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進次郎環境相 海外メディアの質問に“6秒沈黙”は無策の証し
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262292
2019/09/25 日刊ゲンダイ
海外メディアからのツッコミに答えられず(C)共同通信社
「気候変動のような大きな問題に取り組むには楽しく、カッコ良く、セクシーであるべきだ」
国連の環境関連イベントで“セクシー”な気候変動対策をブチ上げて失笑を買った小泉進次郎環境相。発言の真意を問われても「どういう意味かと説明すること自体がセクシーじゃない」「やぼな説明はいらない」――とノラリクラリだったが、永田町では「“6秒間の沈黙”の方が大問題」とささやかれている。
進次郎氏は海外メディアとの会見で、記者から「環境省は脱石炭火力発電に向けてどう取り組むのか」と問われ「減らす」と回答。「どうやって?」と突っ込まれた途端、目を泳がせながら約6秒間沈黙してしまったのだ。
そして、何を答えるのかと思いきや、「私は先週、大臣になったばかりです。同僚や環境省の職員と話し合っている」と臆面もなく言い訳したのだから呆れてしまう。「日本政府は火力発電を減らす方針です」と苦し紛れに付け加えたものの、中身ゼロ。無能ぶりが海外デビューの場であらわになってしまった。
ある自民党中堅議員は進次郎氏の“6秒間の沈黙”について、こう解説する。
■父・純一郎が頭をよぎったか
「政府は『エネルギー基本計画』で、2030年度に電源構成のうち原発依存度を20〜22%にする方針です(16年度1・7%)。進次郎さんは質問に対して『CO2を排出しない電源エネルギーの比率を上げていく』と答えればよかったのですが、そうはいかなかったのでしょう。記者に『原発と再生エネルギーのどちらを重視するのか』と畳み掛けられる恐れがありますから。父親の純一郎元首相が明確に脱原発を掲げているので『原発』とは答えにくいし、政府が原発の比率を上げると打ち出している以上、『再エネ』とも言い切れない。だからこそ、沈黙せざるを得なかったのだと思います」
進次郎氏の頭の中で、父・純一郎の脱原発の“影”がチラついたのか、それとも、政府の方針に反するから何も言えなかったのか――。いずれにせよ、“6秒間の沈黙”は進次郎氏が無策であることの証左だろう。
「小泉大臣の魅力は発信力ですが、それは選挙演説の時に発揮されていた力です。選挙区のご当地ネタや候補者を褒めるのがうまくても、省のトップが政策について語ることができなければ、単なる勉強不足とのそしりを免れません。国会でも『大臣になって日が浅いので』という理屈を通すつもりでしょうか。勇み足の外交デビューだと言わざるを得ませんね」(政治ジャーナリストの角谷浩一氏)
父親を恐れ、閣内不一致を恐れるなら、環境大臣なんて受けるべきじゃなかった。
「セクシー発言」の直前、進次郎氏は「政治にはたくさん問題があって、時に退屈だ」と何げなく語っている。「退屈」だと思うなら、政治家だってさっさと辞めた方が“セクシー”じゃないか。
記者)具体策は?
— 小泉進次郎 ポエム担当大臣 (@nqvmgKgBnNP6uDX) 2019年9月25日
#ポエム#小泉進次郎 pic.twitter.com/Wa86fwtiWf
ニューヨーク、国連本部内会合にて
— 但馬問屋 (@wanpakuten) 2019年9月23日
Q.環境省は半年から1年かけて、化石燃料脱却へどのように取り組むのか?
小泉進次郎氏
「減らす」
Q.どうやって?
小泉進次郎氏
「…………。」「環境省にとどまらず、政府として減らそうと話し合っている」
うわぁ…😩
で、この後に「セクシー」発言か。 pic.twitter.com/n0jiqhQuMS
こういう答えしかできないということは具体案がないということでしょうね。もっと大胆に再生可能エネルギーを取り入れるとか地熱発電所を建設するとか、なぜ言えないのだろう?いままで考えたこともないからか?
— こうちゃん (@kozohys2002) 2019年9月23日
この沈黙。動画を流したTV局でも編集で短くした、何も言えない、文字通り、頭真っ白の空白の時間。無策というよりもバカの証しだろう。★【小泉進次郎】進次郎環境相 海外メディアの質問に“6秒沈黙”は無策の証し|日刊ゲンダイDIGITAL https://t.co/xv1Pp2KceY
— 日本国黄帝 (@nihon_koutei) 2019年9月25日
セクシー環境相 進次カ 「火力発電どう減らす?」【海外メディアの質問に6秒間沈黙のワケ】父・純一郎が頭をよぎったか 発言の真意を問われても「どういう意味かと説明すること自体がセクシーじゃない」「やぼな説明はいらない」──とノラリクラリだったが、永田町では...(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/PbcHFhAiAp
— KK (@Trapelus) 2019年9月25日
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