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2019年 06月 20日
19日には、1年ぶりに党首討論が行なわれたのだが。案の定、実につまらない&意味のないものだった。(-_-;)
多くの人が関心を抱いたのは、維新の片山虎之助代表があえて「不信任案が出たら、解散をするのか?」という質問したところぐらいかも。<これに対して、安倍首相が「アタマの片隅にもない」と答えたのだが、片山氏は「アタマの片隅にはあるかな。解散と為替はうそをついていい」と返していた。^^;>
あと国民党の玉木雄一郎代表が、「付箋をつけておいたので読んで下さい」と安倍首相に麻生大臣が受け取らなかった金融庁の報告書を差し出したのも、ちょっとウケてたかも知れれない。<安倍首相には「読みました」とつっ返されちゃったけど。(~_~;)>
本当なら、年金以外の政策に関しても、もっと質問、討論をして欲しいところなのだが。それができないのである。(-"-)
そもそも45分という党首討論の時間が短過ぎると思うのだが。(月1回ぐらい開くならまだしも、安倍政権のように年1回ペースでしか開かない場合は尚更に。>
昨日のように、野党4党の党首が質問すると、それぞれの持ち時間は、立憲20分、国民14分、共産と維新が5分30秒ずつと、さらに短い時間になってしまうため、一つのテーマも議論が深まらないし、他のテーマを持ち出す余裕がないのだ。_(。。)_
党首が代わるたびに、枕の部分で時間がとられるし。<昨日の場合は新潟震災へのお見舞いの言葉などもあって。安倍首相がこれもまた長々と話したし。>
これは安倍首相の得意な戦法とも言えるのだけど。国会の答弁と同様、きかれたことはスル〜して、まともに答えず。きかれていないことを長々と説明したり、数字をアレコレ挙げて(民主党政権と比べて?)自慢したり・・・。無駄に話している時間が多すぎて、会話のキャッチボールや討論にならないのである。(-"-)
<せめて全体で45分ではなくて、野党党首の質問を45分にして欲しいな!(**)
それに毎月1回開くって決まっていれば、今月は立憲がメイン、来月は国民がメインとか代わりばんこに時間を長くすることも可能かも。(++)>
* * * * *
前も書いたように思うけど。日本の党首討論の制度は、イギリスの「クエスチョンタイム」からヒントを得て作られたものだ。
これは毎週水曜日午後の30分間、野党党首や議員が首相に色々な質問して、国政に対する政府の考えをきく(&国民に伝える)システムなのだが。毎週1回、行なうのであれば、30分でも十分かも知れない。(・・)
日本も99年に始まった時には、毎週行なったことがあるらしいが、正直なところ、記憶にない。^^;
何か小泉首相の頃は、会期中、月に1回ぐらいやっていたような気がするけど。<民主党の菅代表とのやり合いは面白かった。>その後はどんどん回数が減ってしまうことに。
しかも、安倍首相(二次政権)になってから、近時だと17年はゼロ、18年に2回、19年は今回が初めてという感じで、もうすっかり形骸化しているのである。(ーー゛)
<安倍首相は昨年、「党首討論の歴史的な使命は終わった」と言っていたのだが。キミがその使命を終わらそうとしているんだよ!(`´)>
・・・というわけで、ここ何年か党首討論が行なわれるたびに書いているかも知れないのだけど。 これは与野党問わず、国会&国会議員全体の問題として、国民に対してきちんと国政の重要な課題を知ってもらうためにも、党首討論のあり方を検討して欲しいと思う。<今のような状態では、恥ずかしくて、とても日本は民主主義の国とは言えないよ。(ノ_-。)>
あ、これもくだらない話だけど。この場面もウケていたかも・・・。
朝日新聞に、安倍首相が「金融庁は大バカ者だな。こんなことを書いて」と激怒したという記事が出たそうで。国民党の玉木代表がその件を質問したのだ。^^;
『同日午後の党首討論で、国民民主党の玉木雄一郎代表は、朝日新聞の報道を話題にあげた。この報道が事実かを問われ、安倍首相は、以下のように答弁した。
「私は滅多に激怒しない人間として、自由民主党では理解されているわけでありまして。温和に円満に生きているつもりであります。大切なことは、国民に誤解を与えない、そういう資料をつくることではないかと」
「大バカ者」と言ったかどうかについては明言していないが、「私は滅多に激怒しない」に「えー!」というヤジや笑い声もあがった。(Buzzfeed Japan19年6月19日)』
* * * * *
『「骨太の論戦」にほど遠い党首討論、失われる意義
