃料工場は、青森県六ケ所村で建設が進む。しかし、海外分プルトニウムの消費にめどが立たない限り、稼働の必要性がない。
計画の実現性を問われた中熊氏は「実現するという強い決意を持って努力する。実現できないとは思っていない」と述べた。(小野沢健太)
-----(引用ここまで)----------------------------------------------
核燃サイクルが破綻したのですから、使用済み燃料の再処理でプルトニウムを取り出す
意味はなくなりました。
再処理はやめ、莫大な量の放射性物質を放出する六ヶ所村再処理工場の建設も
中止・閉鎖すべきです。
福島第一3号機が大爆発したのは、プルサーマルを行なっていたからです。
プルサーマルを続行すれば、また大爆発が起きてキノコ雲が上がり、
日本は壊滅するでしょう。
(関連情報)
「福一3号機を大爆発させたプルサーマル・MOX燃料の恐怖 懲りずにプルサーマル続行中
目的は核武装だ」 (拙稿 2020/1/21)
http://www.asyura2.com/19/genpatu52/msg/441.html
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