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2019年 10月 02日
【テニス楽天OP(500)・・・錦織圭は肘の不調のため欠場。懸命にチケットをとった日本、アジアのファンはちょっとガッカリだったのだが。日本選手たちが1回戦で格上に次々と勝利して、ファンを喜ばせている。<中継見られなかったけど、mewも嬉しい。"^_^">
35歳ながら今季好調の133位・添田豪が37位のストルフ(独)に2−1で勝利。77位の西岡良仁は62位のソウザ(ポルトガル)に2−0で快勝。昨年からシングルスでも好調の136位の内山靖崇は、第4シードで23位のペール(仏)に2−0の圧勝。さらに127位のダニエル太郎が第2シード・コリッチ(クロアチア)に大接戦の末2−1で勝利と、何と4人も2回戦に進んだのである。(^^) <残念ながら126位の杉田祐一は、30位のチリッチに4−6,4−6で敗れてしまったのだが、1,2セットとも、ワンブレイクされただけ。ダブルスでは、昨年ストルフ(独)とのペアで優勝したマクラクラン勉が、今年はバンブリッジ(英)とのペアで出場したものの、1回戦で敗退した。>
2回戦でも、頑張ってくれるよう願っている。 o(^-^)o
尚、中国OP女子では、第4シードの大坂なおみが2回戦から登場。82位のペトコビッチに6−2,6−0で完勝し、調子がよさそう。ダブルスで青山・柴原組が2回戦に進出した。(・・)】
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まず、8月から愛知県で行なわれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」内の『表現の不自由展・その後』という企画展の話を。
この企画展には、慰安婦を想起させる少女像などが展示されていたため、ネトウヨなどからの抗議や脅迫の電話やFAXが殺到。たった3日間で、コーナーの公開が中止されることになった。(-"-)<関連記事・『ウヨ脅迫と政治圧力で、愛知の大イベントの展示会が中止に+萩生田発言への批判広がる』>
しかも、9月26日になって萩生田文科大臣が、文化庁が「あいちトリエンナーレ」に出す予定だった約7800万円の補助金を交付しないことを突然、発表した。(・o・)
萩生田大臣は、不交付の理由に関して、(今頃になって)申請手続きに問題があったとか、トンデモこじつけっぽい説明していたのだが。
安倍首相も萩生田大臣も、慰安婦問題を認めない歴史修正主義の超保守派ゆえ、実際は、展示内容を問題視したのではないかという見方が強い。(-"-)
でも、言うまでもなく、首相や閣僚の個人的な偏向した思想によって、文化振興の補助金をカットするなんて暴挙は許されるべきではあるまい!(`´)
<この不交付の決定の審査は、外部から意見長巣することなく、文化庁の内部だけで行なわれたとのこと。しかも、安倍内閣では毎度のことながら、審査の議事録は残っていないという。^^;(詳細はMore部分に)>
ただ、この補助金不交付には、愛知県の大村知事が納得せず、裁判所に提訴する構えを見せている。(・o・)
さらに、大村知事は、「電凸や脅迫によって中止に追い込むことができるという悪(あ)しき前例を作ることになり、好ましくない」として、企画展の実行委員会と協議。来週にも『表現の不自由展・その後』のコーナーを、展示内容を変えずに再開することで合意した。
愛知県側は、安全維持のために事前予約制の整理券方式を取り入れるなど4つの条件を提示。企画展の実行委員会側が受け入れたという。(・・)
また、愛知県は検証委員会で、ウヨによる電凸攻撃を録音した音声を公開。一時、それらを公式ツイッターでも公開していたのだが、「相当無神経な奴だ、お前たちは!」「そんなこと分からんのか、バカ野郎!」など、かなり荒い口調で恫喝するような音声だった。ただ、この音声の公開にも(誰の音声が特定できないのに)人権侵害だとのクレームが出ているという。^^;
今回の内閣改造で、mewが高市早苗氏の総務大臣再任とともに最も問題視しているのが、萩生田光一氏の文科大臣就任だ。
萩生田氏は、安倍首相のまさに弟分と呼ぶべき存在。以前から安倍氏と共に、日本会議や創生日本で活動している超保守思想の持ち主だ。
萩生田氏は、議員会館の部屋に教育勅語の額を掲げているとのこと。また慰安婦や南京大虐殺などを事実として認めない歴史修正学者で、歴史教科書の内容変更にも力を入れている。<また追々書くけど。>
そのように戦前志向の偏った思想を持っている人が、文科大臣を務めるほどおそろしいことはあるまい。(@@)
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その萩生田文科大臣が、9月26日、突然、外局の文化庁が採択を決めていた「あいちトリエンナーレ」への補助金約7800万円全額を交付しない方針を発表したのだ。(**)
しかも、補助金不交付の理由について、展示内容ではなくて「申請のあった内容通りの展示会が実現できていない」「申請の段階で会場混乱が予測できたのに、文化庁に報告しなかった」ことに問題があったと説明したのである。<わけわかんねぇ〜。(~_~;)>
『開催中の芸術祭「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」が展示中止になった問題で、文化庁は26日、決定していた約7800万円の補助金について不交付を決定した。
この決定について萩生田光一文科相は愛知県側が4月の段階で混乱を想定していたにも関わらず文化庁に伝えていなかったことなどを挙げ、「残念ながら文化庁に申請があった内容通りの展示会が実現できていない。また継続できていない部分があるので、これをもって補助金適正化法等を根拠に交付を見送った」とコメント、「今後も芸術展は色んな所でやると思う。申請通りに出して頂いて、それを実現して頂ければ補助金はきちんとお支払いすることになるので、検閲には当たらない。中身については、まったく文化庁は関与していない」とも述べた。
