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関電高浜原発贈収賄事件の中心人物だった森山元助役が果たしたかったのは、3.2億円で日本人エリートを手玉に取ることだったのか
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/3915975.html
2019年10月06日 新ベンチャー革命 2019年10月6日 No.2481
1.関電高浜原発贈収賄事件の中心人物だった故・森山氏の強引な贈賄行動は実に不可解 本ブログ前号(注1)にて、関電高浜原発贈収賄事件を取り上げました。 この事件は普通の贈収賄事件とは異質の事件のように見えます。 なぜなら、関電幹部にワイロを贈る側の森山氏(M氏)は、どうもカネ目当ての人間ではなさそうに見えるからです。 関電にとって、M氏は一種の恩人でもあるわけです、なぜなら、一般的には、地元住民から反対される原発を、関電が高浜町に建設できたのはM氏のおかげだったことは確かだからです。 したがって、関電が高浜原発関連工事の発注をM氏の息の掛かった会社に特命発注するくらいのことは、お茶の子さいさいだったはずです。 そして、M氏は、関電から工事を受注した会社から顧問料をもらえばよいのです。 実際、M氏は、関電高浜原発工事がらみで、3億円くらいの闇収入を得ていて、すでに、金沢国税局に把握されているようです。 ところが、M氏は、不可解にも、そのカネを強引に、関電幹部に戻そうとしたということです。 2.M氏は、関西地域で社会的地位の高い関電幹部をアゴで使うことに快感を覚えたのか 今回の贈収賄事件では、関電幹部の方から、M氏にワイロを要求したとは思えません、もし、発覚すれば、ワイロを受け取った関電幹部の人生がオジャンになるからです。 今回の事件では、M氏の方が一方的に、関電幹部のうち、高浜原発に関係している人間全員に、強引にワイロを押し付け、強引に受け取らせたと考えることができます。 その意味で、このような贈収賄事件は、過去に例を見ない不可解な事件だったと言えます。 それでは、関電幹部に強引にワイロを押し付けて、無理やり、受領させたM氏の意図は何だったのでしょうか。 ズバリ、関電幹部という、関西地域では一流企業のエリート集団を、意のままに動かす権力を手に入れたかったのではないでしょうか。そのためのコストは、今、分かっている範囲で、3.2億円だったのでしょう。 3.M氏が、関西のエリート日本人をアゴで使う権力を3.2億円で買ったとすれば、その動機は何なのか? 上記、M氏にとって、関電高浜原発がらみで、業者などから手に入れた3億円(判明した分のみ)を、自分のフトコロに入れることには、それほど執着はなかったのでしょう、なぜなら、彼はカネには困っていなかったからです。 彼が欲しかったのは、日本人エリートに対し、優越感を持つことだったのではないでしょうか。 ここで思い出されるのが、今の安倍氏とは真逆の反戦主義者だった野中氏(故人・元自民党幹事長)です。 野中氏の出身地域である関西は、今なお、差別が強い地域です(注2)。 自民党幹部にまで大出世した野中氏と、上記、M氏はどこかオーバーラップして見えます。 すでに故人となったM氏の、関電幹部への強引な贈賄行動における本音の動機を、われら日本国民はもう知ることはできませんが、この事件は、実に、根の深い事件であることは間違いないでしょう。 いずれにしても、この事件は根が深いので、今国会にて、野党は全力を挙げて、真相究明すべきです。 注1:本ブログNo.2480『関電高浜原発贈収賄事件の発覚で、なぜ、関電幹部は怯えているように見えるのか:われら国民が払う電気料金に含まれる「電源開発促進税」の使途不正だからか』2019年10月5日 http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/3902929.html 注2:J-CASTニュース“転機となった「裏切り」 野中広務さんの「政治と差別」”2018年1月26日 https://www.j-cast.com/2018/01/26319712.html?p=all |
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