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6月 26, 2019 日々雑感(My impressions daily)
<陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備を巡り、防衛省が5月に秋田県などに示した調査報告書に、新たな間違いが2カ所あったことがわかった。防衛省は転記ミスが原因としている。
誤りがあったのは、配備先周辺の電子機器への影響を調べるために、電波の強度を示す「電力束密度」という数値を示した部分。配備候補地である陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)の南側付近の地点を示す数値は、地図上で1平方センチあたり「0・0083ミリワット」と記されていたが、同じページ内の表では「0・0038ミリワット」となっていた。地図上の数値が正しく、表に転記する際に誤ったという。また、複数ページの表に記された演習場北側地点の数値「0・0483ミリワット」が、一部ページで「0・0438ミリワット」と誤記されていた>(以上「朝日新聞」より引用)
防衛省は正直に「米国の防衛のために防衛省が働くのは嫌だ」となぜ言わないのだろうか。彼らは日本の本土防衛にイージス・アショアが役に立たないことは百も承知のはずだ。北朝鮮から出来るだけ近くの海上でミサイル発射を探知するイージス艦の方が日本の防衛に役立つのは「地球が丸い」ことから明らかだ。
ただ米国の最前線のレーダーサイトがあるハワイとグアムを北朝鮮のミサイル攻撃から守るには秋田と山口にイージス・アショアがあればそれぞれの最前線レーダーサイトの防衛に有効だ。それだけの理由で建設しようとしているのはバレバレではないか。
だから防衛省はやる気がない。国土地理院から詳細な戦略地図情報をもらわないで、グーグルアースの地図情報で建設地の説明図を作成した。だからレーダー電磁波の数値も転記ミスをしたりするのだ。すべては「やる気のなさ」に起因している。
イージス艦から探知のために出力されるレーダー波は電子レンジの電磁波と同じものだ。だからイージス艦でレーダーか同時には乗組員は甲板に出ることを固く禁じられている。イージス・アショアから出力されるレーダー波はイージス艦のものと比べて桁違いに強力なものだ。それが付近住民の健康に害のないはずがない。
無害だというのなら、防衛省はイージス・アショアと北朝鮮の直線上の民間住宅地の前にレーダー波遮蔽壁として職員住宅を建てるべきだ。イージス・アショアに勤務する職員や交代要員はイージス・アショアの近くにいる方が緊急時の即応体制としても良いだろう。
現状で防衛省が職員住宅を何処に建てる計画なのか、明らかにすべきだ。それがイージス・アショア基地から遠隔地だとしたら、その理由も明らかにすべきだ。
安倍自公政権は「イージス・アショアは米国からの要請で計画したものだ」と正直に説明すべきだ。そして米国のための施設に日本国民の税と日本国民を従事させるわけにはいかない、とイージス・アショア建設計画を撤回すべきだ。
一体いつまで日本国民を騙して、日本政府は米国の乾分に甘んじているつもりだろうか。そうした隷米政治に国民の税を投入すべきではない。本当に「日米安保条約」は日本の国土と国民を護る条約なのか、トコトン検証すべきではないか。
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