http://www.asyura2.com/19/warb23/msg/768.html
Tweet |
プーチン大統領「老兵&障害者」まで戦場投入の非情…ロシアの兵士不足が深刻に
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/305581
2022/05/23 日刊ゲンダイ
政権内でも不満蓄積(ロシアのプーチン大統領)/(C)ロイター
ロシア軍によるウクライナ侵攻開始からまもなく3カ月。想定外の長期戦で死傷兵や従軍拒否が増え、ロシア軍の兵士不足が深刻になっている。プーチン大統領は年配者や障害者まで戦場に送り、戦争を続けるつもりだ。政権を支えるエリート層は我慢の限界に達しつつある。
◇ ◇ ◇
ロシア下院は20日、志願兵の上限年齢を撤廃する法案が提出されたと発表。現行の入隊はロシア人で18歳から40歳まで、外国人で18歳から30歳までが認められているが、年配者も可能にする。下院のウェブサイトはこう説明する。
〈上限年齢の撤廃によって、ロシア軍は年配の専門家の才能を活用することができる〉〈精密誘導兵器などを扱うには高度な専門家が必要。経験上、そのような専門家は40〜45歳が多い〉〈また、民間の医療従事者やエンジニアなどのリクルートも容易になる〉
理由をいろいろと挙げているが、つまるところ上限年齢の撤廃は兵士不足が原因とみられる。ロイターの報道によると、欧州の米陸軍元司令官ベン・ホッジス退役将軍は「明らかにロシアの人々は困っている。上限年齢撤廃は国内世論を刺激せずに、人手不足を解消しようとする新たな試みだが、クレムリンがウクライナでの失敗をごまかすのは難しくなっていく」と語ったという。国民はうすうす、戦況の行き詰まりを感じているのだ。
ロシア軍の死者数について、ロシア国防省は3月25日の1351人を最後に更新していないが、ウクライナ側は約3万人が戦闘不能と主張している。
英国防省の分析によると、侵攻開始以降、ロシア軍は兵力の3分の1を損失。戦力損耗率が30%を超えると軍隊として機能しなくなるとされる。「老兵」までかき集めなければ、戦争を続けられないのだ。
ウクライナ保安庁のHPには片目しか見えなかったり、脳に障害があるロシア兵(捕虜)の証言が公開されている。兵士不足を解消しようと、プーチン大統領は障害者まで戦場に送り込んでいる可能性がある。
軍事ジャーナリストの世良光弘氏はこう言う。
「攻撃側のロシア軍は守る側の3倍の兵力が必要です。本来なら戦場へ送られることのない年配者や障害者まで動員せざるを得ないほどに兵士が足りないということです。この先も戦争が続けば、死傷兵や従軍拒否者は増えていきますが、兵士を補い続けることは不可能です。早晩、ロシア軍は後退を余儀なくされるでしょう」
エリート層は我慢の限界
約3万人が戦闘不能(装甲車両の上に乗るロシア兵=ウクライナ・マリウポリ)/(C)ロイター
政権内でもプーチン大統領への不満はくすぶっている。
ウクライナ関連のスクープを連発している英調査報道グループ「べリングキャット」のクリスト・グローゼフ氏は16日のウクライナ「ラジオスボボダ」の番組で、プーチン政権を支える軍や情報機関などの「シロビキ」のエリート層で不満がたまっている実情を明かした。
「ロシア国防省やFSB(連邦保安局)の高官らは多くの情報を入手しており、この戦争が負けていることは分かっている。エリート層はプーチン政権が危険水域にあることを知っている」とし、プーチン大統領自身も“危険水域”の「空気」を感じているという。
プーチン政権の崩壊は近いか。
・
・
「片目しか見えない」障害者も戦場に? ロシアの“兵不足”
2022/05/22 ANNnewsCH
ウクライナ軍の反転攻勢でロシア軍で兵士の不足も伝えられているなか、ウクライナの当局はロシアが不足する兵士を補うために障害者を戦場に送り込んでいると伝えました。
ロシア軍は、かつて占領していた町も攻撃し続けているようです。
住民:「リンか何か明るい火花が飛んできた。火災になった」
住民によりますと、ロシア軍は民間人に対して使用が禁止されている焼夷(しょうい)弾を使い、家や畑などすべて燃やしていったといいます。
住民:「今まで色々乗り越えてきたが、もう力も忍耐も残っていない」
ウクライナ北東部ではウクライナ軍がロシア軍を押し戻し動きが見られますが、ロシア軍による攻撃は続いていて、緊張が高まっています。
一方、イギリスの国防省はロシア軍が開戦以降に投入した地上戦力の3分の1を失ったと推定しています。
戦力損耗率は30%を超えると軍隊として機能しなくなるとされています。
こうしたなか、ロシア軍にある疑惑が浮上しています。
ウクライナ保安庁が公開した捕虜になったロシア兵です。
捕虜になったロシア兵:「私は身体障害者です。私は視力が悪く、幼いころから片目しか見えない」
身体障害者だという男性は、なぜ兵士になったのでしょうか・・・。
捕虜になったロシア兵:「いつも通り仕事に出掛けたら突然、軍の担当者が来て身分証明書を見せるように言われた。そこで『徴兵する』と言われた。バスに乗るように指示され、軍服とヘルメットをもらえたが防護服は一切もらえていない」
さらに、戦地のウクライナに来てから驚かされたことがあったといいます。
捕虜になったロシア兵:「(ドネツク州)ノボアゾフスクでまひなどの他の障害を持つ人をたくさん見た。全員、徴兵されて来た。私は怖くて地下室に避難していた。ウクライナ軍を見て無抵抗で捕虜になることを決めた」「私は頭蓋骨のけがをしていて、脳の動きに問題がある」
イギリス国防省によりますと、ロシア軍の死者数は約1万5000人に上るとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。