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「論功」で茂木外相? 垂れ流し内閣改造情報は眉ツバだ(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/19/senkyo265/msg/318.html
投稿者 赤かぶ 日時 2019 年 9 月 06 日 22:10:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 




「論功」で茂木外相? 垂れ流し内閣改造情報は眉ツバだ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261442
2019/09/06 日刊ゲンダイ 文字起こし


(C)日刊ゲンダイ

 キャッチフレーズは「安定と挑戦の布陣」――。3日の自民党役員会で安倍首相が11日に内閣改造と党役員人事を実施すると表明した途端、大新聞に人事情報があふれ出した。

「二階、岸田氏続投へ 政権の骨格維持」

「外相は茂木氏有力」

 5日の1面には、こんな大見出しが躍った。

 その理由を新聞は次のように書く。

<首相は二階氏について7月の参院選を勝利に導いた手腕を評価。岸田氏も続投させることで党運営の安定を重視した>

<改憲を目指す首相は二階氏について「自民党で最も政治的技術を持った人」と評価しており、党内外に対する調整力に期待し、続投を決めた>

<首相は日米の新たな貿易協定を巡る交渉で原則合意にこぎ着けた茂木氏の手腕を評価している>

 権力中枢からの“垂れ流し”情報だから、新聞はまんまと政権のプロパガンダに利用されている。

 経済再生相の茂木が外相に有力となったのは、日米貿易交渉の“論功行賞”だということのようだが、米国離脱前のTPP時に合意していた普通車25年後、大型車30年後という気の遠くなるような関税撤廃でさえ反故にされ、日本側が失うだけの交渉だったのに、どうして「手腕を評価」などできるのか。中国に蹴られて余ったトウモロコシの買い取りまで押し込まれた末に、“ご褒美”なんて冗談にもほどがある。

 そんな茂木は自分で「オレが外相だ」と言いふらし、外務省も大臣付の官僚に「厳しい指示を出す茂木氏に耐えうる人物」を人選中とか。永田町も霞が関も国民不在で浮足立っている。

政治記者は“広報マン”なのか

 失笑なのが、二階幹事長の続投が当たり前のように「安定」と解説されていることである。健康面を不安視される80歳の高齢者だ。2016年の幹事長就任からもう3年以上経過している。

 二階は真っ先に「安倍3選」でゴマをすり、今年7月の参院選直後には「安倍4選」まで口にして、暗に幹事長留任を“要求”した。党のカネを握り、変幻自在の鵺のような“政治屋”である。交代が当然だし、「自民党には他に人材がいないのか」と書くのがまっとうな記事じゃないのか。

 二階とセットで続投する見通しの岸田政調会長は、安倍にひれ伏す人畜無害がその理由だろう。麻生財務相と菅官房長官も留任だから、結局、内閣も党役員も最重要ポストは代わらず、「まだあの顔を見せられ続けるのか」と辟易している国民は少なくないはずだ。

 大新聞は、麻生と菅が留任することについても、「安倍が『総仕上げ』と意気込む改憲に向け安定」などと説くが、何だ、それ。開いた口が塞がらない。

 麻生は内閣改造を待たずに辞任や更迭されてもおかしくなかった大臣だ。森友問題で財務省が公文書改ざんに手を染める前代未聞の不祥事を引き起こしたのに自分は一切責任を取らず、「子どもを産まない方が問題だ」など失言も枚挙にいとまがない。どうして新聞は、「続投なんてあり得ない」と書かないのか。

 政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。

「首相官邸や自民党の派閥を担当していると、記者というより“広報マン”になってしまうのでしょう。国民が何を望んでいるのか、適材適所の人事とはどういうものか、などという判断には全く立っていないのです。7年弱の安倍政権でずっと財務相の麻生さんは、安倍首相ともども、国民生活を貧しくさせた張本人ですよ。千葉に住んでいるので、先日、久しぶりに九十九里に行ったら、すっかりシャッター街でした。地方の疲弊は著しい。そんな中、永田町だけが相変わらずで、そのとばっちりを国民が引き受けさせられている。新聞を賑わせる自民党人事や政局記事はそうした現実から乖離しています」


