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なぜ朝5時59分から…嫌韓ニュースに情熱を傾けるのか 保守的・排他的思想の行く末
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262027
2019/09/19 日刊ゲンダイ
「NHKから国民を守る党」の立花孝志代表(C)日刊ゲンダイ
「N国・立花党首、韓国との断交も辞さない考え」(デイリースポーツ=9月13日付)
「NHKから国民を守る党」の立花孝志参院議員(52)を取材した記事が、Yahoo!ニュース(エンタメ)に掲載された。韓国に対し、「子どもが小銭を盗んでいるうちはまだいい。1万円札を財布から抜いている状態になって、子どもに財布を渡して買い物に行かせることができない状態になっている」と行き過ぎた比喩を使っている。敵対する関係にあるとはいえ、公人としては不用意な発言だろう。しかし、すぐさまコメント欄には「国交断絶、NHKスクランブル化。どちらも実現して欲しい」といった立花議員の意見を支持する書き込みが多数投稿された。
立花議員は「NHKスクランブル化」のワンイシューで当選したとみられているが、過去の発言などからも「生活保護世帯」などを排斥する傾向にあり、ネット右翼やそのシンパとはかなり親和性がある。
気になるのは、デイリースポーツ紙の記事がアップされた午前5時59分という時間帯だ。コメントを投稿したネット右翼の人たちは早朝から他者をおとしめることに時間を費やしていたことになる。そしてそれらの意見には、おそらく通勤や通学中にネット右翼を好意的に見るシンパによる1000単位の「グッドマーク」を押されているのだ。
一体なぜ右派的・排外的な彼らは朝からこれほど情熱を傾けるのか。
昼夜逆転の不規則な生活で、スマホを片時も手放せないニート的な人物像を想起してしまうが、「ネット右翼とは何か」(青弓社)の共著者である永吉希久子氏(東北大学大学院准教授)の分析によると、「低学歴」「低所得」「非正規雇用」との関連性は薄い。一方、ネット右翼は全体の2%に満たない希少種であり、それを好意的にとらえるシンパ(同書ではオンライン排外主義者と表現)は40代、50代がなりやすいとしている。また、階層帰属意識(上、中の上、中の下、下の上、下の下まで5段階で自己評価)では、「上」「下の下」と思う両極端の層がネット右翼の割合が高く、そのシンパ(オンライン排外主義者)は「下の下」「下の上」の割合が比較的高かったという。
社会的地位や収入が高いと思われる「上」の階層の人々が、生活保護者といった社会的弱者を「努力不足」と見下す発言をするのは何となくわかるが、あからさまに差別はしないまでも、「生活保護はズルイ」と思っている人に「下の下」「下の上」の層が多いのは特筆すべきだろう。
■経済的不遇の発露
大阪大学大学院の辻大介准教授は「経済的な不遇が保守的排外性の発露につながっていることを思わせる」としているが、就職氷河期などを経験し企業待遇や現在の状況に不満を持つ層が、自分より生活レベルの低い生活保護者を卑下したり、または「自分は我慢しているのに、韓国人はいつも文句ばかり言う」といった思考に陥りがちなのかもしれない。
「通常、社会的・経済的不遇の不満は自国政府に向かうはずですが、今の日本では嫌韓も含めて自分より下の不遇層を攻撃することによって留飲を下げたがる傾向にあります。私の周辺にもいますが、嫌韓はもはやエンタメの領域なのです」(ジャーナリスト・森鷹久氏)
そんな彼らの常套句が反日勢力だ。政府や社会に意見すれば、すぐに反日勢力とみなされる。 (つづく)
【保守的・排他的思想の行く末】なぜ朝5時59分から…嫌韓ニュースに情熱を傾けるのか https://t.co/APN9i0Qvuq #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) September 18, 2019
【保守的 排外的思想の行く末】A
— KK (@Trapelus) September 18, 2019
朝5時59分からなぜ嫌韓ニュースの情熱を傾けるのか
コメントを投稿したネット右翼の人たちは早朝から他者をおとしめることに時間を費やしていたことになる。そしてそれらの意見には、おそらく通勤や通学中にネット右翼を好意的に見るシンパによる...
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