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https://jp.sputniknews.com/20220303/nato-10290510.html
核戦争の可能性について話しているのはロシアではなく、NATOとウクライナ=ラブロフ外相
2022年3月3日, 18:39 (更新: 2022年3月3日, 19:33)
ロシアのラブロフ外相は3日、ロシアは自国の政策を「デスカレーションのためのエスカレーション」の原則に基づいて構築してはおらず、北大西洋条約機構(NATO)諸国とウクライナが核戦争の可能性について話していると述べた。
ラブロフ氏によると、ロシアが核兵器の使用に踏み切る条件は、軍事ドクトリンに記載されている。
ラブロフ氏は、国内外のメディアによるインタビューで「西側のアナリストたちがそれを我われの責任にしようとしているような、デスカレーションのためのエスカレーションはロシアの軍事ドクトリンにはない。しかし、核戦争については現在話されている。過去の発言とこれらの発言をした人物たちに非常に注意深く目を向けるよう皆さんにお願いする」と述べた。
ラブロフ氏は、このような発言を最初に行ったのはNATOのストルテンベルグ事務総長であり、その後、ウクライナのゼレンスキー大統領が発言したと強調した。
ロシアのプーチン大統領は、24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
ロシア国防省は24日、ロシア軍はウクライナの都市に砲撃や空爆を行っておらず、軍事インフラを精密兵器で攻撃していると発表した。 同省は、「ウクライナ軍の軍事インフラ、防空施設、軍事飛行場、ウクライナ陸軍航空隊が高度な精密兵器で使用不能となっている」と発表。 また同省は、一般市民を全く脅かしていないと断言した。
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