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国民不在の賃上げ交渉…医師会の“恫喝”に屈した自民厚労族 国民が知らない 強欲医師の賃上げ闘争(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/19/senkyo267/msg/711.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 11 月 30 日 13:25:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 




国民不在の賃上げ交渉…医師会の“恫喝”に屈した自民厚労族 国民が知らない 強欲医師の賃上げ闘争
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265427
2019/11/29 日刊ゲンダイ


原資を払うのは…(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

 永田町と霞が関を舞台に、国民不在の“医師の賃上げ交渉”が水面下で進められている。

 2017年に厚労省が公表した「賃金構造基本統計調査」によると、医師の平均年収は約1230万円。サラリーマンの平均年収、約430万円の約3倍に上る。その高給取りの医師の賃金を引き上げようと、日本医師会や自民党厚労族議員、厚労省の官僚らが水面下でうごめいているのだ。

 先月9日、自民党本部で「人生100年時代戦略本部」(本部長・岸田文雄政調会長)主催のヒアリングが行われ、日本医師会の横倉義武会長らが医療従事者の待遇改善などを巡り、意見を述べた。

 ヒアリングは非公開。部屋の外で多くのマスコミの記者が聞き耳を立てた。横倉氏は、医師をはじめとする医療従事者の待遇改善、社会保障費の増額によって、経済成長と地方創生が促されるなどとする持論を展開。最後にこう付け加えた。

「自民党の対応次第では(選挙で)野党に協力したらどうか、という声が医師会内部にある」

 この“恫喝”とも取れる発言を受け、医師会から献金や選挙応援を受けている自民党の厚労族議員が次々に発言し、横倉氏の主張を後押し。「ヒアリングはさながら日医の決起集会のようだった」(全国紙記者)という。

■大半は人件費に消える診療報酬

 あまり知られていないが、医師の給与の主な原資は国民が払う診療報酬だ。診療報酬の内訳は医師の技術料などが8割、2割が薬価など。技術料の約7割を人件費が占めるため、診療報酬の改定とは、取りも直さず日医主導の医師の賃上げ交渉に他ならない。

 診療報酬は2年に1度、年末に改定が議論され、今年も12月半ばに決定の見込みだ。最終的には厚労大臣が決定するが、「日本医師会などの圧力団体、厚労族議員と政府の力関係で改定率が決まる仕組み」(厚労省関係者)である。しかも今年は、主務官庁の厚労省の鈴木俊彦事務次官が“賃上げ”に前のめりで「賃金アップが既定路線になっている」(前出の厚労省関係者)という。

 国民が知らないところで医師の賃上げが決められていいはずがない。医師の賃上げ闘争の舞台裏をリポートする。(つづく)



長谷川学 ジャーナリスト
1956年、兵庫県生まれ。早大教育学部卒。週刊誌記者を経てフリーに。近著に「成年後見制度の闇」(飛鳥新社刊・宮内康二氏との共著)がある。










 

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コメント
1. 赤かぶ[43289] kNSCqYLU 2019年11月30日 13:26:22 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33362] 報告


2. 赤かぶ[43290] kNSCqYLU 2019年11月30日 13:26:57 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33363] 報告


3. 2019年11月30日 13:27:31 : iFn8MDLkzI : MDE3MTROVWk5anc=[773] 報告

恫喝をやったとされる医師会そのものへの問題批判は何故しないのでしょう?

[18初期非表示理由]:担当:巧妙に混乱したコメント多数により全部処理
4. 赤かぶ[43291] kNSCqYLU 2019年11月30日 13:27:34 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33364] 報告


5. 赤かぶ[43292] kNSCqYLU 2019年11月30日 13:28:09 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[33365] 報告


6. さっちゃん3214[1] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2019年11月30日 16:16:10 : jXggV5l3SE : UUtmOUdjdU9obkE=[2] 報告
>医師の平均年収は約1230万円。サラリーマンの平均年収、約430万円の約3倍に上る。
>>6年間の医学部を卒業して、場合によっては無給医も経験しているのに、サラリーマン平均より高いって、半端ない残業もしてるのに。
だったら、責任も勤務内容も、同等にしないとおかしいよ。
今回の診療報酬増額は、消費税増税もあって、消費税増税分の補填が不十分だったから、ということもあるのではないでしょうか。
ずいぶん前から医師会には力がありません。

