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改憲前から危険な兆候!警察権力が取り締まりを強化!
https://85280384.at.webry.info/201909/article_4.html
2019年09月01日 半歩前へ 演説にヤジで市民排除…警察強権化の背後に“安倍政権のヒムラー”の影と題して日刊ゲンダイが鋭い記事を書いた。 安倍晋三になって、戦前回帰が急速に進んでいる気がする。公安の「特高」が復活する出ではないか。 特に気になるのは日本人が「貝」になったことだ。どうでもいいことにはすぐ反応するが、肝心なことには口をつぐむようになった。 フェイスブックを見てもわかる通り「観客席」に座る。民主主義を守るために命を懸けて頑張っている香港人を応援しようと呼びかけてもほとんど「反応なし」だ。 ************************************** 日刊ゲンダイがこう言った。 「(演説会場で)大声を出すことは権利として保障されているとは言えないのではないか」。埼玉県知事選で応援演説中の柴山文科相に対し、ヤジを飛ばした慶大生が県警に取り押さえられた問題。柴山文科相は会見で、警察対応に問題はなかった――との見方を示したが、とんでもない。ちょっと大声を出しただけで警察権力が一般市民をふん縛るなんて、戦前・戦中の特高警察さながらの世の中に逆戻りだ。 ◇ ◇ ◇ 問題は、同様の“事件”が最近、全国各地で頻繁に起きていることだ。参院選でも、北海道札幌市や滋賀県大津市で、それぞれ応援演説中の安倍首相にヤジを飛ばした市民らが警官に排除された。 「最近の警察組織が強権的になったといわれている背景に、1月に警察庁警備局長に就いた大石吉彦の存在がささやかれています。大石は第2次安倍政権の発足と同時に警備課長から首相秘書官となり、安倍首相と食事やゴルフを重ねてきた。 森友問題では、2015年9月に安倍首相が国会途中に大阪に出張した“謎の行動”が注目されましたが、この時、同行していたのが大石で、佐川元国税庁長官が国会答弁した時も背後にピタリとへばりついて答弁をチェックしていた」(司法ジャーナリスト) 警備、公安、外事を担当する警備局は警察組織でもエリートコース。任務は海外の諜報機関への防諜や破防法に指定されている団体の監視、カルト集団の動向調査など多岐にわたるが、近年は沖縄の米軍普天間基地の名護市辺野古移設の反対住民を弾圧するなど、過剰な警備行動が問題化。 岐阜県大垣市の風力発電所建設をめぐっては、県警大垣署の警備課長らが電力会社の子会社に反対住民の個人情報を漏らす事件も発生している。 つまり、警察の警備畑といえば、これまでも治安維持や諜報活動の名のもとに“暴走”する傾向にあったが、それが大石警備局長体制後は大っぴらになってきたと言っていい。 「1月の警備局長交代をめぐっては、大石よりも採用年次が上の人物が本命視されていたのですが、現場経験の乏しい大石さんが、安倍政権の覚えめでたく局長になった。 これに恩義を感じたか?大石は警備課を警備運用部へ格上げして体制を増員。国民の思想信条の自由や表現の自由、集会の自由などを“取り締まる”姿勢を強化した」(前出の司法ジャーナリスト) まるで狂気のヒトラー政権を支えたナチス・ドイツの“親衛隊”さながら。 安倍政権には「官邸のアイヒマン」と呼ばれる警察庁出身の北村滋内閣情報官や、「宣伝相ゲッベルス」と呼ばれる菅官房長官がいるが、大石はゲシュタポ(秘密国家警察)長官のヒムラーといったところだろう。警察の全権を握り、忠実にユダヤ人への迫害を実行していった冷酷非情な男だ。 安倍首相の取り巻きにはホント、ロクな連中がいない。
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