27回も会談して成果なし(C)共同通信社

亡国改造で内政外交の不都合な現実を隠蔽

 麻生と菅以外の閣僚のほとんどが交代する見通しだとして「大幅改造になる可能性」なんて解説も出ているが、首相含め「骨格」が変わらないのだから、国民にとっては今までと同じ酷い政治が続くだけだ。官邸恐怖政治の安倍政権では、骨格以外の大臣なんて誰がなろうが大差ない。

 政治評論家の野上忠興氏が言う。

「安倍首相は口では『安定と挑戦の布陣』なんて言っていますが、いつまで経っても同じ顔ぶれなのは、それだけ自民党に人材がいないということ。本来は、人事を通じて人を育て、組織の体質強化を図るものです。ところが安倍さんは7年も総理総裁に就き、これまで8回も組閣人事をやっているのに、主要ポストを代えないから人材が育っていないのです。そして、安倍首相が菅、麻生、二階の3氏を代えないのは、閣外に出したり、幹事長を外したりして反旗を翻されるのを恐れているから。当初、交代させる予定だった二階幹事長が結局、続投になったのが象徴的です。安倍首相の言う『安定』とは『怖さ』の裏返しなのです」

「私が最高権力者だ」と言ってはばからない安倍にとって、自分より能力の高い人物は邪魔で目障りなだけの存在。菅や麻生を閣内に残し続けるのも、二階と岸田を党三役で取り込み続けるのも、ライバル潰しが目的だろう。

私利私欲まみれ

 ちょうど派閥は研修会真っ盛り。派閥の領袖たちは“安倍詣で”をして自派の「待機組」の入閣の要望を出した。領袖にすれば、要望が通らなければ自分の求心力低下に直結し、一方の安倍は、要望を反映させるのかどうか、自身への忠誠心を測っている。

 茂木の外相就任が有力視されてきたことで、河野外相の閣外放出が確実視されている。河野が所属する麻生派は、「(河野には)党務や閥務の経験を積ませるべき」と交代を容認しているらしいが、派内に待機組が9人もいるから「河野の代わりに別の議員を入閣させろ」ということなのだろう。

 しょせん、私利私欲にまみれた「お友だち内閣」だから改造は茶番の極み。安倍にとって「安定」とは、自分が「寝首をかかれない」という意味であり、国民生活の安定では決してないのである。

 新聞の飛ばし報道は、大本営発表。真っ赤な嘘で塗り固められている。

 野党が早期の国会召集や閉会中審査を要請中だ。10月の消費増税や年金財源を巡る国民不安に応えるためだが、代わり映えしないくせに仰々しい亡国改造は、今すぐにでも議論が必要な問題を隠す毎度の目くらましだ。法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)も呆れてこう言う。

「外交もメチャクチャです。日ロ首脳会談が5日行われましたが、何の進展もなく、27回も会談しても一切成果が出ていない。ロシアにいいように利用され、北方開発の経済協力だけさせられている状況です。成果がなくても予想された通りだからと、メディアが問題視しないこともいかがなものかと思います。米中貿易摩擦の中で来月には消費増税が実施される。ところが、このまま突き進んだら日本経済は大変なことになるのに、安倍首相は内政外交の不都合な現実を隠したいので、改造内閣の骨格を維持することで『大変じゃない』と国民に印象付けようとしているのですからふざけています。だいたい二階幹事長も麻生財務相も、75歳すぎて続投していることに疑問を覚えます。政府は75歳を過ぎた人に運転免許証の返納を促している。自動車運転の判断能力が低下している人が、国の運転をしたら危ないでしょう。政府はダブルスタンダードじゃないですか」

 安倍を辞めさせない限り、この国の政治の劣化は底なし沼だ。







 


