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2019年 09月 11日
【全米テニス・車いす部門・・・女子シングルスでは、第2シードの上地結衣が決勝に進出したものの、第1シードのデフロート(蘭)に6−4,1−6,4−6で逆転負けしてしまい、2年ぶり3度目の優勝を逃した。(デフロートは今季GS4つを制覇。上地とは14勝14敗の戦績で、来年のGSやパラでも最大のライバルになりそうだ。(・・)
上地もいつの間にか25歳。体力的に大変な時もあると思うけど。新たに取り入れた速攻攻撃テニスに手応えを感じていたとのことなので(錦織くんと一緒ね)、東京パラで最高の力が出せるようにガンバ! o(^-^)o】
今日は、9.11ですね〜。(・・)
9.11というと、2001年のNYテロを思い出す人も多いのではないかと思うけど。mewの場合は、ついつい2005年の9.11「日本の民主政がぶっ壊された日」も思い出さずにはいられない。(ノ_-。)
そう2005年9月11日は、あの小泉首相(当時)が行なった郵政解散による「超劇場型総選挙」の投開票日だったのだ。_(。。)_
思えば、小泉純一郎氏は「自民党をぶっ壊す」と過激なアピールをして総裁選に当選。さらに郵政民営化を含め、「抵抗勢力をぶっ潰す」と豪語していたわけで。政治家が乱暴な言葉遣いを堂々とするようになったのは、この人の影響が大きいかも。<N国とかね。>
でも、mewは、よもや小泉自民党があの衆院選で、とんでもない戦法を用いて勝利するとは、しかも日本の民主政をぶっ壊してしまうとは、当初も思いもしていなかったのだ。(-"-)
だって、郵政民営化に賛成している国民なんて、2〜3割もいなかったのだ。<というか、国民の関心は薄く、郵政民営化が何なのかわかっている人も、あまりいなかった。^^;>
それこそ、自民党の議員の中にも、本当に全面的な民営化に賛成していた人はおそらく2〜3割もいなかったのだから。(~_~;)
* * * * *
ところが、小泉首相は強引に自民党内で法案を通して、国会に提出当初は衆参とも反対すると見られていたものの、裏工作により衆院で翻意する議員が続出して、ぎりぎりで可決。参院で反対多数と否決されたのに対して、何と小泉首相が衆院の解散に打って出たのである。(・o・)
この時点で、政界やメディアの大部分は(いわゆる政治評論家も)、小泉自民党が惨敗すると予想していた。そもそも国民が郵政民営化には興味がないし。しかも、一国の首相が、自分が作りたい法案を国会で否決されたから解散するなんていう、こんな非民主主義的な暴挙を国民が支持するわけはないと考えたからだ。(・・)
しかも、小泉首相は、「この選挙は郵政民営化に賛成か、反対か」を問う選挙だと主張。<マニフェストに色々書いてあるのに。>
民営化法案に反対する議員は公認せず。その選挙区には、刺客を送るという「劇場型」の戦略を用いて、それを面白がるメディアと国民(B層)の関心を買うことで大勝利をおさめ、民営化法案を成立させたのである。
<B層=具体的なことはよくわからないが、小泉純一郎のキャラクターを支持する層。小泉ブレーンの広告会社が分類し、このB層をターゲットに支持や票を集める戦略を考えたのよね。(-"-)>
そう。小泉純一郎氏は、単に「民主政をぶっ壊した」だけでなく、今、問題になっている「政治ポピュリズム」を拡大させた人でもある。(ーー)
見た目のいい人や目立つ人、話が面白いorうまい人が、強い言葉で威勢のいいことを言ったり、興味深い話をしたりして、ふだん、あまり政治に関心のない人を取り込んで。何かよくわからないけど、応援しちゃおうかなという思いを抱かせて、票を集めるというやり方だ。(-"-)
ちなみに、安倍晋三氏を含む日本会議系の超保守仲間は、ずっと小泉首相が唱える郵政民営化に強く反対していた。(・・)
しかし、党内では、小泉氏を出している森派の会長(森元首相)などがウラで動いていたようで、
安倍氏らの一部の議員は翻意して、賛成に回ることに。
結局、衆院では、自民党から反対37票・棄権14票と造反者が出たものの、賛成233票・反対228票という僅差で可決した。(-"-)
