http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/769.html
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中曽根が101歳であの世に行ったが、その犯罪を糾弾せずに大勲位の功績を讃えて、安倍よりも増しな宰相として飾り立てた、日本のメディアの堕落は、ここまで腰抜けになるかと思いたくなるほどだ。権勢をふるった山県有朋が亡くなった時に、石橋湛山は「死もまた、社会奉仕」と書き、暴君が国家と国民に与えた弊害を論じて、その死をお祭りごとに終わらせなかった。
https://shimirubon.jp/reviews/1691950
所が今の日本には石橋湛山ほどの見識の人はいない。それでも辛うじて『紙の爆弾』二月号に、吉田茂に関して二つの記事があり、マットアマノと藤原肇が書いている記事で、世界で活躍する藤原が中曽根とCIAについて、次のように書いていたが、中曽根の犯罪はこんな程度で許して良いのだろうか。
「・・・衆議院議員だった中曽根議員が渡米して、ハーバード大学のゼミに参加したのはその頃だった。そこで、後のニクソン政権下で暗躍するキッシンジャー助教授から核武論を吹き込まれ、原子力について興味を強めた。しかも、中曽根を夏季ゼミに参加させ、キッシンジャーに結びつけたのは、ジョーンズ・ホプキンス大学が首都ワシントンに持つ、「高等国際研究大学院」のセイヤー教授である。彼はCIAのアジア太平洋部長だった。
セイヤー教授は中曽根を核武装論者にと仕上げ、間近に迫った保守合同の布陣に、中曽根に理論武装の手助けをした。だから、帰国した中曽根は大急ぎで原子炉調査予算案を作って、2億3500万円の調査費を獲得し、日本の原子力計画が動き出した。愚かな原発路線の出発点として、54基の原発が地震列島の上に作られた。・・・岸信介や正力松太郎の場合はCIAのエージェントとして行動したが、用心深い中曽根は政界に潜み、通産相や関連閣僚になり、行政面からのアプローチを使い、原発路線を核武装のために推進した。・・・」
だが、これは中曽根の犯罪の氷山の一角にすぎず、「日航123便撃墜事件」「プラザ合意」「ハープ兵器の資金」「P3C絡みのロッキード疑獄」などに関係し、今の日本の亡国現象の原因を作っている。
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/739.html
これだけの大犯罪を犯した中曽根に対して、きちんと総括できない無様な日本人は、安倍に舐められて出鱈目を放置して苦しんでいるのである。
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