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タリバン アフガニスタン第2の都市 カンダハル州都制圧を宣言/nhk
2021年8月13日 18時33分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210813/k10013198801000.html?utm_int=news_contents_news-main_002
アフガニスタンでは、反政府武装勢力タリバンが政府軍との間で激しい戦闘を続ける中、第2の都市、南部カンダハルの州都を制圧したと宣言しました。カンダハルは交通や貿易の要衝で、戦略的にも重要なことから、政府軍にとっては大きな痛手となりそうです。
アフガニスタンでは、反政府武装勢力タリバンが政府軍との間で激しい戦闘を続ける中、先週から今週にかけて各地の州都を相次いで制圧し、12日の西部の第3の都市ヘラートに続いて、13日には南部の第2の都市カンダハルを新たに支配下に置いたと宣言しました。
カンダハルは、2001年のアメリカ軍の軍事作戦によって、当時のタリバン政権が崩壊する前まで拠点にしていた象徴的な州都です。
さらにタリバンは、南部ヘルマンド州の州都ラシュカルガーと、中部ウルズガン州の州都を制圧したと宣言し、これまでに34の州都のうち、15の州都を支配下に置いたとみられています。
一方、アフガニスタンの国防省は、NHKの取材に、カンダハルとラシュカルガーでは、今もタリバンとの戦闘が続いているとしています。
タリバンが制圧を宣言したヘラートとカンダハルは、いずれも交通や貿易の要衝で、戦略的にも重要なことから、政府軍にとっては大きな痛手となりそうです。
アメリカ軍が8月末までの完全撤退に向けて撤収作業を進める中、タリバンは現在、北部の要衝マザリシャリフをめぐっても戦闘を続けていて、収束の見通しは立っていません。
関係国 停戦協議の加速など共同声明
アフガニスタンの和平をめぐり、アメリカや中国などの関係国による国際会議が中東のカタールで開かれ、和平の実現に向けてアフガニスタン政府と反政府武装勢力タリバンによる停戦協議を加速させることなどを盛り込んだ共同声明を発表しました。
共同声明では、政府軍とタリバンによる戦闘が各地で激しさを増す中、
▽都市部でのタリバンによる攻撃の即時停止や、
▽女性や少数派の権利を含む人権を尊重するよう求めています。
また、
▽和平の実現に向けて今後、アフガニスタン政府とタリバンによる停戦協議を加速させることなどを呼びかけています。
アフガニスタンと国境を接するパキスタンや中国などは、治安の悪化が自国に飛び火し、テロ活動が活発化することを警戒していますが、会議を通じて、アフガニスタン政府とタリバンに改めて停戦を実現させたうえで、事態の政治的な解決を求めた形です。
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