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"所得税や法人税を30年ほど前の水準に戻せば、十数兆円の増収が見込める。非現実的ともいえない。れいわ旋風は、税とは何か、誰が負担すべきか、を考え直すきっかけを与えてくれた。与野党は消費増税への賛否を超えて、活発な税制論議にすぐに取りかかっていただきたい。"https://t.co/BYOpcxMhl4
— 福地慶太郎(朝日新聞記者) (@kei_fukuchi) 2019年8月7日
おいおいあの原真人編集委員が「山本案も一考に値すると思う」なんて書いてるで。 / (多事奏論)消費税廃止 山本太郎案から考える 原真人:朝日新聞デジタル https://t.co/ZhUP4nRvdS
— 三河人@いくじなし (@mikawa_1964) 2019年8月6日
(多事奏論)消費税廃止 山本太郎案から考える 原真人
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14130354.html
2019年8月7日05時00分 朝日新聞
盛り上がりに欠けた参院選にあって、まだまだ小さいが無視できない旋風。れいわ新選組の山本太郎代表がおこした風だ。
掲げた公約は最低賃金の大幅引き上げ、奨学金の徳政令など。米大統領選の有力候補としてブームをおこした民主党左派のバーニー・サンダース氏の主張を思わせる。
その山本氏が選挙戦で最も強く訴えたのが「消費税廃止」だった。
いわく「消費税は皆さんの生活の底上げにほとんど使われず、金持ちや大企業への大減税に多くが使われている」。
消費税廃止――。本当にやるなら20兆円超の財源の穴があく。山本氏は聴衆に「所得税や法人税を(1989年の)消費税導入前に戻せばいい。大企業や金持ちへの課税強化で、おつりがくる」と訴えた。
おつりはともかく、たしかに所得税や法人税を30年ほど前の税収ピークのころの水準に戻せば、十数兆円の増収が見込める。非現実的な選択肢ともいえないだろう。
私は消費増税が必要という立場である。日本の国内総生産に占める政府の債務残高比率は230%超。国際通貨基金の調査対象188カ国のなかで最悪だ。この財政危機を乗りこえるには安定した消費税の増税が現実的だと思う。その考えに変わりない。ただ、山本案も一考に値すると思う。
大企業は空前の好業績をあげながら賃上げを渋ってきた。法人税をいくら下げても工場の海外移転は止まらない。政府と日本銀行は株価をつり上げるのに熱心で、資産家ばかりが潤っている。現状をみれば、誰からもっと税を取るべきか明らかだろう。
ただし確認しておきたいことがある。消費者にとって消費増税は望ましくなくて、法人増税の方がありがたいのか。本当に?
消費税導入の経緯をふりかえろう。
87年、中曽根政権が打ち出した「売上税」構想は自民党の有力支持層である全国の事業者たちの大反対にあい、あえなく頓挫した。新税創設の悲願を引き継いだ竹下政権は、自民党税調や大蔵省(現財務省)主税局と知恵をしぼり、税の名を変えることにする。「事業者から取る税」でなく、「消費者に負担してもらう税」だと強調し事業者たちの理解を得ようとしたのだ。
それでも反対の声はあった。政府は「消費者に確実に税を転嫁させる努力をする」と説得し、なんとか導入にこぎつけた。
それが消費税の悲劇のはじまりだった。事業者を説得する方便としてのネーミングが、消費者には「我々が取られる税」という印象を強めてしまった。いまや消費増税は国民にもっとも不人気な政策である。
考えてみれば、消費税を税務署に納めるのは消費者ではない。あくまで事業者だ。もうかっても赤字でも、売上高を基準に税額が決まる外形標準課税。消費税はそんな特徴がある法人税の一種ともいえる。
ふつう事業者は税負担が増せば、その分だけ税込み価格を引き上げようとする。それが消費税だろうと法人税だろうと。
消費者の感覚は違う。コンビニで100円のおにぎりを買うとき、レシートに記載される8円の消費税は意識しても、100円に反映される法人税のことは考えない。
創設のためだった「消費税」の看板が、いま逆に財務省を苦しめている。「負担増」を意味するその名に、多くの国民がアレルギー反応を示すようになったからだ。
いま消費税廃止のために法人税を大増税したとしても、朝三暮四(目先の差にとらわれて結果が同じになるのを理解しないこと)ていどの話にすぎないかもしれない。それでも、「借金をたれ流せばいい」という無責任論よりはるかにまともな提案だ。
れいわ旋風は、税とは何か、誰が負担すべきか、という根本論を考え直すきっかけを与えてくれた。与野党は消費増税への賛否を超えて、多角的で、活発な税制論議にすぐに取りかかっていただきたい。
(編集委員)
面白い記事。そもそも消費税が導入されるとき「大型間接税」って言われていたけれど、感覚的には直接税になってるってのは確かにある。 / (多事奏論)消費税廃止 山本太郎案から考える 原真人:朝日新聞デジタル https://t.co/0LNk4bHKPl
— なんだこれは (@LEVEL_300) 2019年8月7日
大企業は空前の好業績をあげながら賃上げを渋ってきた。法人税をいくら下げても工場の海外移転は止まらない。政府と日本銀行は株価をつり上げるのに熱心で、資産家ばかりが潤っている。現状をみれば、誰からもっと税を取るべきか明らかだろう。https://t.co/uSOgUP7XRw
— 京香 (@shionekiku) 2019年8月7日
原真人さんが、消費税を廃止しても所得税、法人税を消費税導入前(30年前)の水準に戻せば十数兆円の増収が見込めるから「非現実的な選択肢とも言えない」と言っている。旧民主系の議員の皆さん。原真人さんが「活発な税制論議」を期待してますよ。#消費減税 #消費税廃止https://t.co/HSxwNrdt73
— 清輝 (@mujinsaidoyu) 2019年8月7日
『おつりはともかく、たしかに所得税や法人税を30年ほど前の税収ピークのころの水準に戻せば、十数兆円の増収が見込める。非現実的な選択肢ともいえないだろう。』
— おのっち(小野 忠昭) (@ono_tadaaki) 2019年8月7日
(多事奏論)消費税廃止 山本太郎案から考える 原真人:朝日新聞デジタル https://t.co/Wx8bRfK5HZ
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