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寿都町長宅を放火…核のゴミと20億円がもたらしたドロドロ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/279768
2020/10/09 日刊ゲンダイ
北海道寿都町の片岡春雄町長(C)共同通信社
「ついに放火か」とビックリした人もいるだろう。「核のごみ」の最終処分場の選定で揉めている北海道寿都町の片岡春雄町長(71)の自宅が8日、放火された。町長は火炎瓶が投げ込まれたと説明。道警は8日、現住建造物等放火未遂の疑いで町内のアルバイト従業員・東田敏雄容疑者(77)を緊急逮捕した。
片岡町長が処分場選定の第1段階である「文献調査」への応募を言い出したのは今年8月。学習会を開いて町民の賛同を得ようとし、一方、町民の一部は反対するなど、町を二分する騒ぎになっている。9人いる町議は、5人が文献調査の賛成派で、4人が反対派だ。
「片岡町長はもとは町役場の職員です。課長時代は風力発電施設を設置し、町民は『頑張っている』と好意的に見ていた。2001年に町長に初当選。以来20年、対立候補のいない無投票選挙で当選を重ね、ワンマンになっています。昨年暮れに新たな洋上風力発電施設の建設を言い出したかと思ったら、今年になって突然、核の処分場を発案。地元選出の国会議員からの要請を受けたのではないかという話も流れています」(地元関係者)
文献調査を受け入れると、国から最大で20億円の交付金が支払われる。さらに概要調査を受けるとプラス70億円。片岡町長は交付金を獲得して手柄にしたかったのかもしれない。
「署名をするな」と圧力も
「それにしても強引です」とは文献調査に反対している幸坂順子町議(共産党)だ。
「法律の専門家によると、文献調査を受け、交付金を受け取ったら、後戻りができなくなるそうですし、国会でも『最終的に国が決定する』との答弁があったそうです。町では文献調査に反対する署名活動が行われ、当初は1週間で695人分が集まりました。これは町民約2900人の24%にあたる数字です。ところがその後、どこからか公務員や民間企業に『反対の署名をするな』と圧力がかかった疑いがあります」
放火事件の背景に処分場を巡る対立があるとしたら、問題の根は深い。
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