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「ドンバス2016」必見<本澤二郎の「日本の風景」(4417)
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2022年04月17日 jlj0011のblog
<「ウクライナオンファイアー」と合わせて見ると今の戦争が見えてくるよ>
人間は、なぜこうも残酷になれるのか。残虐な行動をとれるものか。
信頼する友人弁護士は、プーチンのウクライナ軍事行動に驚くと、真っ先に図書館に駆け込んだ。「独ソ戦」の本を読みあさった。そのうちに有名なアメリカ人の記録映画監督の「ウクライナ オン ファイアー」をYoutubeで見るよう勧めてくれた。昨日は、新たにフランス人監督の「ドンバス2016」を。これも有難いことにYoutubeで見た。ウクライナの内戦記録である。
ウクライナ軍と新ロシア派の、正に死闘を映像で見せてくれる、実にありがたい参考になる作品だ。ソ連崩壊の残滓なのか。そこで民族主義が噴き上がり、さらにファシストやナショナリストに、政治に無知な人びとが翻弄される。
新ロシア派の反政府勢力に、モスクワは水面下で支援したのであろう、それを抑え込むウクライナ軍による市民に対する弾圧・残虐行為がすごい。前者の若者も銃をとって、内戦の主役となって次々亡くなっていく。怨念の拡大で、悲惨すぎる。内戦下の民家には年寄り、それも女性が目立つ。男たちは老人も戦闘に加わっているのだろうか。痛ましすぎる映像に震え上がってしまった。おそらくその先に、ワシントンのNATO拡大戦略がじわじわとロシアに迫っていた。プーチン決起の背景であろう。
27回もプーチンと会談した安倍晋三は、よほどおかしくなければ、その様子を知って、即座に当時のトランプに伝えていたはずだ。そういえば、安倍もトランプもプーチンとの関係がよい。
<内戦下の虐殺いとわないウクライナ軍=野獣の死闘か>
単純に白黒をつけられない人間の獰猛さ、残虐さが露呈していたウクライナ東部のドンバス内戦は、それ以前からずっと継続してきた。旧ソ連の崩壊で、タガが外れた途端、人びとは、というよりも一部の過激派が暗躍、武器弾薬で利権を奪おうとする。この場面で「死の商人」が大胆に暗躍する。死闘を激化させる。利益は決まって「死の商人」である。彼らの暗躍に比例して、事態をのっぴきならないように追い込む。
すでに「ドンバス2016」で米ロが激突していた、とみたい。
「法の支配」「民主主義」は、闘いの場での嘘のスローガンでしかないのが、むなし過ぎる。インドでは非暴力不服従のガンジー主義が、中国では仏教や儒学が為政者の暴走に歯止めをかけようとしてきた。それが欧米ではないのか。キリスト教もロシア正教会も姿が見えない。
余談だが、安倍と太田ショウコウが「戦争三法」を強行した際、創価学会というカルト教団は無力だったことを、天下にさらしてしまった。
少数派に対する配慮しないウクライナの強権主義に、ブレーキをかける思想も哲学も宗教も存在しなかった。中世の武闘しかなかったのか。そこへとNATO拡大戦略が強力に割り込んで、ゼレンスキーを支援、決起を促してきたものであろう。さしずめプーチン軍は、飛んで火にいる夏の虫だった?
<アメリカによる代理戦争に間違いない=日清・日露の二番煎じか>
頭かくして尻隠さずのワシントンのウクライナ工作の中には、現大統領のバイデンも加わっていたことを、オリバーストーンは関係者の証言で明らかにしている。真相追及する点が、アメリカのわずかな民主主義の成果なのであろう。日本には、これが全くないのが悲しい。未だにCIAと岸の怪しげな関係は、活字や映像にも残っていない。
<南京大虐殺やハルビン731の生体実験が思い浮かんでくる!>
筆者は、平和軍縮派の宇都宮徳馬さんから「できるだけ中国に行くべきだ。深い思想・歴史も勉強できる。困っていることは何でも支援したらいい。中国人は誠意に必ず応えてくれるよ」とお尻を叩かれた。その訪中歴の中には、観光旅行も含まれていた。
そこで知り合った中国人にお願いして「昔ここで何がありましたか」と繰り返し問いかけた。その結果をまとめたものが「中国の大警告」(データハウス)、これの姉妹編が「アメリカの大警告」(同)である。
南京大虐殺や731部隊の生体実験など、世にも恐ろしい天皇の軍隊・教育勅語と国家神道の日本軍の蛮行にたじろいでしまった。そのことを「ドンバス2016」を見て、急に思い出してしまった。
ゼレンスキーは善人ではない。アメリカ仕立ての防護服を着ている演技者か。日本では岸信介のような役者なのか?岸の孫の安倍晋三はどうか。安倍に操られている岸田文雄も同じなのか。安倍がまともなら、すぐにもモスクワに飛んで、プーチンと刺し違えても、戦争を止めさせることだったのだが。
2022年4月17日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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プーチンと死の商人と<本澤二郎の「日本の風景」(4415)<「ウクライナオンファイアー」(ストーン監督の記録映画)を見るべし>
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