<この時、超保守派のドン・平沼赳夫氏らは、自民党の離党を覚悟しながら堂々と反対票を投じていて、mewは敵ながらアッパレと思った。・・・すごく印象的だったのは、安倍氏が本会議場のすみで、弟分の城内実氏に賛成に回るように説得していた姿がTVカメラに映されていたことだ。(でも、城内氏は森派で唯一、反対。刺客の片山さつき氏を送られて選挙に負けることに。12年に復党し、安倍内閣で副大臣などを任されている。^^;>
そして、小泉首相は、この郵政国会や解散で、小泉陣営について活動した安倍氏の姿勢を評価し、何の閣僚経験もないまだ51歳の安倍氏を内閣官房長官に抜擢。ポスト小泉候補に引き上げたのである。^^;
<安倍氏は、森派で「いずれ総理に」と期待されていたこともあり、森内閣、小泉内閣で内閣官房副長官に就任。その後、幹事長→幹事長代理(降格)、官房長官を務めたものの、一度もふつ〜の国務大臣(省庁系)などをやったことがない。>
* * * * *
安倍氏は2000年から副官房長官として官邸にはいり、森首相、小泉首相などのやり方をじっと見て来たわけだが。やはり05年の郵政総選挙のインパクトは強かった様子。
06年に初めて首相になった時には、うまく行かなかったが。07年に首相を退任した後、5年以上にわたり、色々と反省や研究を行なったそうで。もっと自分を前に出すことを、心がけるようになった。
実際、12年の総裁選や衆院選では、以前より強い言葉で自己主張したり、敵対する相手を強く批判したりするようになったのがわかった。何と、今では、「悪夢の民主党政権」なんて言い方までする、トンデモない首相になっている。(-"-)
もう一つ、安倍首相が二次政権になって、自分らしさを発揮するようになったのが人事のやり方だ。(・・)
安倍氏は、派閥や待機組の意向は、あまり重んじることはせず。ともかく、絶対的に自分の味方になって、何があっても支えてくれる人を重視することに。
特に安倍内閣の要となる菅官房長官と麻生副総理は、12年末以来、7年間、替えずにいる。(++)
さらに、お友達内閣と呼ばれても、気にせず。自分が会長を務める超保守議連「創生日本」の役員を中心に、日本会議系の超保守議員を優遇。そして、その残りを、メディアの目を引くような女などの人材に当てている。^^;
安倍首相は、今日9月11日に、第4次の内閣改造&党人事を行なうとのこと。
官邸があえてリークしているのか、何だか最近、情報がダダ漏れで、もう全ての閣僚や党役員の名が出揃っている感じなのだけど。
<三原じゅん子ちゃんの名が、消えちゃったのだけど。身体検査とかスキャンダル検査に引っかかっちゃったのかしらん?^^;>
安倍首相は、これが最後の内閣改造になる可能性もあるだけに、今回は、思い切って、創生日本の超保守仲間を使うことにしたようにも見える。
特に、このブログに何度も名前を出て来たような、安倍首相の盟友、側近、弟分・妹分などは、何かしらの閣僚や党要職の候補に名が挙がっている。
これは2012年夏のものなので、やや古い資料なのだけど。「創生日本」の役員の名を、アップしておこう。(・・)
<ちなみに、麻生副総理もメンバーのひとり。萩生田光一氏もメンバーなのだが、この時は、落選中だったので役員に選ばれていない。^^;12年時のメンバーを*1にアップしとく。13年に40人ぐらい増えたという記事を読んだ。>
『創生日本 役員
会長 安倍晋三
会長代行中曽根弘文
会長代理長勢甚遠、山本有二、古屋圭司
副会長鴨下一郎、菅義偉、塩崎恭久、下村博文、岩屋毅、高市早苗、世耕弘成
幹事長衛藤晟一
副幹事長新藤義孝、高木毅、梶山弘志、西村康稔、江藤拓、古川禎久、山本一太、有村治子、
山谷えり子
事務局長加藤勝信
事務局長代理稲田朋美
事務局次長徳田毅、城内実、岡田直樹、西田昌司、義家弘介、丸川珠代
最高顧問平沼赳夫 (wikipediaより)』
* * * * *
もう既に、閣僚や党要職についている人も多いのだけど。今回は、オールスターっぽい人選になりそうな感じが。
安倍首相は、彼らと共に、日本の戦後体制&現憲法を壊して、明治〜戦前のような日本の政治体制を作り、アジアで一番、世界のTOP国になるべく、富国強兵策を進めたいと考えていて。近時は、改憲実現のため、TVやネットなどを活用して、新たに国民を取り込む戦略を実行し始めているのようなのだけど。
どうか今度は、国民がB層戦略のようなものに引っかかることなく、しっかりと「安倍政権&改憲にNO!」を突きつけて欲しいと切に願っているmewなのだった。(@@)
THANKS
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