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2019年 06月 16日
【JRAで、とんでもない事態が起きてしまった。(@@)
JRAは、禁止薬物「テオブロミン」が含まれているエサを食べた可能性があるとして15日と16日に東京、阪神、函館の3つの競馬場で出走予定だった出走予定だった競走馬156頭の出走を取り消した。業者が決められた検査を受けないまま、厩舎にエサ(にいれる栄養剤)を販売していたらしい。(-"-)<しかも、実は昨年12月から販売していたとか。でも、上位馬のドーピング検査では禁止薬物は検出されていないんだって。^^;>
何分にも、156頭ですからね〜。1レースに何頭も出走取消があったりして。今日の重賞・函館スプリントなんて、13頭中6頭が取消なんだよ!(゚Д゚)
<やっぱ実績のある馬の方がエサもいいのか。何か若い馬、1勝クラスは取り消しがほとんどなくて、上位の馬の方が取消が多い感じが。気のせい?(・・)>
この取り消しのニュースは15日の朝に出たので、前夜から予想していた人は、かなり怒ったりガッカリしていた様子。もちろん馬券の売り上げも落ちるし。馬主だって厩舎だって騎手その他だって困るし。大問題だ。(`´)<尚、飼料の業者は三菱商事の100%子会社。ただ、販売していたのは、JRAファシリティーズなるJRAの関連会社で。調教師たちは、JRA関係なので安心して買っていたという記事も載っていた。>
さらに、地方競馬でも、帯広競馬(15日3頭、16日2頭)、金沢競馬(16日20頭)で、同じ栄養剤を使っていた馬は出走取消になってしまったとのこと。本当に大迷惑だ!(**)>
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昨日の『安倍、米とイランとの仲介役に失敗&イラン近くで、日本タンカーに武力攻撃を受け、状況悪化』のつづきを・・・。
安倍首相は、12〜14日にイランを訪問し、ロウハニ大統領や最高指導者のハメネイ師と会談を行なった。
イランは今、核開発問題で米国と一触即発の状態にあるため、安倍首相は自分が仲介役を務めて、外交手腕のあるところを国内外に示そうとしたのであるが。ロウハニ大統領やハメネイ師は、米国に対してさらなる敵意を示すばかりで、対立緩和の役目は果たせず。(~_~;)
安倍首相はトランプ大統領から、イランにスパイ容疑で拘束されている米国人の解放に関する話も依頼されたようなのだが。米政府の反応を見る限り、この話もいい方向には進まなかった可能性が大きい。(-"-)
しかも、安倍首相がイラン滞在中の13日正午頃、イランの南側にあるオマーン湾で日本のタンカーなど2隻が武力攻撃を受けることに。米政府は早速、イランが攻撃したと発表したのに対し、イランが強く反発しており、2国の関係はますます悪化している。_(。。)_
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安倍首相は帰国してトランプ大統領と電話会談を行った後、記者団に対して「トランプ大統領から、わたしのイラン訪問、そして働きかけに対して、謝意の表明がございました」と自画自賛っぽいアピールをしていたのだが。
トランプ大統領はツイッターで、「安倍首相にはとても感謝している」とは記したものの、「取引はまだ早すぎると感じている」と仲介がうまく行かなかったことを示唆。
さらに、米国の新聞は、安倍首相のことを「中東和平における初心者プレーヤーが痛みを伴う教訓を得た」と記して、安倍首相の外交手腕が評価に値しないことを揶揄していたりして。(゚Д゚)
米国はおそらくイランがタンカー攻撃を行なった(or関与した)という主張を曲げることはないと思うのだが。もし安倍首相が、(いつものように?)簡単に米国の意見に従ってしまうとなれば、外交上、2国の仲介役には適さないことを自ら認めるようなものだし。
今後の安倍内閣がどのような対応をとるのか、注意深くウォッチする必要がありそうだ。(-_-)
まずは、米紙ウォールストリート・ジャーナルに関する記事を。
