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朝日新聞デジタル 2019年7月14日15時00分
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190712004954_commL.jpg
古舘寛治さん(事務所提供)
芸能人が政治に絡む発言をすると、ハレーションが起きる――。SNS上では見慣れた光景だ。大河ドラマ「いだてん」の可児徳役で知られる俳優の古舘寛治さんもその一人。最近になってツイッターでの政権批判のツイートが度々注目を集めているのだ。古舘さん自身、「仕事を干される」覚悟で発言しているという。俳優生命をかけなければならない理由とは。
――参院選まっただ中ですが、最近、政権批判のツイートをするたびに、多くの人にリツイートされるなど、注目を集めていますね
今回の参議院選挙、自民党が憲法改正を公約の一つに掲げているでしょ。党の改憲草案を見たけれど、とにかく国民一人一人の権利を弱め、全体主義を強める内容で恐ろしいと僕は感じた。言いたいことが言えない社会になるのが嫌なので、21日の投開票日まで必死になって発言しています。
――政治に関する発言は最近になってからですか?
いいえ。2011年の東日本大震災の少し前に、ツイッターやフェイスブックを始めたんですが、その頃からつぶやいていました。(中東や北アフリカで独裁的な政権を崩壊させた)「アラブの春」でSNSが大きな役割を果たしたことに衝撃を受け、興味を持ったんです。最近でも、沖縄・辺野古での新基地の建設強行に憤りを感じ、反対を訴えるツイートをするなど、コンスタントにつぶやいています。
――では、ここにきてなぜ注目されたのでしょうか
そんな僕のツイートを批判してきた人に向けて、7月2日にこうつぶやいたからでしょう。
「『政治のことなんか触れず、いだてんの宣伝だけしとけ』ってのがまた来た……(中略)……私一俳優ではありますが、一有権者でもあるんで、一つの存在に閉じ込めるのはやめてください」
本来は仕事の話と、政治の話は……こちらは有料会員限定記事です。残り:1324文字/全文:2048文字
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- ファシズムは楽しい? 集団行動の危険な魅力を考える (時事オピニオン) 肝話窮題 2019/7/14 17:44:04
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