45分間を4野党が分け合った党首討論は細切れとなり、議論は深まらなかった。安倍晋三首相への追及と首相の答弁を短時間に繰り返す姿は、党首同士が政権をかけて骨太の論戦を展開するという期待された姿とほど遠い。党首討論は存在意義を失いかけている。
立憲民主党の枝野幸男代表は「老後資産2千万円」問題に特化して質問した。首相が「民主党政権時代の約10倍、(年金積立金の)運用益が出ている」などと答えると、枝野氏はいらだちを見せた。
「縷々(るる)お話をいただいたが、私の問いかけに正面から答えていない」「全く答えをスルーされた」
他の党首も、通常の委員会審議のように質問を続け、丁々発止の討論とは言い難い場面が目立った。政権を狙うなら避けて通れない外交や安全保障の議論は皆無だった。
最大の原因は野党の多弱化にある。持ち時間は、立憲民主20分、国民民主14分、共産と維新が5分半ずつ−と細分化された。首相と枝野氏のやりとりは4往復で終わった。
党首討論の本来の趣旨は、二大政党の党首による政権交代をかけた論戦のはずだ。ただ、平成24年に旧民主党が政権から転落したのを機に野党は離合集散を繰り返し、特に旧民進党が事実上分裂した29年以降は、各党がまとまった時間を確保することも難しくなった。
党首討論が意義を取り戻すには、月1回開催する与野党合意が守られていない問題も含め、制度の見直しが急務だ。(田中一世)(産経新聞19年6月19日)』
『議論かみ合わず「全く答えをスルーされた」
党首討論の野党側には、立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の玉木雄一郎代表、共産党の志位和夫委員長、日本維新の会の片山氏が登場。それぞれ20分、14分、5分30秒、5分30秒が割り当てられた。
枝野氏は、「低年金であっても資産がなくても、万一のときに一定の医療や介護が受けられる安心」の重要性を強調しながら「総合合算制度」の導入を訴えたが、安倍氏は安倍政権で正社員が増えて保険料収入や税収が増えたことを説明。議論がかみ合うことはなく、枝野氏は
「全く答えをスルーされた。(総合合算制度は)いっとき導入の方向で話が進んでいたものが、軽減税率の財源にするために、実施されないという流れになったことは付記しておきたい」
と憤懣やるかたない様子だった。
玉木氏は、年金制度の持続性を疑問視しながら、「どういう年金の姿になっているのか、正直に語る政治」の重要性を訴え、
「国民民主党としても、家計第一の経済政策をしっかり掲げて、子育てや家賃補助、こういったことをきめ細かく対応していく」
などと話したところで時間切れに。志位氏は、高額所得者層の保険料の上限を引き上げ、高額所得者への給付の伸びを抑制する仕組みを導入すれば、限られた保険料の範囲で年金の給付水準を自動的に調整する「マクロ経済スライド」を撤廃できると主張。安倍氏は「ちゃんと計算しなければ、その数字は明らかではない」などと財源を疑問視した上で「ばかげた案」だと突き放した。
野党の敵は「ゆ党」?
最後に登場した片山氏が口にしたのが衆院解散の話題だ。野党による問責決議案や不信任決議案をきっかけに解散する可能性について、安倍氏は「頭の片隅にもない」などと否定。
報告書をめぐる政府の対応については、
「受け取ったらいいじゃないですか?受け取ったら困るんですか?あるいは直したらいい」
と苦言を呈した。
この時点で時間切れだったが、片山氏は野党についても
「もう時間がありませんが、申し上げますがね、年金についてね、野党も非難するだけじゃダメなんですよ。具体の提案をしないと。具体の建設的な論議をしないと、そりゃダメなんですよ。我々は検討してますから、みんなで議論すべきだと思います」
などと非難。「そうだ!」という声とヤジが交錯し、議場は騒然となった。与党でもなく野党でもない「ゆ党」としての立ち位置を改めて鮮明にしたと言えそうだ。(J-CASTニュース編集部 工藤博司 19年6月19日)』
実はmewも、片山代表の言うように、年金や医療、介護などの社会保障制度のあり方については、政権与党がその場しのぎで決めるのではなくて、主権者たる大事な国民のために、与野党が一緒になって協議して決めて欲しいと願っている。(・・)
よく保守二大政党制を目指している人たちは、安保政策は政権が代わっても同じでなくてはいけないと主張しているのだが。(mewはそう思わないけど。)
国民の一生の生活にとって重大な社会保障の制度こそ、政権が代わっても、安定して信頼し得るものでなくてはいけないわけで。消費税の有効な使い方なども含めて与野党の協議が必要なのではないかと思うmewなのだった。(@@)
THANKS
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