 

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コメント
1. 赤かぶ[29235] kNSCqYLU 2019年9月06日 22:11:34 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[19303] 報告


2. 赤かぶ[29236] kNSCqYLU 2019年9月06日 22:12:23 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[19304] 報告


3. 赤かぶ[29238] kNSCqYLU 2019年9月06日 22:18:47 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[19306] 報告


4. 赤かぶ[29239] kNSCqYLU 2019年9月06日 22:19:28 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[19307] 報告


5. 赤かぶ[29240] kNSCqYLU 2019年9月06日 22:20:16 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[19308] 報告


6. 赤かぶ[29241] kNSCqYLU 2019年9月06日 22:20:47 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[19309] 報告


7. 赤かぶ[29242] kNSCqYLU 2019年9月06日 22:24:07 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[19310] 報告

首相、党内安定を最優先 岸田氏・二階氏、続投へ 自民役員人事
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14167086.html
2019年9月6日05時00分 朝日新聞

 安倍晋三首相(自民党総裁)は、11日の内閣改造・党役員人事で、二階俊博幹事長と岸田文雄政調会長を続投させる方向となった。「岸田幹事長」も選択肢だったが、党内の不安定化を招くとみて回避。競争に敗れた形の岸田氏が、傷を負わないよう重要ポストに残す。柱を維持したため、「安定」が際立つ状況になっている。

 最大の焦点だった幹事長ポストは、二階氏の留任で事実上決着した。約3年間にわたり、選挙と、党の人事と資金の動きを仕切ってきた重鎮を容易に動かせなかった。

 二階氏も自らの派閥も、最優先は幹事長ポストの維持だった。二階氏は周囲に「俺は選挙に負けていない。代えたら党内がガタガタするだろうな」と高齢などを理由にした党内の交代論を牽制(けんせい)。あえて派閥からの入閣も求めず、首相側にメッセージを送った。

 菅義偉官房長官も、「党内でこれだけ何も問題がないなんて、ありがたい」と手腕を評価し、連携を深める二階氏の留任を強く後押ししていた。岸田氏の影響力が増すことへの警戒もあったからだ。留任について、党内には早くも「二階―菅ラインの勝利」と分析する声も出ている。

 一方で、懸案となるのが、岸田氏の処遇だった。首相は当選同期で気心が知れた岸田氏を「ポスト安倍」候補として重用してきた。岸田氏も、首相の2021年9月の総裁任期満了を見据えて、首相から政権を譲り受ける「禅譲」をめざしているとされ、政権を支えてきた。さらに存在感を高めるためには、幹事長ポストは理想的だった。

 党関係者によると、岸田氏は首相に幹事長就任への意欲を伝えていた。同時に、仮に「昇格」が実現しなかった場合の政調会長留任も希望していたという。首相としても自らが退いた場合の後任として、影響力を及ぼせる岸田氏というカードは残しておきたいところ。政策責任者という重責を担わせることで、「ポスト安倍」候補としての足場を残した形だ。

 今回の内閣改造・党役員人事で、首相は「安定と挑戦の布陣」を掲げる。党では2本の柱を残し、安定を優先した。菅氏に近い中堅議員は「安定と安定と少し挑戦、という感じだ」と解説した。

 首相は6日午後にロシアから帰国し、人事の本格的な検討に入る。ある党幹部は「挑戦の布陣は、閣僚を大幅に変えることで打ち出すしかない」。(明楽麻子、安倍龍太郎)




8. 赤かぶ[29243] kNSCqYLU 2019年9月06日 22:35:25 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[19311] 報告


9. 赤かぶ[29244] kNSCqYLU 2019年9月06日 22:41:07 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[19312] 報告

外相に茂木氏起用、河野氏を交代 内閣改造で首相調整
https://digital.asahi.com/articles/ASM963CMVM96UTFK002.html
2019年9月6日11時25分 朝日新聞

