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7月 18, 2019 日々雑感(My impressions daily)
日本国民に深刻な放射能被爆健康被害をもたらしている「福一原発事故」は2005年3月11日に安倍一次政権時代の安倍首相は「総電源停止時にはどうなるか」という質問で議論されていた。当時の安倍首相は「総電源停止はあり得ない」と明確に答弁している。
なぜ質問の趣旨に鑑みて、原発の総点検をしなかったのだろうか。そして一次安倍政権の安倍氏は原発の40年耐用年数を20年間延長して60年にしている。これも「長寿命化」改良を加えたから大丈夫だ、と妙な答弁をしている。
安倍氏の大嘘は根拠のない答弁で、見事に福一原発を総電源停止に陥らせ、そして溶解した核燃料が暴走することで水が水素分解して爆発する惨事を招いた。安倍氏の「総電源停止はあり得ない」という嘘が福島を中心とする「被爆国日本」を創出してしまった。
いうまでもなく、非常発電機を原子発電所の地下に設置したことから津波により水没して使い物にならなかったのに起因している。だからディーゼル発電機を設置しているから大丈夫だ、というのなら発電機が稼働できるかどうかまで検証しておくべきだった。
さらに、安倍氏は福一原発に関して重大な嘘を吐いている。彼は原発放射能拡散事故直後に「原発をすべて停止し、廃炉へ向けて検討する」と発言している。しかしその後各地の原発を再稼働しているのは周知の事実だ。
安倍氏は嘘を平気で吐く。あるいは嘘を吐いているという自覚すらないのかも知れない。それは健忘症というよりも痴呆の一種だろう。到底一国の首相が務まる状態ではない。
安倍氏は国民の命よりも企業利益を優先し、核兵器製造に必要なプルトニュウムを大量に確保していないと不安なようだ。原発稼働の動機は恐らく原発稼働によって出来るプルトニュウムが目的なのだろう。だから平気で政府は「原発は廉価な電力の発電装置だ」と大嘘を言うのだ。マスメディアも電力会社や原発に関連する大企業がスポンサーだから政府・大企業の広報機関にならざるを得ない。そうした公報複合体によって日本国民は騙されてきた。安倍氏の大嘘の片棒を担いできたのは間違いなくマスメディアだ。
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