『米紙「安倍氏は初心者」と報道 タンカー攻撃、痛い教訓得た
【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは14日、安倍晋三首相のイラン訪問中に日本のタンカーが攻撃を受けたことに絡み「中東和平における初心者プレーヤーが痛みを伴う教訓を得た」との見出しで報じた。トランプ米大統領が今回の訪問に謝意を示す一方、米国内に日本の中東外交への冷ややかな見方があることを示したと言える。
同紙は、タンカー攻撃で緊張が高まる中東情勢を踏まえ「日本の指導者による41年ぶりの訪問を終え、米国とイランの対立関係は以前より不安定になった」と論評。「米イランの橋渡し」を目指した訪問と紹介したが、訪問の成果に関する言及はなかった。(共同通信19年6月15日)』
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そして、タンカー攻撃に関する米国とイラン、国連の主張に関する記事を。
『中東のホルムズ海峡付近で船舶2隻が攻撃を受けた事件は、関係者の説明から発生当時の様子が徐々に明らかになってきた。ただ、事件の責任をめぐり米国とイランの主張は真っ向から対立し、真相究明には時間がかかりそうだ。
◇船員証言「飛来物見た」
攻撃を受けたケミカルタンカー「KOKUKA(コクカ) COURAGEOUS(カレイジャス)」。運航していた東京都千代田区の海運会社「国華(こくか)産業」は14日、攻撃について「飛来物を見た」と証言した船員がいると明かした。
同社によると、攻撃は2度あった。最初は日本時間13日正午ごろ、砲弾のようなものが右舷後部に着弾。外板を貫いて機関室に到達した。艦橋では船員が後方も含めて監視していたというが、不審船の接近などの事前情報は把握されていなかったという。衝撃による火花が発電機の燃料に着火したとみられ、機関室内で火災が発生した。
乗船していたのはフィリピン人21人。互いの無事を確認した後、備え付けられた消火設備を動かして火を消し止め、船の損傷状況などを調べていた。(中略)
堅田社長はタンカーに日章旗などは付けられていなかったとし、「よほど精査しないと日本(の会社が運航する船)だと分からない。日本だから狙われたとは考えていない」と話した。(毎日新聞19年6月14日)』
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『米政府が「イランに責任がある」(ポンペオ国務長官)との判断に至った理由として@情報機関が集めた情報A使用された兵器B攻撃に必要な専門技術Cイランには過去にも似たような攻撃例があることD財政的にも能力的にもこの地域でイランの支援なしで高度な攻撃を遂行できる組織がないこと――の五つを挙げた。証拠は示していない。
米中央軍が公開した映像には、国華産業運航のタンカーにイランの革命防衛隊の小型船が横付けし、不発だった「リムペット・マイン」(磁石などで船体に吸着させる爆弾)を外そうとしている――とする様子が映っている。ただ、映像は白黒で鮮明ではなく、何をしているかは判然としない。米紙ニューヨーク・タイムズによると、米海軍のP8哨戒機が上空から撮影したものという。
トランプ大統領は14日、米FOXニュースに電話で出演し、「イランがやった。小型船(の映像)を見れば分かるだろ」と語った。さらにリムペット・マインを取り除いたとの説明に関し、「証拠を残したくなかったのだ。やったのは彼らだ」と強調した。
政権内では、対イラン強硬派のポンペオ氏とボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が圧力路線の先頭に立つ。対話に前向きだったトランプ氏もイランとの取引を「時期尚早」と表明し、緊張緩和に向けた道筋は一切見えなくなった。議会からは「イラクが大量破壊兵器を持つ」という不正確な情報で開戦に踏み切ったイラク戦争と比較し懸念する声も出ている。(同上)』
『ペルシャ湾を管轄する米海軍第5艦隊はミサイル駆逐艦をオマーン湾に派遣した。
