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朝日新聞デジタル 2019年7月1日06時00分
説明責任を果たさない行政府に、行政監視の役割を放棄する立法府。安倍晋三首相は「安定した政治」と胸を張るが、政治の機能不全が目につく。4日に公示される参院選で、主権者はなにを問うべきなのか。長谷部恭男・早稲田大教授(憲法)と杉田敦・法政大教授(政治理論)に語り合ってもらった。(構成 編集委員・高橋純子)
■政府・与党総がかりで問題にフタ
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杉田敦・法政大教授 26日に閉会した通常国会では、予算委員会の開催日数が過去10年間で最少でした。参院では、野党は国会規則に基づき、3分の1以上の委員による「開会要求書」も出しましたが、与党は拒否した。2年前、憲法53条に基づき臨時国会の召集を野党が要求した時も、安倍内閣は無視して衆院を解散した「前科」がある。立憲主義に反するふるまいが常態化しています。
長谷部恭男・早稲田大教授 参院選を控え、政権のイメージを悪くしたくない。ゆえに論戦は極力避けるし、金融相は「老後資金2千万円不足」を指摘した報告書を受け取らない。政府・与党総がかりで問題にフタをし、それを「政治の安定」と言ってはばからない。まともな大人のやることとは思えません。政治家が、自分たちは社会のお手本、ロールモデルなのだという規範意識を失ってしまっている。選挙に勝てばそれでいいと。制度の劣化ならば修復も可能ですが、人の劣化、政治家の規範意識の崩壊は、国家の崩壊を招来しかねません。
杉田 政治家が選挙を通じて主…
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https://www.asahi.com/articles/ASM6X52ZVM6XULZU00P.html?iref=comtop_list_pol_t
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