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首長の黒子であり“汚れ役”にもなる 裏方仕事で権力が増大 “役所のドン” 助役の実態に迫る
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262952
2019/10/09 日刊ゲンダイ
草加市役所の助役室に家宅捜索が入った(2005年)/(C)共同通信社
談合事件、贈収賄事件の裏に「助役(副市町村長)」あり、だ。
埼玉県草加市で2005年、市の電気温水器納入を巡り、業者から252万円を受け取ったとして、児玉一助役(57=当時)が収賄で逮捕・起訴される事件があった(06年に懲役2年、執行猶予4年)。逮捕時の児玉助役の評判は次のようなものだった。
「役人らしからぬ大胆な行動と発想を持つ人」
「公務員社会を知り尽くした人」
福井県高浜町の森山栄治元助役に通じるものがある。
役人出身ながら「役人らしからぬ」行動を取れるのは、副市町村長が政治任用だから。首長の指名と議会の同意を得て選任される。役所たたき上げの副市町村長は、時に首長の盾となり、時に役所組織の味方となる。多くは総務課長や収入役(会計管理者)など要職を経験しているため、役所のカネの流れから組織全般(ヒト)までを把握している。カネとヒトを一手に握れば強いのは当然だ。
「首長の黒子として動き、汚れ役にもなるのが副市町村長。裏方仕事をする中で権力を得ていく。首長や部課長と違って、議会でほとんど答弁することがなく、追及の“空白地帯”という不思議な存在でもあります」(地方自治ジャーナリスト・葉上太郎氏)
■入札などの選定委員会トップとして業者に睨み
副市町村長の重要な仕事は議会をスムーズに回すことだ。首長がじかに動いて失敗すれば後がないが、副市町村長なら首長に逃げ道を残せる。首長が出られない場所に出ていったり、例えば挨拶などの事前調整も担う。表舞台にしか関心を持たない首長だったりすれば、副市町村長は行政組織内で実質的なトップとなり、隠然たる力を付けることになる。
行政のシステムとして副市町村長が権限を持ちやすい側面もある。
「縦割り組織の役所の中で、副市町村長には、首長同等に全ての情報が集まる。その副市町村長が、入札などの業者選定委員会のトップを務めることが多く、自らの意向を反映させやすい。業者にも睨みが利く」(葉上太郎氏)
業者との癒着が生まれやすい土壌があるわけだ。 (つづく)
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— 白石草 (@hamemen) 2019年10月8日
【首長すら牛耳る助役 役所のドン】(中)
— KK (@Trapelus) 2019年10月8日
首長の黒子であり「汚れ役」
裏方仕事で権力増大
入札などの選定委員会トップとして業者に睨み
(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/fs9ZAa7HeD
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