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(回答先: イラン外務省報道官、「シオニスト占領者の処罰は必須」(ParsToday) 投稿者 HIMAZIN 日時 2019 年 11 月 13 日 16:36:58)
https://parstoday.com/ja/news/middle_east-i56862
視点;イスラエル ー テロと殺戮を目的とする政権
2019年11月13日20時28分
パレスチナ・ガザ地区に対するシオニスト政権イスラエル軍の新たな攻撃により、少なくとも16人のパレスチナ人が殉教、他に数十人の負傷者が出ています。
イスラエル軍は12日火曜、パレスチナ・イスラム聖戦運動の幹部ら2名を暗殺するため、ガザ地区とシリアの首都ダマスカスの2箇所に攻撃を加えました。
一連の攻撃で、パレスチナ・イスラム聖戦運動軍事部の上級司令官1名が殉教、もう一方のダマスカスに対する攻撃は失敗に終わり、イスラエルが標的としていた司令官にけがはなく、その息子が殉教しました。
第1に、パレスチナ・イスラム聖戦運動の上級幹部の暗殺について。
これは、事前に計画、目的に据えられたものでした。イスラエルのネタニヤフ首相は、「10日前にイスラエルの閣僚全員が、このパレスチナ人戦士の殺害に同意していた」と発言しています。このことから、今回の(暗殺という)テロ行為はイスラエル政府が行った国家テロの明白な例だといえます。
第2に、イスラエル政府関係者がこの暗殺の後、「今回の行動は武力衝突の中で発生した軍事行動だった」と吹聴しようとしたことです。
この主張とは裏腹に、実際にはこの数週間、イスラエルとパレスチナ抵抗勢力の間で軍事衝突は発生していませんでした。実際には、こうした主張はパレスチナ人側から出されることが予想される、国際機関へのあらゆる照会を阻止するためになされたといえます。
第3に、今回の暗殺が実施されたのはイスラエル政府が新内閣の組閣に行き詰っていた時であり、また一方でナフタリ・ベネット氏が戦争大臣に指名された2日後のことでした。
第4に、イスラエルが特に1年前から、パレスチナ抵抗勢力に対する大規模な軍事攻撃を展開しても、思っていた通りの成果に至らない、という結論を得ていることが指摘できます。
そこで、イスラエルは自らの失敗を補うため、パレスチナ側当局や軍司令官の暗殺という行為に出たといえます。この点に関して、イスラエルの新聞ハアレツは昨年8月、「イスラエルはガザ地区に対する大規模な軍事作戦に代わって、再び幹部責任者の暗殺という方策を踏襲しようとしている」と報じました。
第5に、パレスチナ・イスラム聖戦運動の上級幹部の暗殺は、イスラエルに重大な結果をもたらすだろうということです。
パレスチナ側の司令官の1人アブームジャーヘド氏は、「パレスチナ・イスラム聖戦運動の上級幹部の暗殺作戦は、抵抗勢力との新たな衝突の開始が目的だ」と述べました。
この点において、パレスチナ側の各抵抗勢力はその後、占領地に向けておよそ200発のロケット弾を発射し、これにより50人以上のシオニストが負傷しました。こうした中、占領地内には強い恐怖感がたちこめ、イスラエル政府は2014年以来となる異例の措置を取り、公共施設や学校のすべてを休業、休校としました。イスラエルのメディアは、「イスラエルの100万人の児童生徒と学生、8万人の教職員・教授らが、抵抗勢力側からのミサイル攻撃を恐れて自宅にこもり、勤務先の学校や大学に出かけないでいる」と報じました。
最後に、パレスチナ抵抗勢力が今回の暗殺に対し、報復として占領地をロケット弾で攻撃したことは国連憲章の51条が定める合法的な権利だということを指摘しておきましょう。
このため、今後数日はパレスチナ抵抗勢力とイスラエルの間で大規模な衝突が発生することが予想され、そうした衝突はイスラエル新内閣の組閣に影響しかねないと考えられます。
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