http://www.asyura2.com/19/test34/msg/172.html
Tweet |
12月15日NHK「クローズアップ現代+」を見た。「私には帰る家がない」というテーマで、コロナ禍で家賃を払えず、家を失った女性たちの話だった。一家離散になって住居をなくし、貯金も底をついて、ホームレス状態に陥った四十代の女性が出てきた。就職活動をしても働く先は見つからず、役所に生活保護の申請に行ったが、却下されたと番組内で伝えられていた。
私は、疑問と怒りでやるせなくなった。番組の女性のような状況で、生活保護申請が却下されるなら、一体どんな状況の人を救う制度なのか。憲法25条「健康で文化的な最低限度の生活」が保障されており、国は、国民の生活を守る義務があるはずだ。そして、生活保護はその権利を行使するための最後のセーフティーネットだ。そもそも困窮している人が申請をする制度でありながら、審査が厳しすぎる。食べる物、住む家もなく、頼る人もいない、そんな時に助けてもらうために、私たちは高い税金を納めているのだ。
日本では、女性は男性より賃金が安く貧困に陥りやすい。国は女性支援の政策をもっと考えなければならない。こんな状況では少子化はますます進むだろう。
他の先進国と比べて、住宅補助は非常に低く設定されており、生活保護申請者も少ない。これは、受給するべき人が受給できていないからだろう。つくづく冷たい国だ。厳冬の中、ホームレス状態になった女性の安否が気になる。
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。