これに対し、イラン側は関与を全面否定している。ザリフ外相は14日、「米国は事実に基づいた証拠なしにイランを批判している」とツイッターに投稿。イラン政府のラビイー報道官は13日、「(事件から)誰が利益を得るのか、注意して判断すべきだ。だまされてはいけない」とイランメディアに語った。
今回のタンカー攻撃は、安倍晋三首相が日本の首相として41年ぶりにイランを訪問し、米国との緊張緩和のために最高指導者ハメネイ師と初めて会談する直前に起きた。ポンペオ氏は「イランは日本のタンカーを攻撃し、船員の命を脅かすことで日本を侮辱した」と強く非難した。
トランプ大統領は13日、安倍首相がハメネイ師と会談したことについて、ツイッターの投稿で「とても感謝している」と謝意を示した。その上で「イランと取引をすることは時期尚早と感じる。彼らは準備ができていないし、我々もだ!」と強調。米国がめざす新たな核合意に向けた交渉は当面困難との認識を示した。(ワシントン=渡辺丘、テヘラン=杉崎慎弥)(朝日新聞19年6月14日)』
『国連のグテレス事務総長は14日の記者会見で、攻撃について、「真実と責任の所在を明らかにする必要がある」とした上で、「独立した団体による調査が必要だ」と述べ、第三者による調査の必要性を訴えた。米国とイランの主張が真っ向から食い違うことを受けた提案だ。グテレス氏は、米国が公開した映像については、「映像は見ていないし、説明も受けていない。メディアで目にしただけだ」と話した。(読売新聞19年6月15日)』
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『日本政府は事態の変化に困惑している。安倍晋三首相は14日夜、トランプ米大統領と約30分間電話で協議し、自身のイラン訪問と、タンカー攻撃について意見交換した。首相は協議で「いかなる者が攻撃したにせよ、船舶を危険にさらす行動を断固非難する」と述べた。ただ、日本政府は米国とは一線を画し、攻撃者をなお断定していない。河野太郎外相も記者会見で「情報収集している。現実に何が起きたか、どう対応していくかを見極めたい」と述べるにとどめた。
仮に米国の主張通りイランによる攻撃であれば、中東の緊張緩和を促そうとした首相のイラン訪問の意義が揺らぎかねない。攻撃は首相のイラン訪問中に起きており、首相の面目も潰れる事態となる。政府は慎重に分析を続ける構えだ。
首相は電話協議でトランプ氏に対し、イランでロウハニ大統領、ハメネイ師と12〜13日に会談し、米国との対話を促したことも説明した。トランプ氏は「働きかけに感謝する」と応じたという。
首相は会談後、記者団に「緊張緩和に向けた道のりには大変な困難が伴うが、地域の平和と安定のために国際社会と緊密に連携したい。日本としてできうる限りの役割、努力を重ねたい」と強調した。
外務省幹部は「タンカー襲撃のような事態があるから首相が訪問した。イラン側も高く評価しており、有意義だった」と強調する。ただ、仮にイランによる攻撃として米国に同調すれば、事件への関与を否定しているイランとの友好関係は揺らぎ、「仲介外交」を続けるのが難しくなる。
政府内には「最悪のタイミングでの事件だった」との戸惑いが広がる。野党からは「訪問は失敗だったのではないか」との声も漏れる。共産党の笠井亮政策委員長は記者会見で「日本が核合意を守れと言うべき相手は(イランでなく)、一方的に離脱した米国だ。トランプ大統領の肩を持っても、仲介にならない」と指摘した。【小山由宇】(毎日新聞19年6月15日)』
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個人的には、米国とイラン戦争は何とか回避して欲しいと思うし。そのために日本の政府なり誰かなりが役に立てるなら、うまく仲介にはいって、対立を緩和してくれればいいと願っているのだけど。
ただ、今回のイランの件も含め、日本のメディアや野党は、安倍首相の外交力が乏しくて頼りにならないことをきちんと国民に伝えて欲しいと思うmewなのだった。(@@)
THANKS
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