国際的にみても、日本の医師が高給すぎるとはききません。
海外の医師の年収はいくら? 診療科別の年収を国際比較!
https://epilogi.dr-10.com/articles/577/
日本の場合、勤務医の平均年収は1,200万円前後で推移しており、一般的に高収入な職業とされています。
アメリカでは少なくとも2,000万円以上、専門医ともなるとその額は5,000万円以上にものぼります。
アメリカ国民(15歳以上)の平均年収は約510万円(年収の中央値は約333万円)でした(アメリカは所得格差が非常に大きいため、実情に即すといわれる中央値も記載)。医師の平均年収を2,000万円と少なく見積もっても、国民平均の4倍近い額であることがわかります。

医師会に力なし
広島経済大学経済研究論集
第24巻第4号2002年3月
社会保障と国民的合意(2)
http://search.yahoo.co.jp/r/FOR=3b.QZadV3ihX7P08gg3nJMqpqU9wE8rcqvYkBeSU_YrRtNrRM2aAMyEJVDhooMZTcFtvX3jkbe.J7Knm16p3eP58YYak0EENht4cBisl2x56HccgNehBbDlM01X.1u1hzwKjEDzMTxwJGql1k05HZe8ym8UFnLDlQfYPxJnVl_lqOOJvnrxrMbwIQ7JxrsLYuqVCkH7h.tYubUkcKW4XI9SBvBB.ttG0YViwZIUhGzwPCqsmzOR.r_icp3jueKIv8a9lshvCpfC3QddVTco5gyI1Yg--/_ylt=A2RCpKxL9ZpdVWkACguDTwx.;_ylu=X3oDMTEyY2p2YThmBHBvcwMzBHNlYwNzcgRzbGsDdGl0bGUEdnRpZANqcDAzOTU-/SIG=1c8c5jif9/EXP=1570537227/**http%3A//harp.lib.hiroshima-u.ac.jp/hue/file/1851/20081204091155/keizai2002240405.pdf%23search=%27%25E6%2597%25A5%25E6%259C%25AC%25E3%2581%25AE%25E5%258C%25BB%25E7%2599%2582%25E2%2580%2595%25E7%25B5%25B1%25E5%2588%25B6%25E3%2581%25A8%25E3%2583%2590%25E3%2583%25A9%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B9%25E6%2584%259F%25E8%25A6%259A%2B%25E5%258C%25BB%25E5%25B8%25AB%25E4%25BC%259A%27
医療費が増えれば国の負担も増えるという構造が存在し,他方で,高度経済成長の終意と共に,国家財政の引き締めが必要になったため,厚生省は医療費抑制に乗り出した。二木立教授は, ri世 界一」の医療費抑制政策を見直す時期Jの第1章で,
@厚生省の医療費抑制政策がなぜ成功したか,@その結果いかなることが生じたか,
A今後何を為すべきか,を論じている。
以下,それらを順に見て行くことにしよう。
厚生省の医療費抑制政策が成功した主要な理由として,二木教授は次の3つのものを挙げているO
1. 1980年代前半に中曽根政権が押し進めた臨調行革路線によって,医療・福祉費「総枠」抑制の「国民合意」が,部分的にせよ,形成されていた。
2.厚生省は,医療費抑制のために,規制強化の政策を採用し続けた。
3.1980年代に日本医師会の力が凋落し,厚生省に対する「括抗力」が存在しなくなった。
医療費抑制政策は,日本医療に様々な歪みをもたらしたが,その中でも,@欧米諸国と比べての医療の質の低さ,A公費から私費(非公式の患者負担)への「コストシフト」,の2つが特に重大である,と二木教授は言う。
「私は, 合法的』患者負担の拡大を財源とした医療費総枠の拡大には限界がある以上,厚生省も,早晩, 世界一の医療費抑制政策の見直しを余儀なくされ,福祉に続いて,公的医療に関しても,費用増加策に転じることになる,となかば願望を込めて,予測している。」