一方、あいちトリエンナーレ実行委員会の会長でもある愛知県の大村秀章知事は、文化庁から求められた手続きに不備はなく、4月から愛知県が混乱を想定し警備の相談をしていたというのは事実誤認であると反論。「こういう抽象的な事由で一方的に不交付が決定されるということについて、我々は承服できない」「裁判できっちりとただしていきたい」と怒りを露わにした。(Abema Times 19年9月27日)』
『萩生田大臣は『検閲にあたるのではないかとの質問には、「中身については文化庁は全く関与しておらず、検閲にはあたらない」と答え、官邸の指示があったかについては「私が就任してからはありません」と述べた。(朝日新聞19年9月26日)』
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大村知事は25日の会見で、展示会の再開への意欲を示しただけに、翌日の補助金不交付の発表に水を差された(水を浴びせられた?)感じも。
しかし、大村知事はこの決定に納得せず。国を提訴する意向を表明した。
『これについて大村知事は「抽象的な事由で一方的に不交付決定されることは承服できない」とした上で、憲法21条の表現の自由を侵害するとして、国を相手取り提訴する方針を明らかにしました。
大村愛知県知事:「正直言って寝耳に水で驚いた、ということでありまして。我々としては速やかに今回の決定については、正していかなければいけないという風に思いますので、法的措置を講じたい、裁判で争いたい」(東海テレビ19年9月26日)』
さらに、大村知事は「表現の不自由展」の実行委員会と協議。今月6〜8日に展示を再開することで合意を行なった。
『表現の不自由展 展示再開で和解が成立 10月6〜8日で協議へ
愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった問題で、不自由展実行委員会が展示再開を芸術祭の実行委に求めた仮処分の審尋が30日、名古屋地裁(片田信宏裁判長)であり、展示再開で和解が成立した。再開時期は10月6〜8日の方向で今後協議を進める。
審尋は非公開。不自由展実行委は、中止により「作家の思想信条の自由、表現の自由を侵害された」などとして、会期中の再開を求めて13日に仮処分を申し立てていた。27日の審尋で、不自由展実行委側は10月1日から元通りの形で展示を再開し、その後も県の検証委員会が指摘した「キュレーション(作品の取捨選択と展示構成)の改善」について協議するよう提案した。
芸術祭実行委会長の大村秀章知事は30日の審尋前に緊急記者会見し、展示内容は「基本的にはこれまで通り」と述べた上で、安全維持のため来場は事前予約制とし、整理券を発行する▽来場者を対象に学芸員などがエデュケーション(教育)プログラムを実施する――など、4条件を示して不自由展実行委と協議する姿勢を示していた。
芸術祭の会期は8月1日〜10月14日だが、不自由展は脅迫や抗議の電話が相次ぐなどし、開幕から3日で中止された。【川瀬慎一朗、竹田直人】(毎日新聞19年9月30日)』
『萩生田光一文部科学相は1日の記者会見で、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が再開されても、同芸術際への補助金を不交付とした文化庁の決定は変える必要はないとの認識を示した。
「(愛知県の)補助申請手続きに不適切な行為があったということで不交付を既に決めている。方針を変える予定はない」と述べた。不自由展の再開については「実行委員会の判断を尊重する」と述べた。(共同通信19年10月1日)』
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この補助金不交付の決定に関して、立憲の枝野代表は「どう考えても「中身が気にくわないからカネは出さない」と。そんなことを認めたら、萎縮効果が働く」と批判していたのだが。mewもその通りだと思う。(・・)
『立憲民主党・枝野幸男代表(発言録)
危機感を持っているのは、あいちトリエンナーレに対する文化庁の補助金の撤回。どう考えても「中身が気にくわないからカネは出さないよ」と。そんなことを認めたら、萎縮効果が働く。
自治体は補助金をもらえないと文化行事なんてできない。カネが出ないかもしれないリスクがあることはやりませんと、結果的にお上の都合が悪い行事はしないということに間違いなくつながる。
文化庁が自らやったのなら、文化庁の自殺行為じゃないですか。文化庁というのは、政治的な意見に左右されずに表現行為を守るのが仕事。その文化庁が表現を萎縮させるようなことを自分たちの判断で下したのだとしたら、文化庁は廃止した方がいいんじゃないですか。もう存在意義がなくなる。(29日、さいたま市内の講演で)(朝日新聞19年9月29日)』
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もしこのまま安倍内閣が続けば、超保守派または改憲派の気に入らない展示や言動に対して、政府サイドからも有形無形の圧力がかかったり、安倍シンパのウヨ市民からは電凸攻撃などがなされて、展示や言動が押さえつけられてしまうかも知れず。<萩生田氏は、改憲に積極的でない衆院議長を交代させろとか言ったこともあったもんね。^^;>
この件をもっと多くの国民に知って欲しいと思うし。日本の自由&民主主義の破壊を防ぐためにも、早く安倍内閣を終わらせなければと改めて思うmewなのだった。(@@)
THANKS
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