 安倍晋三首相は、11日の内閣改造で外相に茂木敏充経済再生相を起用する方向で調整に入った。悪化する日韓関係や、米イランの対立で緊張が高まる中東情勢、相次ぐミサイル発射の一方で拉致問題に進展がみられない北朝鮮問題など、課題が山積する外交の打開をめざす。

 茂木氏は経済再生相として日米貿易交渉を担い、閣僚級協議を重ねて8月の日米首脳会談での大枠合意に導いた。首相はこうした手腕を高く評価した。

 茂木氏は自民党第3派閥の竹下派(平成研究会)の会長代行。昨秋の党総裁選では、同派の参院側が首相の対立候補となった石破茂・元幹事長支持を打ち出す中、首相に近い茂木氏らが巻き返し、衆院側の多数を首相支持でまとめたことも評価されたとみられる。

 1993年に当時の日本新党から初当選。その後自民党に移り当選9回。第2次安倍政権では発足当初の経済産業相を務め、その後も党選挙対策委員長、政調会長を歴任するなど要職を務めてきた。

 交代となる河野太郎外相は2017年8月に就任。外国への訪問をハイペースで重ね、これまで77カ国・地域を訪れた。外相会談や国際会議などで通訳を介さずに得意の英語を駆使するなど、独自色を強調した。海外出張をしやすくするため外相専用機の導入を要求したり、国会開会中にも外国訪問しやすくするよう国会改革を求めたりして、物議を醸すこともあった。

 韓国の康京和(カンギョンファ)外相と良好な関係を築いてきたが、今年8月、外相会談の翌日に韓国が軍事情報包括保護協定(GSOMIA(ジーソミア))の破棄を表明。ロシアとの平和条約交渉では責任者に任命されたが、交渉は進展しなかった。

 岸田文雄前外相は4年半にわたり外相を務めたが、安倍政権では官邸主導で外交を進めてきており「外相が交代しても外交の継続性には問題ない」(官邸幹部)との声が出ていた。










10. 赤かぶ[29245] kNSCqYLU 2019年9月06日 22:43:56 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[19313] 報告


11. 赤かぶ[29246] kNSCqYLU 2019年9月06日 22:45:16 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[19314] 報告

茂木氏の外相起用調整、日米貿易交渉の手腕を評価か
https://digital.asahi.com/articles/ASM96517DM96UTFK00S.html
2019年9月6日19時46分 朝日新聞

 安倍晋三首相(自民党総裁)は6日、ロシア・ウラジオストクから帰国。11日の内閣改造・党役員人事へ人選を本格化させ、外相に茂木敏充経済再生相を充てる方向で調整に入った。外交・安全保障の司令塔である国家安全保障局(NSS)の谷内(やち)正太郎局長も今回の改造に合わせて退任。後任には北村滋内閣情報官が起用される方向だ。

 茂木氏は1993年、当時の日本新党から初当選した。自民党に移り、当選9回。第2次安倍政権では経済産業相や党政調会長など要職を歴任した。自民党竹下派(平成研究会)の会長代行を務める。

 茂木氏は経済再生相として日米貿易交渉を担い、8月の日米首脳会談での大枠合意に導いた。昨年の党総裁選では竹下派の参院側が石破茂・元幹事長支持を打ち出す中、茂木氏らが巻き返し、衆院側の多数を首相支持でとりまとめた。首相はこうした手腕を評価したとみられる。

 外交では、1965年の国交正常化以降、最悪と言われる日韓関係、北方領土問題を含む日ロ平和条約交渉など課題が山積している。茂木氏は、厳しい環境の中で手腕が試されることになりそうだ。

 一方、河野太郎氏は2017年8月に外相に就任した。英語が堪能で、通訳を介さず他国の外相と話す場面も多く、積極的に海外を訪問し、会談を重ねた。ツイッターでも当意即妙な受け答えで人気を集めた。

