http://www.asyura2.com/19/senkyo263/msg/567.html
Tweet |
ALS患者の舩後氏当選で 議事堂が迫られる改修と慣習の刷新
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258878
2019/07/24 日刊ゲンダイ 比例区の特別枠で当選した「れいわ新撰組」の舩後靖彦氏/(C)日刊ゲンダイ 「受け入れ態勢は大丈夫?」と心配している人もいるだろう。参院選で当選した「れいわ新選組」の舩後靖彦氏(61)のことだ。難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)で全身が麻痺している重度障害者である。 国会の本会議場や委員会室は議員しか入れないといわれる。また、議事堂は古い建物なのでエレベーターが狭いとされる。舩後氏の議員活動に支障は出ないのか。参議院に問い合わせると、「介助者が議場に入ることを制限する規則はありません」との答えだった。 「今後は議院運営委員会の理事会が協議し、承認されれば介助者が議場に同伴することになります。投票の押しボタンを第三者が押した事例は知りませんが、障害のある議員が記名投票を他者に委託するのは珍しくありません。事務局の職員が代わりに投票します。議事堂の内部にはそれなりの数のエレベーターがあり、横幅173センチ×奥行き168センチと余裕がある。議員会館は190センチ×155センチです。議事堂内はスロープや階段昇降機も多数設置されています」(広報課の担当者) 本会議場の議員席は事務的に割り振りするのが通例だが、舩後氏には出入りしやすい席が割り当てられるのではないかという。人工呼吸器のために電源が必要な事態も考えられるものの、議場にはコンセントはない。万一のために工事が必要になりそうだ 介助者が議事堂に出入りするためには秘書などが持つ「国会記章」が必要になる。舩後氏の場合はプロの介護士などに記章が割り当てられる可能性もある。 「議員会館と議事堂、参議院分館の3カ所は地下通路でつながっており、高低差のある場所は緩やかなスロープになっています」(前出の担当者) ただし不安な面もある。元衆院議員で政治学者の横山北斗氏はこう指摘する。 「議事堂は1936年完成の古い建物だから、廊下はあまり広くない。混雑することもあるので、車いすの舩後さんは大丈夫でしょうか。床のカーペットはハイヒールの女性が歩くのに苦労するほどフカフカだから、車いすのタイヤがめり込むかもしれません。本会議の終了後、地下通路に降りるエレベーターは大物議員が優先。若手議員は遠慮して階段を使います。新人議員の舩後さんが長らく待たされるのではないかと心配です」 内部構造と議員の慣習をどう改めるのか。興味津々だ。
|
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK263掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK263掲示板 次へ 前へ
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。