医療費の伸びが鈍った理由
https://square.umin.ac.jp/massie-tmd/snakamu.html
医療介護福祉政策研究フォーラム理事長(元内閣官房社会保障改革担当室長) 中村 秀一
HEALTH DATA 2012では、日本の医療費(09年)の対GDP比は9.5%とOECD加盟国の平均と並び、以後、平均を上回る状態となってきている。最新版の HEALTH DATA 2014では、日本の総保健医療支出(12年)の対GDP比は10.3%で、加盟国の平均9.3%を上回っている。加盟国34カ国中10位であ り、スウェーデン9.6%(12位)、イギリス9.3%(16位)、イタリア9.2%(19位)といった国々より上位に位置している。
 対GDP 比が上昇したのは、日本の医療の質や量が飛躍的に充実したからではなく、「分母」であるGDPが大きくならず、他方、医療費は着実に増加を続けたからにほ かならない。
12年度以降の医療 費の伸びは、それ以前の医療費の伸びに比べ、極めて低いと言わざるを得ない。
●「患者数減少」が医療費を抑制
病院報 告で見ると、1日平均在院患者数は、1991年の140万7260人から2012年の128万7181人へと、この間8.5%減少している。1日平均外来 患者数は2000年の181万0990人から12年の139万7864人へと22.8%減少している。患者数が減っているのである。
一つは、入院期間が短縮している。医科の1件当たり入院日数は、10年度の16.2日が14年度には15.7日となっている。この4年弱の間に3.9%の減少である。
医科入院外の1件当たり日数も、10年度の1.75日から13年度には1.65日まで低下した。この間、5.7%の減少である。その原因としてはさまざま あるのであろうが、「内服処方せん1枚当たりの薬剤料」を見ると、1種類当たりの投薬日数は13年度でも3.5%の伸びを示している。長期投薬による通院 件数の減少も背景にあるようだ。
これから外来は25年までほとんど増えず、その後は減るのだ。

7. 2019年11月30日 18:09:16 : yS5XGtozkA : WEpGZ0JUeVk3aWc=[279] 報告

医師会が反対するのがTPP/FTA。


8. 2019年11月30日 18:15:07 : 78q11c3Y8Q : MHI3MTdGc09zR0U=[84] 報告
患者の大半を占める高齢者が医者批判なんかやらないじゃん笑
病院行ってダベるのが生きがいの爺婆が大勢いるし、何やったって怒られないから病院様様、医者批判なんか以ての外、「悪いのは全部若者だー」「自民党応援してる若者が悪いんだー」「俺たちのおかげで今の日本があるんだー」「もうすぐ死ぬから先のことなんか知ったこっちゃねー」笑笑
今の日本をつくったと自分で言ってんだからちゃんと責任とれよ笑

9. 2019年11月30日 20:59:49 : 81ipkxeqqE : WmtOLlBtekZZeDY=[1] 報告
 人件費が大半を占めるというのは正しいですが、医師がそのすべてを持って行っているような書き方はおかしい。看護師や検査技師、受付など多くのスタッフがいなければ、医療はできません。そうした医師以外の人件費を無視しています。近年看護師も人手不足で給料を上げても確保が難しくなっています。材料費、薬剤費なども、消費税アップにより上がっており、診療報酬は全く追いついていません。地方の医療が崩壊しかかっているのもご存じないのでしょうか?それと自民党への献金額も医師会よりも看護師協会の方が多いことも記しておきます。
10. 2019年11月30日 21:19:01 : gASrP1GBZY : SnplOWFxUHNNaXM=[8] 報告
社会保障費を削ることよりも〜
他に、削るところがあるのでは?

小泉の時に社会保障費が削られ、その間診療報酬費がマイナス改定され続けて
全国の医療機関は崩壊寸前になって、医療自体が瀕死になり

その後遺症はいまだ大きい。
あの時の医療崩壊の責任はどうとるんだろう小泉・竹中?

というかあの2人の経済改革で日本中が今やお金持ちのパラダイスに。
トリクルダウンはなかったよね。格差だけが残って!非正規と貧困層が拡大。
民営化で郵政も不正と瀕死。

11. 2019年11月30日 21:21:41 : QowZeeZO4k : TDQ4RzdLdXV5V0E=[21] 報告
アメリカでは医師に払われる金が少ない代わりに、保険会社に払う金が多い。
患者にとってどちらが良いか、よく考えることだ。
12. 2019年11月30日 22:19:47 : BRQ3uMcAu2 : eDlRQTZnMUs2dWc=[1] 報告
医師の所得の国際比較は、為替の要素やデータの提供元などの要素を加味して受け止めるべきである。もっといえば、比較算出の手法や元データ自体が信用に値するか、昨今のこの国の改竄天国のあり様を考慮に入れなければならないのは、甚だ不幸なことである。

また、医師の所得が主題になっているようであるが、世界と比較して日本の医療のあり方の特殊性(これとて元データの問題あり)、「病床数が多い・在院日数が長い(最近短くされてきている)・薬剤価格が高い・薬剤使用量が多い・医療材料価格が高い・検査が多い・受診回数が多い」など総合的に捉えた資料をご案内する。ちなみに、発信元は外科系学会社会保険委員会連合会ではあるが。

http://www.gaihoren.jp/gaihoren/public/medicalcost/html/medicalcost_1.html

13. 2019年11月30日 23:35:51 : EvfCFkBBos : cUtSTzVieTJIM2M=[1460] 報告
>>7はアメリカの犬になりたいようだな

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