 将来の首相候補の一人に数えられ、同じ神奈川県選出の菅義偉官房長官も河野氏を評価していた。

 ただ、記者会見で日ロ交渉の質問を無視したり、新元号を決める4月1日の全閣僚会議と臨時閣議を欠席しようとしたりして、批判を浴びることが少なくなかった。最近は菅氏との距離も指摘されていた。

 谷内氏は第1次安倍内閣の外務次官を務め、第2次安倍内閣ではNSSの初代局長に就任した。北村氏は警察庁出身で、11年12月から現職。警察庁出身者が外交・安保の要職に就くのは異例だが、首相側近の起用で官邸主導をいっそう強める狙いがあるとみられる。ただ、外交手腕は未知数だ。




12. 2019年9月06日 23:50:01 : ptML7rH7vc : bm4yNkdxdXpvVHc=[1] 報告
人事の情報をいち早く伝える事だけが、新聞記者とやらの唯一の仕事らしい・・・

酷い国だ。(−−〆)

13. 赤かぶ[29293] kNSCqYLU 2019年9月07日 02:41:24 : 48FW7XOL3U : ODEvY0JSVUxLeU0=[19361] 報告

石井国交相交代へ 後任は赤羽氏 加藤、甘利氏を要職起用
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190906/k00/00m/010/338000c
毎日新聞 2019年9月7日 02時00分(最終更新 9月7日 02時00分)


閣議に向かう石井啓一国土交通相=首相官邸で2019年9月6日午前9時57分、川田雅浩撮影

 公明党は11日の内閣改造で、同党の石井啓一国土交通相を交代させる方針を固めた。後任には赤羽一嘉衆院経済産業委員長を充てる見通しとなっている。また安倍晋三首相(自民党総裁)は、加藤勝信総務会長と甘利明選対委員長を、引き続き党の要職か閣僚で起用する検討をしている。

 石井氏は2015年10月に国交相で初入閣し、在任期間が3年11カ月と公明党の歴代閣僚で最長になっている。党内では「党務に当たらせるべきだ」と交代論が強まっていた。赤羽氏は1993年に初当選。副経産相や党政調会長代理などを歴任し、現在8期目。

 山口那津男代表が6日、出張先のロシアから帰国した安倍首相と首相官邸で会談し、公明党としての人事案を伝えた。首相も容認する見通しだ。石井氏の後任には当初、石田祝稔政調会長が有力視されていたが、留任が固まった自民党の岸田文雄政調会長との関係維持に加え、国交相が所管するカジノを含む統合型リゾート(IR)に石田氏が慎重な考えを示していたことも踏まえたとみられる。

 加藤氏は12年12月に発足した第2次安倍内閣以降、官房副長官、1億総活躍担当相、厚生労働相など要職を歴任してきた。加藤氏の岳父・六月元農相が、首相の父・晋太郎元幹事長の側近だった縁もあり、個人的に首相と親しい。複数の自民党関係者によると、首相は、加藤氏を岸田氏とともに「ポスト安倍」候補の一人として処遇したい意向とされる。

 甘利氏も第2次内閣発足時から経済再生担当相として安倍政権の経済政策「アベノミクス」の司令塔を担った。16年1月に秘書の金銭授受疑惑で閣僚を辞任したが、今年7月の参院選では選対委員長として勝利に尽力した。引き続き党の要職で起用されるとみられる。

 また、世耕弘成経産相については、「韓国への輸出規制を巡る問題を抱える中で交代は難しい」(官邸幹部)との見方がある。ただ、参院自民党内には世耕氏の参院幹事長就任を期待する声が強く、調整が続いている。世耕氏が経産相に留任する場合は、参院幹事長に岡田直樹参院幹事長代行を起用する案が有力となっている。【村尾哲、佐藤慶】




14. 2019年9月07日 20:41:16 : YlFawM0pAs : NzQ4bkNkQzJPREU=[80] 報告
警察に 揉み消しさせる 事故多発

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