http://www.asyura2.com/19/senkyo268/msg/150.html
Tweet |
ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…腐った構造 二極化・格差社会の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265995
2019/12/11 日刊ゲンダイ
スポーツ庁は“優良企業”と(ジャパンライフの山口隆祥元会長=右)/(C)日刊ゲンダイ
国会が終わった。「桜を見る会」の問題も幕引きだと訳知り顔の講釈が幅を利かせる中で、それなりにまっとうなメディアは、マルチ商法「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長(77)が招待されていた問題に焦点を当てた報道を試みている。
同社はたとえば2016年11月、パラリンピック選手の雇用に積極的な“優良企業”として、スポーツ庁のヒアリングに招かれていたという。マルチに政府が“お墨付き”を与えた格好だった。もちろん実態は悪質だから、翌17年には消費者庁が4度にわたる業務停止命令を出すことにもなるのだが、これとて当局は早くから被害の状況を承知していながら、あえて対応を遅らせていた可能性が高いのだとか。
政治家では安倍氏のほか、加藤勝信厚労相や下村博文元文科相との関係が深い。いかにもアベ政権らしい腐臭で息が詰まりそうだ。
山口の悪徳商法界デビューは、遠く1970年代のこと。米国から上陸してきた「APOジャパン」「ホリディマジック」などとともに、彼の創設した日本発のマルチ「ジェッカーチェーン」が社会問題化。詐欺罪で告訴もされたが、同時期に設立した「ジャパンライフ」に足場を移して“マルチの帝王”なる異名をほしいままにしていく。
私は「プレジデント」の編集者だった1985〜86年ごろ、彼らの世界に関心を抱いた。詐欺師が政治と結託するのは世の常にせよ、山口氏と自民党のつながりは当時から他を圧していたことを、今も鮮明に覚えている。
福田赳夫、中曽根康弘、石原慎太郎、平沼赳夫、加藤卓二、羽生田進、森喜朗、中尾栄一、亀井静香、山口敏夫……。マルチのアガリを食った政治屋どもの名前だ。社会党の山口鶴男や社民連の阿部昭吾とも近かった。
一方では、京都府警本部長などを歴任した相川孝を社長に招聘。警察を自家薬籠中のものとして、元警視総監の下稲葉耕吉が自民党公認で参院選に出馬した際にも、組織を挙げた応援で恩を売った。
マスコミでは、テレビ朝日の三浦甲子二専務(故人、元朝日新聞政治部)との関係が有名だった。最近、やはり元朝日政治部の橘優が顧問に就任していた事実も明らかになったが、こういう背景も、追及が甘くなる原因なのか。
腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ、発酵を重ねて、ついには汚物そのものになり果てた。カネのためなら誰も彼もが魂までも売り飛ばす。日本は汚物である。
斎藤貴男 ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。
【二極化・格差社会の真相/斎藤貴男】ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…腐った構造 https://t.co/26LIsb5TPb #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2019年12月10日
目先の票や政治資金集めに政治家が利用した馴れの果てです。
— 後藤 貴之 (@takabon6180) 2019年12月10日
政治家もあらゆる団体もマルチ商売関係者と組んだらダメです。
参考資料は新興宗教霊波之光の場合です。https://t.co/nsQ2sAqQpd
官僚さん、詐欺政府と呼ばれる前に、
— ぽこ🐾 (@PokoWww777) 2019年12月10日
安倍政権を下ろしてしまいましょう。
早くしないと、全部ばれちゃいますよ!
ジャパンライフと政界、マスコミ、警察との結託
— KK (@Trapelus) 2019年12月10日
腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ、発酵を重ねて、ついには汚物そのものになり果てた。カネのためなら誰も彼もが魂までも売り飛ばす。日本は汚物である
二極化・格差社会の真相 斎藤貴男(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/XfrMnrqmwI
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK268掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK268掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。